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筑波大学附属病院

大学病院

筑波大学附属病院

つくばだいがくふぞくびょういん

筑波大学附属病院初期臨床研修プログラム

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更新日:2024/04/15

ヘリポート

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2023年度時点)

    332名

  • 初期研修医(2024年度時点)

    139名

    卒後1年次 75名

    卒後2年次 64名

  • 給与

    卒後1年次(月給/年収)
    月給 300,000円/年収 3,600,000円

    卒後2年次(月給/年収)
    月給 300,000円/年収 3,600,000円

    詳細はこちら

  • 当直回数

    1年次 2回/月
    2年次 2回/月

    当直明け休みを2021年より制度化

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    随時

  • 採用予定人数

    80名

  • 昨年度の受験者数

    236名

  • 試験日程

    2024年8月7日(水)、19日(月)のいずれか1日

この研修プログラムの特徴

当院の研修プログラムは、2020年度開始の新プログラムにおいても従来通り、専任医師がコーディネーターとして個々の希望に対応することで、幅広い選択肢の中から自分に合った研修プログラムを組むことが可能である。例えば、「心血管外科は専門的な手術のできる大学病院」、「小児科はCommon Diseaseの多い市中病院」というように「研修したい研修科」、「院外・院内」をそれぞれ個々の希望に合わせて研修を組むことで、個人の志向を踏まえつつ大学の良いところと市中病院の良いところを組み合わせることが可能である。県内のすべての基幹型研修病院が参加する豊富な協力病院群から、研修医や診療科の評価をもとに、質の高い院外研修を行える病院・診療科を選定して研修医を派遣している。院外研修先に地域医療教育センターを設置し、教員を派遣することで協力型病院の教育の質の向上や環境改善を図っている。修了者によるプログラム評価では、「プログラムが柔軟」「院外研修が豊富」「熱心な指導医が多い」などの項目で毎年高い評価を受けている。また、卒後臨床研修評価機構による第三者評価を大学病院で初めて受審し、認定病院としてその後定期的に受審し、プログラムをブラッシュアップしている。
一般プログラム以外に小児特別プログラム、産科特別プログラム、研究医特別プログラムがある。特に特別プログラムは全国で40の定員の配分のうちの定員1名が確保できている。

研修病院タイプ
基幹型
URL

http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/sotsugo/

研修担当者 連絡先

担当:病院総務部総務課(総合臨床教育センター)

E-mailkensyu@un.tsukuba.ac.jp

TEL029-853-3516担当者に通話する

見学申込専用サイト
https://www.hosp.tsukuba.ac.jp/sotsugo/inquiry/inspect.html

その他問合せフォーム
https://www.hosp.tsukuba.ac.jp/sotsugo/inquiry.html

こだわりポイント

  • 特徴あるプログラム

    幅広い研修の選択肢と魅力ある病院群で,一人ひとりに合った研修が可能であることが特徴である。

  • 指導体制が充実

    豊富な教育スタッフと屋根瓦方式の研修指導体制。レジデント担任制度による研修を通してのバックアップ。

  • 女性医師サポートあり

    女性医師キャリアアップシステムにより、プライベートライフと両立しながらキャリアを重ねられるように支援します。。

  • その他

    研究医特別プログラムがある

一般プログラム

Common diseaseを幅広く研修出来るスーパーローテーション研修でも,将来の後期専門研修を見据えた内容の研修でも,研修医の希望で選択して研修が可能である。

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次必修 外科(院内)選択 麻酔(院内)必修 小児科(院内)必修 内科(院外)
2年次必修 救急(院内)必修 精神科(院外)地域医療(院外)選択 消化器外科(院内)必修 産婦人科(院内)選択 心臓血管外科(院内)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

必修 外科(院内)

選択 麻酔(院内)

必修 小児科(院内)

必修 内科(院外)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

必修 救急(院内)

必修 精神科(院外)

地域医療(院外)

選択 消化器外科(院内)

必修 産婦人科(院内)

選択 心臓血管外科(院内)

スケジュールを

*ローテーションは順不同
*院内院外はブロックごとに当該研修先のリストから選択可能
*必修外科は消化器外科、呼吸器外科、循環器外科、乳腺・甲状腺・内分泌外科、小児外科、形成外科、脳神経外科、整形外科、腎泌尿器外科、耳鼻咽喉科、産婦人科から研修を選択
*必修小児は小児内科、小児外科から研修を選択する
*地域医療研修は1~3ヵ月のブロック研修として200床未満の病院で行う
*外来研修は一般内科、一般外科、小児科の外来で行う。初診外来と慢性期の外来の内容を含む研修を院外研修内科研修、診療所研修(週1回×6カ月)、地域医療研修のいずれかの形式で行う

小児特別プログラム小児科

将来小児科医を目指す研修医を対象とした小児科に重点を置いたプログラム

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次選択 小児科(院内)必修 精神科(院内)必修 産科(院内)必修 内科(院外)
2年次小児・救急(救命救急センター)地域医療・外来研修(県立こども病院)小児外科(院内)選択(院内)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

選択 小児科(院内)

必修 精神科(院内)

必修 産科(院内)

必修 内科(院外)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

小児・救急(救命救急センター)

地域医療・外来研修(県立こども病院)

小児外科(院内)

選択(院内)

スケジュールを

*研修順や選択科目は個別に相談し決定する
*外科として小児外科以外に産科研修を行うことができる
*外研修は県立こども病院、筑波メディカルセンター、小児科クリニックのいずれかで行う

産科特別プログラム周産期

将来産婦人科医を目指す研修医を対象とした小児科に重点を置いたプログラム

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次必修 産科(院内)必修 婦人科(院内)必修 麻酔科(院内)必修 内科(院外)
2年次地域医療・外来研修必修 外科(院外)必修 精神科(院外)必修 内科(院内)必修 小児科(新生児)(院内)選択 産科または婦人科(院内)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

必修 産科(院内)

必修 婦人科(院内)

必修 麻酔科(院内)

必修 内科(院外)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

地域医療・外来研修

必修 外科(院外)

必修 精神科(院外)

必修 内科(院内)

必修 小児科(新生児)(院内)

選択 産科または婦人科(院内)

スケジュールを

*ローテーションは順不同
*院内院外はブロックごとに選択可能
*必修外科は婦人科または消化器外科、泌尿器外科など関連が深い科で研修
*必修小児はNICUやGCUなどを含め研修する
*地域医療研修は1~3ヵ月のブロック研修として200床未満の病院で行う
*外来研修は一般内科、一般外科、小児科の外来で行う。初診外来と慢性期の外来の内容を含む研修を院外研修内科研修、診療所研修(週1回×6カ月)、地域医療研修のいずれかの形式で行う

研究医特別プログラム研究

将来研究医を目指す臨床研修医を対象とした研究医育成プログラムである。応募の時点から研究室と調整し、大学院に在籍しつつ2年間の臨床研修を行うことが可能であり、2年間の中で研究専従期間を6か月(24週)設置する。 原則として本学大学院研究科に所属し、研究を行うこととする。 臨床研修修了後は研究室への進学、日本専門医機構研究医コース、当院大学院専門研修平行コース(アカデミックレジデント)といったキャリアがつめる

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次必修 内科(院外)必修 小児科(院内)必修 産婦人科(院内)必修 消化器外科(院内)
2年次必修 精神科(院内)地域医療必修 救急科研究(研究室専従)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

必修 内科(院外)

必修 小児科(院内)

必修 産婦人科(院内)

必修 消化器外科(院内)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

必修 精神科(院内)

地域医療

必修 救急科

研究(研究室専従)

スケジュールを

*ローテーションは順不同
*必修研修内容は一般プログラムと同じ
*応募の時点で所属予定の研究室の内諾を要する
*大学院に在籍することが可能

研修環境について

在籍指導医(2023年度時点)
合計 332名

主な出身大学
北海道大学, 東北大学, 筑波大学, 群馬大学, 自治医科大学, 千葉大学, 杏林大学, 順天堂大学, 昭和大学, 東京医科歯科大学, 東京慈恵会医科大学, 東京女子医科大学, 東京大学, 金沢大学, その他

在籍初期研修医(2024年度時点)
合計 139名

卒後1年次の初期研修医数
75名(男性 51名:女性 24名)
主な出身大学
旭川医科大学, 北海道大学, 弘前大学, 岩手医科大学, 秋田大学, 東北大学, 山形大学, 筑波大学, 群馬大学, 獨協医科大学, 慶應義塾大学, 昭和大学, 東京女子医科大学, 東邦大学, 東海大学, 山梨大学, 信州大学, 富山大学, 福井大学, 愛知医科大学, 広島大学, 鳥取大学, 島根大学, 大分大学, 熊本大学, 鹿児島大学, 琉球大学, その他

卒後2年次の初期研修医数
64名(男性 40名:女性 24名)
主な出身大学
弘前大学, 山形大学, 筑波大学, 獨協医科大学, 国際医療福祉大学, 千葉大学, 杏林大学, 昭和大学, 帝京大学, 東京医科大学, 東京女子医科大学, 東京大学, 東邦大学, 日本大学, 聖マリアンナ医科大学, 北里大学, 金沢大学, 金沢医科大学, 富山大学, 愛知医科大学, 福岡大学, 長崎大学, その他

在籍専攻医・後期研修医(2024年度時点)
合計 448名

主な出身大学
弘前大学, 秋田大学, 東北大学, 山形大学, 福島県立医科大学, 筑波大学, 群馬大学, 獨協医科大学, 千葉大学, 埼玉医科大学, 杏林大学, 昭和大学, 東京医科大学, 東京女子医科大学, 東京大学, 東邦大学, 日本大学, 山梨大学, 信州大学, 金沢大学, 富山大学, 浜松医科大学, 鳥取大学, 島根大学, 高知大学, 九州大学, 熊本大学, 宮崎大学, 鹿児島大学, その他

男:女 = 約 6:4
当直体制
対応医師数
研修医 2名、研修医以外の当直医 17名
開始時期
1年目の4月最終週

カンファレンスについて
毎週、総合臨床教育センター主催のレジデントレクチャーを実施。その他、診療科ごとに症例検討会、剖検検討会、画像診断カンファレンスを実施している。
協力型施設
茨城県の研修指定病院を中心に49の病院と、24の診療所等による病院群を構成しています。
研修修了後の進路
■後期研修プログラムあり■研修修了後の進路2022年度初期研修修了者61名中、筑波大学附属病院後期研修41名、他病院後期研修20名。
関連大学医局
筑波大学

給与・処遇について

給与
卒後1年次(月給/年収)
月給 300,000円/年収 3,600,000円
卒後2年次(月給/年収)
月給 300,000円/年収 3,600,000円

<給与>
1年次:日額1年次:10,000円
臨床研修手当:3,500円/日
夜間等診療手当:20,000円/回
そのほか時間外勤務手当、通勤手当あり
2年次:日額1年次:10,000円
臨床研修手当:3,500円/日
夜間等診療手当:20,000円/回
そのほか時間外勤務手当、通勤手当あり
医師賠償責任保険
病院および個人で加入
宿舎・住宅
あり
宿舎 20,000円/月

レジデント宿舎 月額20,000~40,000円程度(家賃、駐車場代、共益費)
1号棟、2号棟、病院宿舎の3棟あり条件が異なります。ホームページにてご確認ください。
詳しくはこちら↓
http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/sotsugo/system/surrounding.html
社会保険
協会けんぽ、厚生年金保険、雇用保険に加入あり
学会補助
なし

臨床研修医はなし
専攻医は、学会発表旅費・参加費等あり(条件あり)
当直回数
1年次 2回/月
2年次 2回/月

当直明け休みを2021年より制度化
当直料
1年次 20,000円/回
2年次 20,000円/回

休日・有給
年間10日(採用時5日、6ケ月継続後5日付与)
ほかに夏季休暇、年末年始休暇、忌引、産前産後休暇などあり。

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時
当直見学:なし
見学時交通費補助:なし

(希望者は当院ホームページから問い合わせのこと)
お申込みはこちら↓
http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/sotsugo/inquiry/inspect.html
試験・採用
試験日程
2024年8月7日(水)、19日(月)のいずれか1日
選考方法
面接、その他
採用予定人数
80名

■選考方法:書類選考、面接(オンライン形式)
※新型コロナウィルス感染症拡大状況を踏まえOSCEは中止しました
昨年度の受験者数
236名
応募関連
応募書類
願書(本院所定の用紙)、履歴書(本院所定の用紙 写真貼付)、卒業(見込)証明書、成績証明書、共用試験医学系CBT個人成績表(写し)※、返信用封筒(応募者本人の宛名記載の上、84円切手貼付)
※海外医学部卒業者等CBTを受験していない者は個別にご連絡ください

応募締切
7月10日(水)(締め切り後追加募集、マッチング後定員にあきがあれば二次募集を行う)
応募連絡先
病院総務部総務課(総合臨床教育センター)
TEL:029-853-3516, 3523
E-mailkensyu@un.tsukuba.ac.jp

医学生の方へメッセージ

院長挨拶

  • 病院長/心臓血管外科平松 祐司
  • 出身大学:筑波大学

当院が最も大切にしていることは「患者第一主義」とそのための「組織横断的協調」です。
異なる専門分野のスタッフがワンチームを形成し、柔軟に連携してひとりの患者さん、個々の病態に対峙しています。研修医の教育も同様に考えており、病院全体での総合支援を通じて、より高度な医療人育成を実践しています。

本学は1976年の開院以来、一貫してレジデント制を取り入れていますが、これは従前のように特定の医局に所属するのではなく、すべてのレジデントが筑波大学附属病院の全職員と共に働き、研鑽を積んでいくシステムです。研修医は勿論ですが、その後の専攻医となってからも総合臨床教育センターが作成、管理するプログラムのもと研修が行われ、医師臨床研修から専門医取得までシームレスな研修と経験を積むことのできる病院であると言えます。

医師臨床研修自体も総合臨床教育センターが魅力あるプログラムを多数用意していますし、さらには、専門医そしてそれに続くキャリアデザインにおいても、アカデミックレジデント制度や海外派遣制度、復職支援制度、病院助教・病院講師採用枠等、誰もが希望ある未来を描きやすいものとなるべく制度設計されています。また、当院は働き方改革にも積極的に取り組んでいるところであり、労働時間を適切に管理するのはもちろんのこと、精神的な問題が生じた場合にも診療科長のみならず総合臨床教育センターの専従教員がいわばテューターとして十分なケアを行っています。

大学病院は教育の場ですが、実際の医療は必ずしも教科書通りには展開しません。医療現場では指導医自らの姿を通してしか伝えられないこと、教えられないこともあります。医師というのは地道で根気のいる仕事ですが、臨床研修医、専攻医、指導医が共に切磋琢磨して喜びを分かち合い成長していける気風が当院にはあります。一人でも多くの臨床研修医が本学のレジデントとなり、明日の日本の医療、医学を支える力となってくれることを大いに期待します。

2年目研修医より

  • 研修医2年目
  • 出身大学:筑波大学

わたしは学生時代から泌尿器科を志し、初期研修期間は慣れた環境で後期研修の準備をしたいという思いで出身大学の筑波大学での研修を選択しました。研修科ごとに大学病院・複数の市中病院から研修先を選べる自由度の高さを生かし、1年次はまずcommon
diseaseに多く触れるため1〜3次救急指定の市中病院での内科と救急科を選択しました。

後半からは大学病院に戻り、泌尿器科と関連の深い小児外科や産婦人科をローテートしました。2年次は周術期管理を学ぶために麻酔科・代謝内科を、外科的手技を学ぶために外科を選択し、死体からの腎移植など大学病院ならではの症例を経験することもできました。2年次後半の半年間は週に1度県内の診療所で、外来や在宅の場で介護や終末期における医療を学ぶ機会もいただきました。ここまで多様な環境を行き来しながら、自分の意志を反映したテーラーメイドなローテーションを組むことは、他院では難しかったと思います。

多くの出会いがあることも大学病院の大きなメリットです。同期とは刺し物の練習をし合い、失敗すれば励まし合い学び合い、時には境遇や得意分野の違いを生かして症例や将来について遅くまで語り合ったことも貴重な財産です。また、厚い指導医層により十分に守られた環境と屋根瓦式の教育体制により、時には上級医の胸を借りて執刀したり、時には下級医や学生に手技を指導したりと、能動的に臨床に参加することができました。
初期研修の2年間は何かを会得するには短く、適当にやり過ごすには長く、後から取り戻すことはできない、喩えるなら青春のような時間です。みなさんが素敵な2年間を過ごされますことを心より願っております。

さらにメッセージを見る

2年目研修医より

  • 2年目研修医立川
  • 出身大学:東海大学

筑波大学附属病院の研修プログラムの最大の特徴は、大学病院、複数の市中病院を自身の希望に合わせてローテーションを組むことができる自由度の高さにあると思います。その柔軟性故に、将来進む診療科が決まっている人、研修を通して見つけていこうと思っている人双方に魅力的なのではないかと思います。

例えば私は学生時代より小児科医を志しており、初期研修は小児科を軸にプログラムを考えました。専門性の高い大学、common diseaseを診ることができる市中、また地域研修を利用して茨城県立こども病院と、合計7ヶ月もの期間で小児科を選択しました。また、小児科に関連の深い小児外科、産科を経験できたことも大学病院ならではと思っています。さらに、小児救急コースを選択したため、市中病院は成人・小児双方の救急医療が盛んな筑波メディカルセンターで研修を行い、年齢層を問わず幅広い疾患の急性期の初期対応を学ぶことができました。様々な病院で研修することにより一定の負荷がかかり、良い緊張感を持って充実した研修を行えたと思っています。診療科が決まっているからこそ他の診療科を重点的に回ることや、研修を行いながら2年目でローテートする診療科を考えるなど、多様なニーズに合わせて主体的に研修を決められるからこそ、どの人にとっても満足度の高い研修になるのではないでしょうか。

研修医の出身大学は筑波大学と他大学が同程度の割合であり、私自身も他大学出身でしたが、不便を感じることは一切なく、自然に溶け込むことができました。また、後進に対する教育的な土壌があり、多くのことを上級医から教えていただける他、研修医も学生へ説明することで自身の理解が甘い部分も浮き彫りになり成長につながりました。他にも産科では帝王切開の執刀医となったりと、貴重な経験もでき、上級医の指導の下、研修医が担当できる範囲が広いことも特徴です。
皆さまにおいても当院で自分だけのオリジナルプログラムを作り、充実した研修を送れるよう、応援しています。

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