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筑波大学附属病院

大学病院

筑波大学附属病院

つくばだいがくふぞくびょういん

筑波大学附属病院 精神神経科コース

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更新日:2021/06/04

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2021年度時点)

    8名

  • 在籍研修医数(2021年度時点)

    14名

    卒後3年次 6名

    卒後4年次 2名

    卒後5年次 6名

  • 給与

    詳細はこちら

  • 当直回数

    1回/月

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    随時行っています。

  • 試験応募締切日

    日本専門医機構による募集期間にあわせて一次募集・二次募集を行う予定

  • 試験日程

    応募者に後日通知します。

専門研修・サブスペシャルティ

診察科精神科
基幹施設/連携施設
基幹施設
ローテーションスケジュール
ローテーション・スケジュールを見る

この研修プログラムの特徴

筑波大学精神神経科グループは、設立当初から充実した研修プログラムを実施してきました。その結果、グループ員は様々な領域で幅広く活躍しています。
筑波大学附属病院精神神経科は41床のベッドを有し、入院患者は統合失調症、うつ病、認知症、発達障害、摂食障害など多岐にわたっています。特徴として、難治性うつ病に対する修正型電気けいれん療法や経頭蓋磁気刺激療法、難治性統合失調症に対するクロザピンの導入、身体合併症症例の治療、重症摂食障害症例の治療などを行っていることが挙げられます。また、基幹型認知症疾患医療センターとして地域型認知症疾患センターと連携し、茨城県の認知症医療の中核的役割を担っています。

入院患者は、専攻医、チーフレジデント(医師6年目以上)、教員の3人で担当します。専攻医は受け持ち医となり、チーフレジデントと教員の指導を受けながら、患者を1人の人間として総合的に理解し、適切な検査と治療を行っていく基本を身につけることができます。他科との連携も積極的に行っており、年間約300例のコンサルテーションに対応しています。病棟、コンサルテーションいずれにおいても、専攻医は常に教員のスーパーバイズを受けられるシステムになっています。希望する専攻医には、緩和ケアチームの活動や周産期メンタルヘルスチームの一員として活動いただくことも可能です。

また、石崎病院、茨城県立こころの医療センター、鹿島病院、栗田病院、国立病院機構水戸医療センター、汐ヶ崎病院、つくばねむりとこころのクリニック、豊後荘病院、水海道厚生病院、宮本病院といった様々な医療機関を連携施設として有しています。これらは大別して「総合病院における精神医療」「精神科救急」「認知症」「児童思春期」「地域医療」の役割を果たしており、専攻医はこれらの施設をローテートしながら研鑽を積み、臨床の実力をつけるとともに専門医の資格を得ることができます。さらに、筑波大では、「アカデミックレジデント制度」を取り入れており、筑波大学大学院で学びながら、臨床を行うことも可能です。

本プログラムの特筆すべき事柄として、指導医は皆温厚であると同時に指導に熱心であり、専攻医がやりたいことを思う存分やれる自由な雰囲気があることが挙げられます。興味深い症例は学会発表を奨励しており、スライドの作成などを丁寧に指導しています。勉強会も多くあり、週に1回の科全体での勉強会の他に、認知症疾患医療センターケースカンファレンス、精神科治療を考える会、児童思春期勉強会、精神医学古典読解ゼミナール、精神科若手の会など様々な勉強会に自由に参加して学ぶことができます。

詳しい研修プログラムについては、ぜひ当グループのホームページをご覧ください。

こだわりポイント

  • 関連病院が多い

    関連病院には引っ越しをしなくても通勤が可能です。豊富な連携によって、バランスよく症例を経験できます。年度ごとに個別に面接を行い、専攻医それぞれのニーズを把握した上で研修先を調整しています。

  • 指導体制が充実

    診療では指導医が病歴の書き方から治療方針の立て方まで丁寧に指導します。また、各専攻医に一人ずつ指導医がメンターとして付き、キャリア形成や悩みの相談に乗れる体制を敷いています。

  • いろんな大学から集まる

    筑波大学はもともと学閥がなく、オープンな雰囲気が特徴です。さまざまな出身大学の医局員が在籍して活躍しています。

  • 産休育休取得者あり

    出産・育児との両立が叶えられるよう、柔軟に対応しています。実際に、短縮勤務で仕事を続けながら育児をする先生が多いです。

専攻医1年目の一週間(例)

病棟で診察病棟で診察外勤日病棟で診察病棟で診察休日休日
午前主治医面談教授回診外来コンサルテーション対応
午後チーフ回診ECTカンファ病棟で診察外来予診
夕方医局会当直認知症カンファ
 午前午後夕方
病棟で診察主治医面談チーフ回診医局会
病棟で診察教授回診ECTカンファ
外勤日外来病棟で診察当直
病棟で診察コンサルテーション対応外来予診
病棟で診察認知症カンファ
休日
休日

研修環境について

責任者
新井 哲明
責任者の出身大学
筑波大学
当科病床数
41床
当科平均外来患者数
97.6名/日
当科平均入院患者数
29.4名/日
在籍指導医(2021年度時点)
8名

主な出身大学
弘前大学, 筑波大学, 大阪医科薬科大学

専攻医・後期研修医(2021年度時点)
合計 14名

卒後3年次の専攻医・後期研修医数
6名(男性 3名:女性 3名)
主な出身大学
秋田大学, 山形大学, 福島県立医科大学, 筑波大学, 日本大学, 徳島大学

卒後4年次の専攻医・後期研修医数
2名(男性 2名:女性 0名)
主な出身大学
筑波大学

卒後5年次の専攻医・後期研修医数
6名(男性 5名:女性 1名)
主な出身大学
筑波大学, 山梨大学, 琉球大学

カンファレンスについて
医局会・勉強会(週1回)
S1ランチ・ミーティング(週1回オンライン)
症例検討会(月1回)
認知症カンファレンス(月1回)
など
研修修了後の進路
大学院に進学または筑波大学附属病院、他大学病院、関連病院などに就職
関連施設
国立国際医療研究センター国府台病院、国立国際医療研究センター病院、茨城県立こころの医療センター、宮本病院、大原神経科病院、国立病院機構水戸医療センター、水海道厚生病院、池田病院、栗田病院、石崎病院、筑波記念病院、豊後荘病院、ホスピタル坂東、鹿島病院、豊里病院、日野病院
留学の可能性
あり

給与・処遇について

給与
院内研修時は、筑波大学非常勤職員就業規則による。
平成28年度実績に基づく平均月収約35万円(各種手当あり。年休:採用時10日付与、夏季休暇、産前・産後休暇(有給)有り)
院外研修時は、各研修病院の既定による。
医師賠償責任保険
病院および個人で加入
宿舎・住宅
あり
宿舎 20,000円/月

1号棟、2号棟、病院宿舎の3棟があり条件が異なります。
詳しくはこちら↓
http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/sotsugo/system/surrounding.html
社会保険
あり
学会補助
あり

3,4年次は3万円まで、5,6年次は4万円まで、7年次以降は5万円まで
当直回数
1回/月

当直料
20,000円/回

休日・有給
あり

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時行っています。

希望者は下記の当院ホームページからお問い合わせください。
http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/sotsugo/inquiry/inspect.html
試験・採用
試験日程
応募者に後日通知します。
選考方法
面接、その他

応募関連
応募書類
募集要項は総合臨床教育センターホームページ内「研修・専攻医募集」↓
http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/sotsugo/archives/category/collection
に掲載いたします。

応募締切
日本専門医機構による募集期間にあわせて一次募集・二次募集を行う予定
応募連絡先
病院総務部総務課(教育支援)
TEL:029-853-3516
E-mailkensyu@un.tsukuba.ac.jp

研修医の方へメッセージ

グループ長からのご挨拶

  • 筑波大学臨床医学系精神医学教授新井哲明
  • 出身大学:筑波大学

今日の日本社会では、うつ病、認知症、発達障害、拒食症、自殺、依存、犯罪や震災によるPTSDなど、精神的ケアを必要とする問題が山積しており、精神医学への社会的ニーズは高まる一方です。21世紀は「脳とこころの時代」と言われます。精神科医には、まさに「」と「こころ」の両方に精通することが求められます。すなわち、神経病理学、薬理学、生理学、分子遺伝学、神経画像学などに基づく生物学的側面と、精神病理学、力動精神医学、心理学などに基づく心理学的側面の両方に対する深い知識と理解が必要です。そして、その上で、患者さんを一人の人間としてトータルに理解し、治療にあたることが重要です。現在の精神科医には、このような態度に基づいて適切な診断と治療を行うのはもちろんのこと、社会復帰や発症予防に対する積極的な関与も求められています。筑波大学精神神経科では、これらの課題に対応できるよう、幅広く確かな臨床能力と専門性を兼ね備えた医師の養成を目指し、充実した研修プログラムを実施しています。
当科には、認知症、うつ病、双極性障害、統合失調症、自閉症スペクトラム障害、摂食障害、てんかん、自殺、精神科診断学などに専門性を有するスタッフが名を連ねています。「物忘れ外来」などの専門外来、軽度認知機能障害を対象とした認知力アップデイケア、うつ病を対象としたリワークデイケア、失語症に対する言語療法、休学や留年した学生の復帰支援など、発症予防、社会復帰、リハビリテーションに対する先進的な試みも活発です。他大学と比較してもその充実ぶりに定評のある臨床心理部との連携により、各種の心理検査および心理療法を積極的に取り入れています。
当科が有する他機関との豊富な連携も特筆したい点です。連携機関である茨城県立こころの医療センター、関連精神科病院、地域型認知症疾患医療センターなどで地域精神医療の現場を学ぶことができます。さらに、国立精神・神経医療研究センター、東京都医学総合研究所、都立松沢病院など日本屈指の精神医療施設での研究および研修を行うことも可能です。
研究活動も活発でその内容はバラエティに富んでいます。各疾患の症候、診断、治療に関する一般的な臨床研究に加え、疫学、神経画像学(MRI、SPECT、PET、NIRS等)、神経病理学、分子生物学、精神生理学(脳波、NAT等)、精神病理学、臨床心理学、社会精神医学などに基づいた研究を行うことが可能です。これらの研究成果を国内および国際学会で積極的に発表するとともに英文論文として世界に発信しています。
スタッフは皆人柄が良く温厚であると同時に指導に熱心です。やりたいことを思う存分やれる自由な雰囲気がある点も当科の誇れる点です。そのような空気を反映して科内には多くの勉強会があります。週に1回の科全体での勉強会の他に、認知症疾患医療センターケースカンファレンス、精神科治療を考える会、児童思春期勉強会、精神医学古典読解ゼミナール、精神科若手の会など様々な勉強会に自由に参加して学ぶことができます。
都心から45分という利便性があり、科学と自然と文化のバランスのとれたこのつくばの地で、新たな精神医療に共に取り組んでいきましょう。

この病院の見学体験記

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