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筑波大学附属病院

大学病院

筑波大学附属病院

つくばだいがくふぞくびょういん

筑波大学附属病院 放射線腫瘍科コース

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更新日:2021/05/30

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2021年度時点)

    8名

  • 在籍研修医数(2021年度時点)

    8名

    卒後3年次 3名

    卒後4年次 2名

    卒後5年次 3名

  • 給与

    詳細はこちら

  • 当直回数

    1回/月

    平均1回/月 (大学病院の救急外来の内科担当として当直します)
     関連施設での当直は、それぞれの病院での規定に従います

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    平日のみ随時(病院の規定に従う)

  • 採用予定人数

    8人

  • 試験応募締切日

    日本専門医機構による募集期間にあわせて一次募集・二次募集を行う予定

  • 試験日程

    応募者に後日通知
    応募者は原則として事前に見学してください。
    放射線科(診断・治療合同プログラム)として8名採用予定。

専門研修・サブスペシャルティ

診察科放射線科
基幹施設/連携施設
基幹施設
連携施設
癌研究会有明病院、国立がん研究センター東病院、茨城県立中央病院、筑波メディカルセンター病院、水戸医療センター、つくばセントラル病院、日立総合病院、土浦協同病院、桐生厚生病院、JCHO東京新宿メディカルセンター、都立駒込病院、日本赤十字社医療センター、国際医療福祉大成田病院(以上、基本領域専門医プログラムとしての連携)、QST病院(以上、サブスペシャリティ以降での連携)
サブスペシャルティ
放射線科専門医取得後、放射線腫瘍科としての研修を継続し、放射線治療専門医取得を目指します。
基幹施設で参加している
プログラムもあります。
筑波大学附属病院 放射線診断・IVRコース

この研修プログラムの特徴

治療モダリティが充実
通常のX線治療だけでなく、SRT、IMRT、腔内照射、組織内照射、陽子線治療、温熱療法、ホウ素中性子捕捉療法、サイバーナイフ、トモセラピーなどの多彩なモダリティーを経験でき、それぞれの長所短所を熟知して患者さんに提示できるようになります。

研修は臓器別にローテーション
後期研修医は、3カ月単位で臓器別研修を行います。
集中的に取り組むことで、知識や手技の習得が効率的に行えます。
サブスペシャリティ研修期間も含め、臓器は2巡以上しますので、より理解を深めることができます。

若いうちから主体的に治療に参加
外来初診患者は、まず後期研修医が診療に当たります。
全ての臓器に対応する知識が必要なため非常に緊張しますが、主体的に患者さんの治療方針決定に関われるところが魅力のひとつです。

入院病棟で抗がん剤治療にも参加
放射線腫瘍科独自の病床を有しており、抗癌剤併用の放射線治療を中心に行っています。
入院から退院まで関わることで、「がんの総合診療科」としての意識が育っていきます。


後期研修医サポートも充実
筑波大学附属病院は昭和63年から総合臨床教育センターを設置し、後期研修医サポートを行っています。
女性医師支援、生涯教育支援、健康・休業相談など経験豊富なスタッフがサポートしています。

こだわりポイント

  • 症例数が多い

    放射線治療患者数は、国立大学病院としては全国トップクラスです!

  • 指導体制が充実

    どの臓器も、どの治療モダリティも指導体制が充実しています!

  • 施設設備が充実

    3DCRT,SRT,IMRT,サイバーナイフ、トモセラピー、陽子線、腔内照射、組織内照射、温熱療法 が研修できます!

  • その他

    後期研修をしながら大学院に在籍して博士号取得を目指せます!

卒後3年次の医師の研修例

朝回診
X線カンファ
陽子線カンファ
朝回診
X線カンファ
陽子線カンファ
朝回診
X線カンファ
陽子線カンファ
朝回診
X線カンファ
朝回診
X線カンファ
陽子線カンファ
午前エックス線新患当番病棟当番照射中診察教授回診臓器新患対応オンコール業務終日off
午後陽子線新患当番病棟当番照射中診察臓器新患対応外勤
夕方各臓器カンファ治療計画教授回診準備治療計画研究
 午前午後夕方
朝回診
X線カンファ
陽子線カンファ
エックス線新患当番陽子線新患当番各臓器カンファ
朝回診
X線カンファ
陽子線カンファ
病棟当番病棟当番治療計画
朝回診
X線カンファ
陽子線カンファ
照射中診察照射中診察教授回診準備
朝回診
X線カンファ
教授回診臓器新患対応治療計画
朝回診
X線カンファ
陽子線カンファ
臓器新患対応外勤研究
オンコール業務
終日off

後期研修と並行して大学院にも在籍可能

研修環境について

責任者
櫻井 英幸
責任者の出身大学
群馬大学
当科病床数
12床
当科医師数
20.0名
当科平均外来患者数
75.4名/日
当科平均入院患者数
13.6名/日
在籍指導医(2021年度時点)
8名

主な出身大学
筑波大学, 群馬大学, その他

国内の各大学のほか、中国の大学出身の専門医もいます!

専攻医・後期研修医(2021年度時点)
合計 8名

卒後3年次の専攻医・後期研修医数
3名(男性 2名:女性 1名)
主な出身大学
筑波大学, 山口大学

卒後4年次の専攻医・後期研修医数
2名(男性 1名:女性 1名)
主な出身大学
山形大学, 日本大学

卒後5年次の専攻医・後期研修医数
3名(男性 3名:女性 0名)
主な出身大学
秋田大学, 筑波大学, 群馬大学

カンファレンスについて
症例検討会(毎日午前)、各科カンファレンス(耳鼻科、消化器内科、脳外科、婦人科、乳腺外科、呼吸器内科 毎週1回)
研修修了後の進路
大学院に進学または筑波大学附属病院、関連病院などに就職
留学の可能性
あり
海外の関連施設
希望者には、アメリカ、ドイツなどの留学先を紹介可能。MD Anderson Cancer Center、St. Jude Children's Research Hospital などに留学実績あり

給与・処遇について

給与
院内研修時は、筑波大学非常勤職員就業規則による。
平成28年度実績に基づく平均月収約35万円(各種手当あり。年休:採用時10日付与、夏季休暇、産前・産後休暇(有給)有り)
院外研修時は、各研修病院の既定による。
医師賠償責任保険
病院および個人で加入
宿舎・住宅
あり
1号棟、2号棟、病院宿舎の3棟があり条件が異なります。
詳しくはこちら↓
http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/sotsugo/system/surrounding.html
社会保険
あり
福利厚生
筑波大学附属病院規定に従う
学会補助
あり

演題発表者には交通費・宿泊費補助あり
当直回数
1回/月

平均1回/月 (大学病院の救急外来の内科担当として当直します)
 関連施設での当直は、それぞれの病院での規定に従います
当直料
20,000円/回

休日・有給
土日はオンコール体制。オフコール者は完全休日です。
有給は筑波大学附属病院規定に従います。
夏休み(5日間)、春休みおよび秋休み(3日ずつ程度)の取得を推奨します

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
平日のみ随時(病院の規定に従う)
当直・救急見学:なし
見学時交通費補助:なし

(希望者は当院ホームページから問い合わせのこと)
お申込みはこちら↓
http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/sotsugo/inquiry/inspect.html
試験・採用
試験日程
応募者に後日通知
応募者は原則として事前に見学してください。
放射線科(診断・治療合同プログラム)として8名採用予定。
採用予定人数
8人

上記採用人数は基本領域としての「放射線科」の募集人数です。
診断分野と治療分野合わせての人数になります。
応募関連
応募書類
募集要項は総合臨床教育センターホームページ内「研修・専攻医募集」↓
http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/sotsugo/archives/category/collection
に掲載いたします。

応募締切
日本専門医機構による募集期間にあわせて一次募集・二次募集を行う予定
応募連絡先
病院総務部総務課(教育支援)
TEL:029-853-3516
E-mailkensyu@un.tsukuba.ac.jp

研修医の方へメッセージ

院長挨拶

  • 院長/耳鼻咽喉科原 晃
  • 出身大学:東北大学

本学は1976年の開院以来、一貫してレジデント制度を取り入れております。他の研修施設ではあまりなじみのない制度、名称かもしれませんが、従前の多くの研修施設のように特定の医局に所属するのではなく、すべてのレジデントが筑波大学附属病院病院長のもとに共に働き研鑽を積むことになります。医師臨床研修は勿論ですが、その後の専攻医となってからも総合臨床教育センターが作成、管理するプログラムのもと研鑽を積むこととなります。つまり、医師臨床研修と専門医取得までシームレスの研修と経験をつむことのできる国立大学法人附属病院です。医師臨床研修自体のプログラムも総合臨床教育センターが魅力あるプログラムを多数用意しています。さらには、専門医そしてそれに続くキャリアデザインも、アカデミックレジデント制度や病院助教・病院講師等、どなたでも描きやすいものとすべく制度設計されています。私自身は旧態依然とした某旧7帝大の一つで研修しましたが、今選ぶとすれば間違いなく本学の医師臨床研修、レジデント制度を選択します。
本学では筑波大学医学群医学類学生のクリニカルクラークシップが早くから確立されており、屋根瓦方式で医学部の上級生は下級生の、レジデントは医学部の上級生への指導、教育も担います。教育することは、本人の知識とともに臨床医としての力量をあげるためにも、これ以上のものはありません。
また、本学では働き方改革にも積極的に取り組んでいるところであり、労働時間の管理ばかりではなく、精神的な問題が生じた場合にも診療グループ長のみならず総合臨床教育センターの専従教員がいわばテューターとして十分なケアを行っています。
一人でも多くの医師臨床研修医が本学のレジデントとなり、明日の日本の医療、医学を支えてくれることを大いに期待します。

  • 研修責任者/日本医学放射線学会専門医、日本放射線腫瘍学会認定医、日本がん治療認定医機構暫定教育医奥村 敏之
  • 出身大学:筑波大学

私は筑波大学放射線科にて研修を受けました。現代の放射線治療は画像診断を駆使して癌病巣の3次元的な広がりを把握し、これに対して最適な種類の放射線を選択し、最適な照射技術を駆使して治療にあたります。私は放射線治療を学ぶ前に、まず当院の放射線診断部にて研修を受け、病巣を的確に把握する技術を学びました。また筑波大学には高度なX線治療が可能な外部照射装置はもとより、密封小線源治療および陽子線治療施設があり、放射線治療と一口にいっても、実に多種の治療装置を用いた臨床のトレーニングを受けることが可能です。私も陽子線の治療を通じて、放射線で治る腫瘍をたくさん経験することができました。また臨床だけでなく、放射線生物学部門、放射線物理学部門のスタッフにも恵まれ、研究環境も整ってきています。研修医の皆さんにとっては最先端の放射線腫瘍学を学ぶに最適な場であると思います。

さらにメッセージを見る

  • コース長/教授/筑波大学陽子線医学利用研究センター長/日本医学放射線学会専門医、日本放射線腫瘍学会認定医、日本ハイパーサーミア学会指導医、日本がん治療認定医機構認定医櫻井 英幸
  • 出身大学:群馬大学

放射線治療は、手術、化学療法とならび、がん治療の3本柱の一つです。米国ではがん患者の50-60%が放射線治療を受けている一方で、日本では放射線治療の普及が遅れており、都市部でも30%程度が現状です。今後、急速な高齢化社会をむかえ、このままでは日本のがん治療を支えきれないため、国のがん対策も放射線治療を中心に推進されようとしています。放射線腫瘍学は単に放射線治療を遂行する分野ではありません。最適な放射線治療を提供するには、放射線基礎医学、腫瘍診断学、臨床腫瘍学(内科,外科等)、放射線管理学、終末期医療やQOLなどの幅広い知識と経験が必要です。これらの知識を放射線治療を中心として包括した分野が放射線腫瘍学です。筑波大学の放射線腫瘍科では、高い倫理性を有し国際的に活躍できる一流の放射線腫瘍医を育成してゆきます。そのため、放射線生物学や物理学などの基礎医学の深い知識を身につけ、ベッドサイドでは患者の視点に立ち、他の医療者と協力し合えるバランスのとれた専門医を育成します。また、筑波大学の研修では、X線治療、小線源治療、粒子線治療などほとんどの治療機器を備えておりますので、患者の視点からより広い治療の選択肢を考慮することが可能となります。また、臨床研修をしながら、海外を含む学会活動や論文の作成を行い、早期の学位取得を目指しています。後期研修医の皆さんにとっては、やりがいのある、そして世界へ通じる扉を持っている施設であると自負していますので、ぜひ当科での研修をお勧めします。

  • レジデント修了者・病院講師沼尻 晴子
  • 出身大学:筑波大学

私は筑波大での後期研修を終え、専門医に合格し、博士号も取得し、現在は筑波大学附属病院放射線腫瘍科の病院講師として働いています。
放射線腫瘍科はほぼすべてのがんに関わり内科医や外科医とともに患者さんの診療にあたるので、「がんの総合診療科」だと思っています。患者さんの癌が治ったり症状が緩和することも嬉しいですが、仕事に復帰したりご自宅で畑仕事をしたりなど患者さんがその人らしく過ごしている姿を見ることが一番嬉しいです。筑波大学の後期研修では、学年が若いうちから外来初診に携わり、主体的に患者さんの治療方針決定に関われるところが魅力のひとつです。そのためには放射線治療の各モダリティーについての知識が必要ですが、筑波大学では通常のX線治療だけでなく、SRT、IMRT、腔内照射、組織内照射、陽子線治療、温熱療法、ホウ素中性子捕捉療法、サイバーナイフ、トモセラピーなどの多彩なモダリティーを経験でき、それぞれの長所短所を熟知して患者さんに提示できるようになります。外来だけでなく入院治療管理(抗癌剤など)も行い、また他科とのカンファレンスも8科以上と多いので、幅広い知識や考え方が身につきます。筑波大の放射線腫瘍科は臨床部門・生物部門・物理部門から成っており、3部門の交流がとても密接なことも特徴です。日頃のカンファレンスや飲み会で出たアイデアから新しい研究のきっかけがつかめることもあります。このような環境で厳しくも楽しく育てられ、今とても充実した日々を送っています。
プライベートでは後期研修修了後に結婚し、2児の母として子育てにも奮闘中です。

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