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筑波大学附属病院

大学病院

筑波大学附属病院

つくばだいがくふぞくびょういん

筑波大学附属病院 脳卒中コース

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更新日:2023/03/19

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採用関連情報

  • 病院見学実施日

    随時

  • 採用予定人数

    4人

  • 試験応募締切日

    日本専門医機構の定める募集期間に準ずる

  • 試験日程

    応募者に後日通知

専門研修・サブスペシャルティ

診察科その他
基幹施設/連携施設
基幹施設
連携施設
筑波大学附属病院脳神経外科・救急科・神経内科の連携施設
ローテーションスケジュール
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サブスペシャルティ
内科、神経内科、救急科

診療科情報

診療科名病床数医師数指導医数平均外来患者数平均入院患者数
脳卒中科- 床3名1名5名/日24名/日

脳卒中科

病床数医師数指導医数平均
外来患者数
平均
入院患者数
- 床3名1名5名/日24名/日

その他の診療科情報はこちら

この研修プログラムの特徴

 脳血管障害(脳卒中)はわが国の死因の第4位に位置し、「寝たきり」の最大の要因となる国民病です。その診断・急性期対応・治療および発症/再発予防には、神経系疾患に対する専門的な神経内科/脳神経外科的知識・診療技術のみならず、広く内科(循環器学、血栓止血学、代謝内分泌学等)的・救急科的素養が必要となります。筑波大学附属病院脳卒中科は、国立大学病院で唯一「脳卒中科」を標榜し、複数名の神経内科・脳神経外科・救急科の各専門医により構成されるmultidisciplinary teamを構築し、すべての脳・脊髄血管障害の診療にあたっています。当科の研修プログラムの目的は、基本診療科に関わらず総合的かつ良質な脳血管障害の診療を提供できる医師を育てることです。
 本研修プログラムは、当院神経内科・救急科の研修プログラムと密接に連携しており、神経内科専門医または救急科専門医取得希望者は各専門医資格が取得できます。また、脳神経外科医でなくとも十分な脳卒中・脳血管内治療の診療経験を短期間で積むことができ、日本脳卒中学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医を取得することが可能です。脳神経外科専門医の取得希望者には、脳神経外科研修プログラムに則り脳卒中科も含めた研修を行いますので、「脳神経外科専門研修プログラム」を参照してください。日本脳卒中学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医も取得可能です。

研修概要
・神経内科:初期臨床研修終了後の4年間で、内科、神経内科、脳卒中科の研修を通して脳卒中診療に必要な基本的診療能力の習得を目指します。この期間で内科専門医を取得していただきます。
・救急科:「救急科専門医研修プログラム」(3年間、自由選択期間あり)に加え、当科での研修(専従期間1年間)を行い、脳卒中診療に必要な基本的診療能力の習得を目指します。この期間で救急専門医を取得していただきます。
各自の希望に合わせて、様々なアレンジ(院外施設研修含め)が可能です。また、学会発表・論文作成等に関して積極的に支援いたします。レジデント終了前後で大学院(博士課程)に進学して博士号を取得することもできます。

取得可能な資格(取得を目標とする資格)等
・内科を基本学会とした場合:日本内科学会内科専門医、日本神経学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医
・脳神経外科を基本学会とした場合:日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医
・救急科を基本学会とした場合:日本救急学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医

経験できる(するべき)疾患・手技他
内科 ・神経内科、脳神経外科、救急科等各基本診療科の研修目標に加えて、以下の疾患のマネージメント、および脳血管造影・初歩的な脳血管内治療(血栓回収療法、頸動脈ステント留置術など)を自ら主体的に行えるようになるよう研修します。
経験できる疾患
1) 虚血性脳血管障害(脳梗塞、一過性脳虚血発作)
2) 出血性脳血管障害(脳出血、くも膜下出血)
3) 脳静脈洞血栓症
4) 頸動脈狭窄症
5) もやもや病
6) 未破裂脳動脈瘤
7) 脳硬膜動静脈瘻、脳動静脈奇形
8) 脊髄血管障害(脊髄梗塞、脊髄硬膜動静脈瘻、脊髄動静脈奇形など)
9) 小児の脳・脊髄血管障害
10)頭頚部血管病変(血管腫、血管奇形など)
11)急性期脳卒中の合併症(誤嚥性肺炎、症候性てんかん等)

こだわりポイント

  • 症例数が多い

  • 積極的に手技ができる

  • 指導体制が充実

  • いろんな大学から集まる

抄読会、カンファレンスカンファレンスカンファレンス
午前脳血管内治療・病棟回診脳血管造影検査・病棟回診脳血管内治療・病棟回診病棟回診・術後検討会病棟回診
午後脳血管内治療脳血管造影検査脳血管造影検査
夕方内科症例カンファレンス脳血管障害カンファレンス(多施設合同、1/月)内科症例カンファレンス
 午前午後夕方
抄読会、カンファレンス脳血管内治療・病棟回診脳血管内治療
脳血管造影検査・病棟回診脳血管造影検査内科症例カンファレンス
カンファレンス脳血管内治療・病棟回診脳血管造影検査
カンファレンス病棟回診・術後検討会脳血管障害カンファレンス(多施設合同、1/月)
病棟回診内科症例カンファレンス

研修環境について

責任者
松丸 祐司(脳卒中科 教授)
責任者の出身大学
筑波大学
当科病床数
19床
当科医師数
12.0名
当科平均外来患者数
15.0名/日
当科平均入院患者数
24.0名/日
在籍指導医(2022年度時点)
5名

主な出身大学
筑波大学, 横浜市立大学

脳神経外科専門医・指導医 4名
総合内科専門医 1名
神経内科専門医・指導医 1名
救急専門医 1名
脳神経血管内治療学会専門医・指導医 5名
脳卒中学会専門医 5名

専攻医・後期研修医
クリニカルフェローとして神経内科医2名、救急医1名在籍
脳神経外科より後期研修医2名がローテート中
カンファレンスについて
抄読会(毎週1回)、全体カンファレンス(毎週2回)、内科症例カンファレンス(毎週2回)、術後検討会(毎週1回)、リハビリカンファレンス(毎月2回)、脳血管障害カンファレンス(毎月1回)
留学の可能性
あり

給与・処遇について

給与
院内研修時は、筑波大学非常勤職員就業規則による。
2021年度実績に基づく平均月収約35万円(各種手当あり。年休:採用時10日付与、夏季休暇、産前・産後休暇(有給)有り)
院外研修時は、各研修病院の既定による。
医師賠償責任保険
病院および個人で加入
宿舎・住宅
あり
宿舎 20,000円/月

1号棟、2号棟、病院宿舎の3棟があり条件が異なります。
詳しくはこちら↓
http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/sotsugo/system/surrounding.html
社会保険
あり
学会補助
あり

3,4年次3万円まで、5,6年次4万円まで、7年次以降5万円まで
当直回数
2回/月

当直料
20,000円/回

休日・有給
あり

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時
当直・救急見学:なし
見学時交通費補助:なし

(希望者は当院ホームページから問い合わせのこと)
お申込みはこちら↓
http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/sotsugo/inquiry/inspect.html
試験・採用
試験日程
応募者に後日通知
選考方法
面接
採用予定人数
4人

応募関連
応募書類
募集要項はこちら→https://www.hosp.tsukuba.ac.jp/sotsugo/archives/category/collection

応募締切
日本専門医機構の定める募集期間に準ずる
応募連絡先
病院総務部総務課(教育支援)
TEL:029-853-3516
E-mailkensyu@un.tsukuba.ac.jp

研修医の方へメッセージ

  • 筑波大学附属病院 脳卒中科 診療科長/筑波大学医学医療系 脳卒中予防・治療学講座教授松丸 祐司
  • 出身大学:筑波大学

筑波大学附属病院脳卒中科は、神経内科・救急・脳外科という異なるバックグラウンドを持ったプロフェッショナルが脳卒中を治療するために集まったチームです。本コースでは脳卒中診療をメインとする脳神経内科医と救急医を養成します。脳卒中は日常診療できわめてよく遭遇するcommon diseaseですが、従来は効果的な急性期治療法がありませんでした。近年アルテプラーゼ静注療法とカテーテルによる再開通療法が導入され、転帰が劇的に改善しました。本邦では脳神経外科医がその診療を行うことが多いのですが、本来は内科治療が中心であり内科医が初療にあたるべきです。またすべての脳卒中は救急疾患であり、救急医が対応することも多い疾患です。脳卒中科では、外科手術は脳外科医が行いますが、カテーテル治療は全員が行います。また神経内科医による適切な病型診断とそれに基づく再発予防や、救急医による適切な神経救急治療を行っています。このように当科では、脳卒中に対する内科治療、カテーテル治療、神経救急そして外科治療全てを学ぶことができます。筑波大学は開院以来レジデント制度をとっており、専攻医は附属病院の総合教育センターに所属します。脳卒中コースはそのメリットを最大に活かし、脳卒中科と基本診療科(神経内科または救急科)をバランスよく研修し、脳卒中というサブスペシャリティを持った基本診療科の専門医を取得できます。また多くの臨床研究や基礎研究(新規脳梗塞治療薬、再生医療、ロボットを使ったリハビリ、Brain machine interfaceなど)を行っており、専門医取得後のキャリアアップも実現できます。是非ともいっしょに診療や研究をしましょう。

この病院の見学体験記

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