病院情報のチェックポイント

救急

救急指定ってどうなってるの?

救急指定は、患者さんの重症度に応じて1次から3次まで段階ごとに分けられています。
救急指定病院はそれぞれの段階に応じて患者さんの受け入れができる体制をとっています。

救急医療の3段階体制

3次救急

2次救急まででは対応できない一刻を争う重篤な救急患者に対応する救急医療。
3次救急では特に高度な処置が必要であり、「救命救急センター」や「高度救命救急センター」が対応します。

2次救急

入院治療や手術を必要とする重症患者に対応する救急医療。
臨床研修指定病院のほとんどが2次救急指定の病院になります。

1次救急

入院治療の必要がなく、外来で対処しうる帰宅可能な軽症患者に対応する救急医療。

初期臨床研修指定病院はほぼ2次救急以降の指定を受けた病院になります。
3次救急に対応できる施設は、全国に271施設(注1)ありますが、その施設がすべて臨床研修指定施設というわけではありません。

注1:日本救急医学会参照(2014年11月時点)

通称 2.5次救急?

1~3次救急以外に、「2.5次救急」とうたっている施設もあります。
これは正規に指定された区分ではなく、あくまでも通称。
たとえば、救急救命センターの指定を受けていない2次救急指定病院だけど3次救急並みの設備・スタッフを備え、救急の受け入れを積極的に行っている施設が「3次救急に近しい範囲まで受け入れています」との意味を含ませて、「2.5次」と説明している施設もあります。

どこに着目したらいいの?

point.1
気になった病院の
救急件数をみてみよう。

気になった施設の1日平均や年間の救急取扱件数をチェックしてみよう。隣接する地域にある他の施設と比較したり、都道府県毎の平均値と並べてみることで、施設毎の救急の受け入れ状況を知る手掛かりになります。

point.2
救急体制で
自分が積める経験値
を把握!

救急の受け入れ環境は大きくわけて、各専門科の救急医を集めて対応する各科相乗り型と、何科にかかわらず全ての救急初期診療にかかわるER型にわけられます。

救急の受け入れ環境

各科相乗り型
各科相乗り型

救急体制ではもっとも一般的。
各科の救急担当医の協力のもとで初めて機能する体制。

ER型
ER型

ER専門医がすべての救急患者の初期診療を行う体制。ただし、ER専門医の数は日本ではまだ少ないという現状があります。

ER専門医… 全ての救急患者を横断的に診て救急初期診療を行う能力を有する専門医のこと。日本ではER専門医の人数が少ないのが現状。

(出典:日本救急医学会 ER検討委員会)

都道府県別 1日平均救急件数

全国の救急件数を比較して、自分にあった病院をチェックしてみましょう。

参照:臨床研修プログラム検索サイトREIS(2020年1月時点)

  • 大阪府地域医療支援センター
  • 常仁会牛久愛和総合病院

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