大学病院
埼玉医科大学病院
さいたまいかだいがくびょういん
12名
7名
卒後3年次 3名
卒後4年次 1名
卒後5年次 3名
卒後3年次(月給/年収)
月給 260,000円
卒後4年次(月給/年収)
月給 270,000円
卒後5年次(月給/年収)
月給 280,000円
月3回程度
随時
随時 埼玉医科大学病院 臨床研修医募集HPを参照
診療科名 | 病床数 | 医師数 | 指導医数 | 平均外来患者数 | 平均入院患者数 |
---|---|---|---|---|---|
呼吸器内科 | 37床 | 24名 | 12名 | 82名/日 | 43名/日 |
病床数 | 医師数 | 指導医数 | 平均 外来患者数 | 平均 入院患者数 |
---|---|---|---|---|
37床 | 24名 | 12名 | 82名/日 | 43名/日 |
【呼吸器内科の特徴】当科は県内外の広大な地域からの紹介および救急入院患者を受け入れており、肺炎を中心とした呼吸器感染症、間質性肺炎、肺癌、気管支喘息、COPD、睡眠時無呼吸症候群なども含め常時40床前後の入院患者の診療に当たっている。外来部門には当科を基盤とした「アレルギーセンター」を擁しているのが大きな特徴で、当科を中心に、関連診療科(小児科、皮膚科、耳鼻科)との連携により、気管支喘息をはじめとしたアレルギー疾患を、患者中心主義に立って包括的にかつ専門的に診療している。アレルゲン免疫療法については当施設が日本アレルギー学会の公式手引書作成での中心的役割を担っており、施行症例数は全国でもトップクラスである。
肺癌診療の中心は国際医療センター開設に伴い同センターに移動したが2病院体制で診療機能は更に充実し、当院でも肺癌における化学療法外来を実施し、この地域の肺癌診療の中心的存在としての役割を果たしている。
専門医研修では、感染症、びまん性肺疾患、アレルギー性疾患、COPD、肺癌、肺循環系疾患、睡眠時無呼吸症候群など幅広い疾患の診療をマスターできるプログラムを実施している。研究分野では喘息を中心としたアレルギー性疾患の臨床・基礎研究、COPD・睡眠時無呼吸症候群の臨床研究、PCRを用いた感染症研究、肺癌の臨床・基礎研究と共に、疾患原因遺伝子を同定すべくSNPマイクロアレイ、エクソーム解析などの手法を用いた研究を行い、国内外における学会でその成果を公表してきている。
【プログラムの目的と特徴】
呼吸器内科は、日常診療で頻繁に遭遇する疾患や病態に関わる機会が多く、また一臓器にとどまらず全身疾患との関わり合いが非常に多い疾患分野である。そのため、呼吸器疾患のみならず、いろいろな疾患・病態が経験できる利点がある。
呼吸器疾患については、多様な病因、病態、病変部位や広がりに基づいて呼吸器の病気が構成されているということの理解を深め、それに基づいた診断法、治療法を理解することを目標とする。また、呼吸器学会・アレルギー学会・呼吸器内視鏡学会の専門医取得の基礎となる研修プログラムである。
専門治療としては、悪性腫瘍:気管支動脈抗癌薬注入療法ステント挿入(気管支、下大静脈)
喘息:アレルゲン免疫療法、各種抗体療法、重症での気管支温熱療法
COPD:包括的呼吸リハビリテーション、在宅酸素療法
肺血栓塞栓症:下大静脈フィルター
気道出血:気管支鏡的止血法、気管支動脈塞栓術
呼吸不全:非侵襲的陽圧呼吸
などを行っている。
【学習目標・到達目標】
一般目標(GIO)
呼吸器内科医として専門的知識と技能をつける。またアレルギー専門医取得をも目標とする。
診断分野:呼吸器疾患・アレルギー疾患を正確に診断し評価することができる。 治療分野:呼吸器疾患・アレルギー疾患を適正に治療することができる。
行動目標(SBOs)
1. 気管支鏡
(適応、機器の取り扱い、消毒、咽頭麻酔、気管支洗浄、擦過細胞診、気管支肺胞洗浄、気管支生検、肺生検、合併症の対処)
2. 経皮的肺生検(適応、合併症の対処)
3. 胸腔穿刺(適応、準備、実施、合併症の対処)
4. 胸膜生検(適応、準備、実施、合併症の対処)
5. 胸腔ドレーン(適応、準備、実施、合併症の対処)
6. 脱気(適応、準備、実施、合併症の対処)
7. 中心静脈カテーテル(適応、準備、実施、合併症の対処)
8. 右心カテーテル(適応、準備、実施、合併症の対処)
9. 画像読影(胸部X線、CT、MRI、超音波、核医学、肺/気管支動脈造影)
10. 病理学的検査
11. 細菌学的検査
12. ピークフロー・モニタリング
13. アレルゲン・プリックテスト
14.呼気NOまた誘発喀痰検査による気道炎症評価
15. 気道過敏性検査(適応、準備、実施、合併症の対処)
16. アレルゲン免疫療法:皮下注射法ならびに舌下法(適応、準備、実施、合併症の対処)
17.食物アレルギー患者等のアドレナリン注射システムによる長期管理
18.肺機能検査の理解と分析*
19. 動脈血ガス分析の理解と分析*
20. 呼吸不全の各種酸素療法の適応の理解と実施(鼻カニューラ、マスク、ベンチュリーマスク、インスピロンマスク)
21. 人工呼吸管理(非侵襲的陽圧呼吸、間欠的陽圧呼吸)
22. 主要呼吸器疾患の初期検査計画が立案でき、病態の治療方針が理解できる
1)呼吸不全(急性・慢性)・ARDS
2)呼吸器感染症(急性上気道炎、気管支炎、肺炎)
3)閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎、気管支拡張症)
4)間質性肺疾患
5)アレルギー・免疫性呼吸器疾患(気管支喘息・過敏性肺炎・好酸球性肺炎・サルコイドーシス)
6)肺循環障害(肺塞栓・肺梗塞)
7)異常呼吸(過換気症候群・睡眠時無呼吸症候群)
8)胸膜・縦隔・横隔膜疾患(自然気胸・胸膜炎)
9)肺癌・悪性胸膜中皮腫
22. 主要呼吸器感染症に対する抗菌薬が、適切に選択できる
23. 呼吸器疾患における副腎皮質ステロイド薬の適応を理解し、実践できる
24. 気管内挿管・抜管(適応、実施)
25. 輸液療法(患者の状態に応じた適切な輸液が実施できる)
26. 吸入療法(患者の状態に応じた適切な吸入が実施できる)
27. 理学療法(体位ドレナージ、呼吸リハビリテーション、スクイージング)
*新医師臨床研修時に理解されているべきもの
専門医研修は3年間を基本とする。呼吸器内科は、日常診療で頻繁に遭遇する疾患が多く、また一臓器にとどまらず全身疾患との関わり合いが非常に多い分野であるため、呼吸器疾患のみならず、いろいろな疾患・病態が診療できる利点がある。
呼吸器疾患については、多様な病因、病態、病変部位や広がりに基づいて呼吸器の病気が構成されているということの理解を深め、それに基づいた診断法、治療法を理解することを目標とする。また、呼吸器学会・アレルギー学会・呼吸器内視鏡学会の各専門医取得の基礎となる研修プログラムである。アレルギー専門医取得を目的とした科内研修会(月2回)、院内講演会アレルギーフォーラム(年4回)を行っている。
良性疾患の症例数は非常に多く、特に外来にアレルギーセンターを擁している関係で気管支喘息症例が非常に豊富です。
気管支内視鏡を中心に各種の手技を積極的にマスターしていただきます。
多くの大学出身者が混在しており、他大学出身のかたにとって居心地のよい環境とおもいます。
産休育休はもちろん当直なし週4日勤務の非常勤1類カテゴリイ活用で、女性医師の活躍を支援しています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
朝 | 8:45~カンファレンス | 8:30~カンファレンス | 8:45~カンファレンス | 8:45~カンファレンス | 8:45~カンファレンス | 5 科合同カンファレンス | |
午前 | 総カンファレンス・診療部長回診 | 診療副部長回診 | |||||
午後 | 気管支鏡検査 | 気管支鏡検査・チームカンファ | 気管支鏡検査・チームカンファ | 各診療チーム別カンファレンス | |||
夕方 | 医局会・学術活動報告会 | アレルギーセンター勉強会 |
朝 | 午前 | 午後 | 夕方 | |
---|---|---|---|---|
月 | 8:45~カンファレンス | |||
火 | 8:30~カンファレンス | 総カンファレンス・診療部長回診 | 気管支鏡検査 | 医局会・学術活動報告会 |
水 | 8:45~カンファレンス | 気管支鏡検査・チームカンファ | ||
木 | 8:45~カンファレンス | 気管支鏡検査・チームカンファ | アレルギーセンター勉強会 | |
金 | 8:45~カンファレンス | 診療副部長回診 | 各診療チーム別カンファレンス | |
土 | 5 科合同カンファレンス | |||
日 |
埼玉県は人口に対して医師が不足しているというお話をうかがいました。そのため大学病院といえど専門性の高い疾患だけでなく一般の疾患も診る機会が多いそうです。大学病院ならではの難しい疾患も一般の疾患もしっ …続きを読む
埼玉は人口に対して医者が不足しているというお話をうかがいました。そのため大学病院といえど専門性の高い疾患だけでなくコモンディジーズも診る機会が多いそうです。大学病院の難しい疾患を扱いたいけどコモンデ …続きを読む
病院で勤務されている先生方は、教育熱心で優秀な方が多く、二年間充実した研修生活が送れそう。研修医の先生方は、埼玉医科大学卒業生がほとんどといった印象。まれに他大からの先生もいらっしゃるが、和気あいあ …続きを読む
気になる病院・研修プログラムはどんどんブックマークして、
あとから見返して比較したり、必要なときに行動できるようにしておこう!
このサイト上から資料請求や問合せが可能です。