大学病院
埼玉医科大学病院
さいたまいかだいがくびょういん
3名
0名
卒後3年次 0名
卒後4年次 0名
卒後5年次 0名
卒後3年次(月給/年収)
月給 260,000円
卒後4年次(月給/年収)
月給 270,000円
卒後5年次(月給/年収)
月給 280,000円
随時
4月1日付採用は原則2月上旬締切
埼玉医科大学病院 臨床研修医募集HPを参照
【中央病理診断部の特徴】
中央病理診断部では埼玉医科大学国際医療センター病理診断科との強固な連携のもと、一般病理学はもとより消化管・肺・神経・血液・皮膚・骨軟部・膵臓・甲状腺・細胞診など各専門のスペシャリストが揃っており、病理診断におけるハイレベルな討論が日常的に行われている。そして、約900床に迫る当院の豊富な症例をもとに多岐にわたる疾患を経験することができる。さらに海外と積極的な交流を図り、診断・研究・教育に 高いレベルで取り組んでいる。また、分子病理学的検査も積極的に行なっており、特に部内に染色体検査施設を有していることは国内・海外を問わずユニークな点といえる。初期臨床研修期間のなかで中央病理診断部において研修することは、臨床医として将来どの科を選ぶにかかわらず、医師としての実力を蓄える計り知れない[先行投資]となることは間違いないであろう。
埼玉医科大学病理学は平成26年4月1日に日本神経病理学会認定施設として認定された。研修医は神経病理専門医の指導を受け、脳腫瘍や認知症などの神経病理診断の知識や技能を獲得できる。
中央病理診断部では、研究活動にも熱心に取り組み、病理の地方会・全国レベルでの病理学会・細胞診学会での発表に加え、国際学会などでの学会発表を積極的に奨励している。学会出席はできる限り出席を認めるようにし、自らが演題を出しての出席を奨励している。
以上述べてきたように当病理診断部での研修は密度の濃い、practicalな研修であり、研修終了後には確実に実力がつき、レベルの高い、人間性の優れた医師が育つものと確信している。
【プログラムの目的と特徴】
卒後3年目以降の中央病理診断部における後期研修カリキュラムは、病理専門医資格取得の目標を中心とした実践的なプログラムであり、オールラウンドな病理診断能力を身に付けることができる。また、clinical medicine である病理診断の実践とacademic scienceである病理学的研究はオーバーラップするところが多く、良い病理医は良い研究者でもある。したがって比較的早くから学会発表・論文執筆に取り組むことになる。
中央病理診断部の主な仕事は組織診断・細胞診・病理解剖であり、必要に応じて分子病理の知識も習得することになる。もちろん、術中迅速診断にも参加することになる。ご存知のように病理医は、全科にわたる広い知識と判断力が必要であるが、その意味からも各科とのカンファレンスを通じての交流がきわめて重要といえる。中央病理診断部では、消化器外科カンファレンス・皮膚科カンファレンス・腎生検カンファレンス・院内CPCをはじめとして、細胞診カンファレンス・剖検グロスレビュー・鏡検会などの数多くのカンファレンスを開催している。これにより幅広く、かつ深い知識の理解・習得が可能である。また、週1回行われる抄読会や各種のカンファレンスでの発表を通じて、自ら主体性をもって勉強し、かつ発表の技術なども習得していくことが可能である。日々の病理診断業務においては、日本病理学会(社)認定の研修指導医がマン・ツー・マンで指導にあたり、各科にわたる種々の疾患を全般的に広く学び、幅広いものの見方・考え方をつけることができる。
また、学内外の定期的な勉強会に出席することにより稀少例や診断困難例についても経験することができる。
【学習目標・到達目標】
一般目標(GIO)
初期研修において習得した疾患の病理とその関連事項をさらに発展させ、病理専門医となるために必要な知識を取得する。また、的確な病理診断を下し、病理学的な立場から臨床医に助言を行いえる技能を養う。さらに、病理診断の実践を通して、他の医療スタッフとの協調性を身につけ、医療の質的向上ならびに精度管理に貢献する。
行動目標(SBOs)
1.稀有でない症例の手術標本の肉眼病変を的確に指摘でき、かつ適切な切り出しが行える。
2.稀有でない症例の病理組織標本の組織学的病変を的確に指摘でき、診断名を付すことができる。
3.臨床からの問い合わせに的確に返答できる。
4.難解例に対して無理に診断せず、コンサルテーションを受ける。
5.組織標本のquality(切片の厚さ、染色性など)を判断し、技師への再薄切、再切り出しなどの指示ができる。
6.感染検体の取り扱い、医療廃棄物の取り扱いを説明できる。
7.凍結切片作製、染色ステップを理解する。
8.一定の時間内に迅速診断を正しく行い、手術場に報告することができる。
9.特殊症例における病理解剖の手技を説明できる。
10.部検を研修医、学生および技師に指導できる。
11.院内のCPCを施行し、関係者の教育ができる。
12.各種学会、病理カンファランスに積極的に参加する。
13.細胞診標本を鏡検(スクリーニングを含む)し、その診断ができる。
14.定型的な細胞診所見に対して推定組織型を述べることができる。
15.電子顕微鏡に関して、組織の固定、包理、超薄切、染色、電子顕微鏡(透過型)の使用法を説明できる。
16.免疫組織化学染色に関して、パラフィン切片を対象とした場合の診断に有用な抗体について説明できる。
17.PCR、ISHなどの分子病理学的検査法の病理診断における有効症例について説明できる。
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埼玉は人口に対して医者が不足しているというお話をうかがいました。そのため大学病院といえど専門性の高い疾患だけでなくコモンディジーズも診る機会が多いそうです。大学病院の難しい疾患を扱いたいけどコモンデ …続きを読む
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