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杏林大学医学部付属病院

大学病院

杏林大学医学部付属病院

きょうりんだいがくいがくぶふぞくびょういん

レジナビBook臨床研修版

杏林大学医学部付属病院 一般コース

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更新日:2022/04/05

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2021年度時点)

    245名

  • 初期研修医(2021年度時点)

    106名

    卒後1年次 43名

    卒後2年次 63名

  • 給与

    卒後1年次(月給/年収)
    月給 273,000円

    詳細はこちら

  • 当直回数

    平成30年2月より変形労働時間制導入のため、夜間勤務が数回あり。

採用関連情報

  • 採用予定人数

    58名

  • 昨年度の受験者数

    122名

  • 試験日程

    令和4年8月10日(水)、8月17日(水)予定

この研修プログラムの特徴

1. 必修科目は以下の通りです(一般コース)。
内科(内科外来研修4週を含む28週)、救急(12週)、麻酔科(8週)、外科(4週)、小児科(4週)、産婦人科(4週)、精神神経科(4週)、地域医療(4週)
内科必修研修:臓器別内科7部門(呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、糖尿病・内分泌・代謝内科、血液内科、腎臓・リウマチ膠原病内科、神経内科または脳卒中科)に高齢診療科を加えた8部門から6部門を選択します。将来内科領域に進みたい人、まだ将来進む領域を決めかねている人は、選択期間のうち1〜2ヵ月を内科に回し、少なくとも臓器別7部門すべてをローテートすることを強く勧めます。4週は外来研修です。
麻酔科必修研修:気管挿管をはじめ救命・全身管理に関わる知識・技能の修得のため、麻酔科8週を必修としています。8週の研修で100例程度の麻酔を経験することができます。
救急部門必修研修:当院の救急部門は一次・二次救急を担当する救急総合診療科と三次救急を担当する救急科に分かれています。救急総合診療科での研修は、2年次に4週を必修としており、まだ診断のついていないwalk inの患者を数多く診ることができます。当院の救急研修のもう一つの特徴は、2年次に8週の三次救急研修を必修としていることです。重症患者の全身管理の経験は、将来どの領域に進んでも役立つものと思います。
外科・小児科・産婦人科・精神神経科必修研修:それぞれ4週を必修としています。外科は消化器・一般外科、呼吸器・甲状腺外科、心臓血管外科の3科から1科を選択することとしています。
地域医療研修:三鷹市、武蔵野市、調布市の医師会の協力を得て、医師会に所属する診療施設での研修を行っています。また、約半数は北海道、東京都(奥多摩と島嶼地域)、高知県、長崎県(島嶼地域)などの病院あるいは診療所で研修をします。大都会の大学病院では経験することができない医療の姿を学ぶことができます。

2. 一般コース以外に産婦人科・小児科重点コースも用意しています(定員4名)。将来小児科あるいは産婦人科に進みたい人を念頭に置いたプログラムですが、必修研修の内容はほぼ同じです。一般コースの説明(上記)をお読み下さい。

3. 研修開始にあたって、28週の選択期間を有効に利用し、個々の研修医の希望にフィットしたコース設計ができるようにプログラム責任者が助言します。

4. よりフレキシブルな研修計画が立てられるように、多くの科では4週単位以外に6週間の研修期間も認めています。また、2年目にローテートすることになっている必修部門を1年目の後半にローテートすることも可能です。

5. 有意義な研修を行うためには、研修開始の時点である程度将来の方向が決まっている方が望ましいので、学生の間に色々な情報を収集しておきましょう。

研修病院タイプ
基幹型
URL

http://www.kyorin-u.ac.jp/hospital/

こだわりポイント

  • 指導体制が充実

  • 女性医師サポートあり

  • いろんな大学から集まる

  • 救急充実

杏林大学医学部付属病院 一般コース内科

制度の定める必修科目である「内科(内科外来研修4週を含む28週間)」、「救急(12週間)」、「外科(4週間))」、「産婦人科(4週間)」、「小児科(4週間)」、「精神神経科(4週間)」、「地域医療(4週間)」の他に、「麻酔科(8週間)」を必修とし、「救急と全身管理に強い医師」の養成をめざしています。自由選択期間は28週間あり、プログラム責任者の助言のもとに、将来の進路を見据えた自分なりのプログラムを組むことができます。

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次内科(24週)内科外来(4週)外科(4週)麻酔科(8週)選択科目(8週)
2年次救総(4週)救急科(8週)産(4週)精(4週)小(4週)地(4週)選択科目(20週)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

内科(24週)

内科外来(4週)

外科(4週)

麻酔科(8週)

選択科目(8週)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

救総(4週)

救急科(8週)

産(4週)

精(4週)

小(4週)

地(4週)

選択科目(20週)

スケジュールを

救総:救急総合診療科(一次・二次救急)、産:産婦人科、精:精神神経科、小:小児科、地:地域医療
1.ローテーションの順序は個々の研修医によって異なります。
2.内科は呼吸器、腎臓・リウマチ膠原病、神経(または脳卒中)、循環器、血液、消化器、糖尿病・内分泌・代謝、高齢の8部門から6部門を選択します。
3.外科は消化器・一般外科、呼吸器・甲状腺外科、心臓血管外科から1科を選択します。

杏林大学医学部付属病院 産婦人科・小児科重点コース周産期

「産婦人科・小児科重点コース」も基本的なコンセプトは「一般コース」と同じですが、小児科あるいは産婦人科の研修期間を長くとり、この領域の研修が重点的に行えるようになっています。ただし、小児科または産婦人科以外に、将来の進路に役立つと思われる科を研修することも可能です。

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次産(4週)小(4週)外科(1週)麻酔科(8週)内科外来(4週)内科(24週)
2年次救総(4週)救急科(8週)精(4週)地(4週)選択科目(4週)選択:原則として小または産(24週)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

産(4週)

小(4週)

外科(1週)

麻酔科(8週)

内科外来(4週)

内科(24週)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

救総(4週)

救急科(8週)

精(4週)

地(4週)

選択科目(4週)

選択:原則として小または産(24週)

スケジュールを

救総:救急総合診療科(一次・二次救急)、産:産婦人科、精:精神神経科、小:小児科、地:地域医療
1.ローテーションの順序は個々の研修医によって異なります。
2.内科は呼吸器、腎臓・リウマチ膠原病、神経(または脳卒中)、循環器、血液、消化器、糖尿病・内分泌・代謝、高齢の8部門から6部門を選択します。
3.外科は消化器・一般外科、呼吸器・甲状腺外科、心臓血管外科から1科を選択します。

研修環境について

在籍指導医(2021年度時点)
合計 245名

在籍初期研修医(2021年度時点)
合計 106名

卒後1年次の初期研修医数
43名(男性 32名:女性 11名)
主な出身大学
岩手医科大学, 杏林大学, 聖マリアンナ医科大学, 金沢医科大学, 愛知医科大学, 近畿大学

卒後2年次の初期研修医数
63名(男性 35名:女性 28名)
主な出身大学
岩手医科大学, 埼玉医科大学, 杏林大学, 帝京大学, 日本大学, 聖マリアンナ医科大学, 東海大学, 信州大学, 金沢医科大学, 浜松医科大学, 川崎医科大学, 宮崎大学

在籍専攻医・後期研修医(2021年度時点)
合計 128名

当直体制
開始時期
ローテーション開始後

カンファレンスについて
症例検討会や勉強会は各診療科によって週1~4回は行っている
研修修了後の進路
初期研修終了後の8割以上が、当院での後期研修を継続

給与・処遇について

給与
卒後1年次(月給/年収)
月給 273,000円
<給与>
(1年目研修医・2020年度平均実績:賞与・時間外手当等含む)
<賞与>
1年目:あり(50,000円/年・2020年度実績)
2年目:あり(100,000円/年・2020年度実績)
医師賠償責任保険
任意
宿舎・住宅
あり
住宅補助 0円/月
宿舎 39,700円/月

社会保険
あり
学会補助
なし
当直回数
平成30年2月より変形労働時間制導入のため、夜間勤務が数回あり。
休日・有給
あり

病院見学・採用試験について

病院見学
当直見学:あり
見学時交通費補助:なし

見学は随時メールにてお申し込みいただけます。お名前、大学名(学年)、見学希望日、見学希望科(1日1科の見学)を明記の上、k-match@ksot.kyorin-u.ac.jpまでお申し込みください。
※病院見学は一部を制限させていただいております。(2022年3月1日現在)
試験・採用
試験日程
令和4年8月10日(水)、8月17日(水)予定
選考方法
面接、筆記、その他
採用予定人数
58名
昨年度の受験者数
122名
応募関連
応募書類
1)履歴書 2)受験票・写真票 3)成績証明書、CBT試験結果(全受験生必須)4)推薦書(本学在学生・卒業生は不要) 5)写真3枚(5cm×4.5cm)

応募締切
7月中旬予定
応募連絡先
総合研修センター 臨床研修担当
TEL:0422-47-5511(代表)
E-mailk-match@ksot.kyorin-u.ac.jp

医学生の方へメッセージ

  • 研修医

 杏林大学病院は、多摩地区唯一の大学病院本院であり、高度救命センター、総合周産期母子医療センター、脳卒中センターなど救急対応に強いところが特徴の一つです。その一方で、都心の大きな病院と異なり三鷹市の周辺地域には当院と同様の大きな病院がないため、Common diseaseも多く、市中病院のような一面も持ち合わせています。
このように当院は専門性の高い症例から一般的な症例まで、多岐にわたる症例を経験できると魅力があります。
 私は杏林大学を卒業し、このような魅力を持つ当院で研修を行うことを決めました。
まず、当院の研修プログラムではどのようなカリキュラムを組めるのかという点について説明いたします。
私は一般コースを選択しましたが、一般コースでは、内科、救急、外科、産婦人科、小児科、精神科、麻酔科、地域研修以外の期間(28週間)で自由選択枠が設けられております。この期間で選択できる科目数の目安は6~7科であり、志望科を決めていない方にとっても
十分この期間で志望科を考えることができると思います。
私は内科志望かつ専門科を決めていなかったため、それぞれの内科を選択しローテーションを経て、志望科を決めることができました。当院の雰囲気はとてもアットホームで、
疑問を抱いたときにすぐに上級医に質問できる良い環境の中で研修生活を送ることができます。研修同期も多いため私生活はもちろん、勉学面でも切磋琢磨できると思います。
 もう一つの魅力として、地域医療というプログラムがあります。この研修では、北は北海道から南は長崎五島列島まで指定された医療機関で1か月研修ができます。
私は五島列島を選択しましたが、大学病院で働いているからこその医療体制の違いや医療設備の違いを体験できます。大学病院での高い水準の医療だけでなく、限られた医療資源でどのような医療が展開されているのかを学べるため非常に貴重な経験ができます。
 杏林大学病院は大学病院ではありながら様々な疾患を経験でき、親しみやすい環境の中で研修生活を送ることができます。
ぜひ一度、見学にお越しいただき、当院の雰囲気を感じていただければと考えます。

  • 呼吸器内科 小田未来

当院は、多摩地区唯一の大学病院の本院です。地域の医療に根差しながら臨床、研究、教育という3本の柱、全てに置いて、大学病院としての役割を担う設備と人材が揃っていると思います。取り扱う疾患もCommon diseaseから専門的な珍しい疾患まで、慢性的な疾患から、急性期や重症病態まで、幅広く経験を積むことができます。規模の大きな大学病院ですが、他大学出身の方も多く、出身大学を気にすることなく、すぐに馴染めて和気藹々とし、風通しが良いのも、特徴だと思います。私の所属する麻酔科は、当院の研修プログラムでは必修科目になっています。しかし、麻酔科とはかけ離れた分野に進路を考えている研修医もいます。研修医の、考え方やそれまでの経験や知識はそれぞれ異なります。そこで私たちは、平等で均質な教育を目指すよりも、個々に合わせた教育や研修を心がけています。麻酔科の研修を始める際には、目標や目的、研修を経てなりたい自分をなるべく具体的にイメージしてもらい、そのイメージに近づくためには、何が必要かを一緒に考えるところから始めています。また患者さんの安全を担保しながら、最大限の経験が詰めるように、手技や治療へなるべく参加していただくべく、シミュレーターを用いた事前の準備や、定期的な勉強会を開催しています。担当する患者さんについて、積極的にチーム医療に参加して、研修医自身の考え方を尊重することに努めています。また労働が過重な負担がかからないよう、オンラインでの出退勤把握による管理や、指導医との定期的な面談もあります。幅広い学年の先生がいるので、悩んだときには、近い学年の先輩に相談しやすいのも魅力だと思います。私自身も当院で初期研修を行いました。杏林大学病院の雰囲気は、その頃と少しも変わらず、面倒見のいい指導医たちと活気があってやる気に溢れる研修医が、患者に寄り添う良医を目指して、日々教育と自己研鑽に励んでいます。むしろもっと、活気があってやる気に溢れる研修医が、増えた気もしています。先輩が教えてくれたように、後輩に教えていく、この定着した風土はこれからも変わることのないのだと思います。みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

この病院の見学体験記

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