香川大学医学部附属病院

この研修プログラムの特徴

蘇生、全身管理に精通し、リサーチのできる救命救急・集中治療医を作る
学生、初期研修中のみなさんへ。ポイントは、
①蘇生、全身管理（心停止、敗血症、外傷等）のプロを育てる
②世界標準の治療プロトコルを身につける
③的確・迅速な決定的治療を行える力を身につける
④最後の砦としての救命救急スピリットを養う
⑤リサーチのできる救命救急・集中治療医を作る
当科での研修により、救命救急疾患の疫学（発生率、転帰）、治療効果および治療限界を知り、そして自分およびチーム治療力を掌握できます。
専門研修プログラムでは、主治医として救命救急疾患を初療から決定的治療の完結、転科転院まで丁寧に患者を診て考えていくことを重視しています。県内主要施設が連携施設になっており、県外の連携施設には兵庫県災害医療センターがあります。連携施設の選択は各専攻医のキャリアプランを尊重し、相談に応じます。double board取得（整形外科専門医、外科専門医など）、あるいは海外・国内留学も可能です。さらに神経集中治療コース（６ヶ月、12ヶ月）、学位取得コースを設けています。
・神経集中治療コース：頭部外傷、脳卒中、心停止後脳障害などを対象として、救急外来～手術～救急ICUをシームレスに研修できます（ここがポイント！）。習得スキルとしては、体温管理療法（血管内装置）、持続脳波モニター、脳圧センサー留置などです。
・学位取得コース：トランスレーショナルリサーチ（基礎実験）＋臨床研究（統計）を行います。勤務体制調整可（週末自宅へ帰宅可）、研究日週３日程度。専門医取得は助教併任（ボーナス有、アルバイト多数）。科研費申請指導、英語原著論文指導（英文校正、投稿、学会ポスターの自己負担なし）です。専門医を都会で習得したけど学位も欲しいという人にオススメです。