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国立病院機構東京医療センター

市中病院

国立病院機構東京医療センター

とうきょういりょうせんたー

国立病院機構東京医療センター総合診療プログラム

更新日:2024/04/01

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2018年度時点)

    7名

  • 給与

    卒後3年次(月給/年収)
    月給 381,100円

    卒後4年次(月給/年収)
    月給 381,100円

    卒後5年次(月給/年収)
    月給 381,100円

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採用関連情報

専門研修・サブスペシャルティ

診察科総合診療科
基幹施設/連携施設
基幹施設
連携施設
国立病院機構栃木医療センター、国立病院機構東埼玉病院、桜新町アーバンクリニック、河北サテライトクリニック家庭医療学センター、西伊豆健育会病院、ホスピティウム聖十字会中島医院、北里大学東病院、GPクリニック自由が丘

この研修プログラムの特徴

当院総合内科(総合診療科)は、1986年に発足し、1992年から後期研修医の採用を開始しました。以来、幅広い健康問題に対応し、患者の心理・社会状況にも配慮する「総合診療の基本理念」を堅持しつつ、一般的な内科疾患に関しては、新しい知見や根拠に基づき、水準以上の医療を提供する総合内科(general internal medicine)として機能することを目指し、数多くのレジデントを育成してきました。修了生の多くは、第一線の診療所、地域の中核病院、総合診療と密接に関連する医学教育、社会医学など、様々な分野で活躍しています。
本研修プログラムの中心となる東京医療センターは、国立病院機構の中では最も病床数の多い施設であり、地域との結びつきの強い急性期病院として地域医療に貢献してきました。診療実績では、年間のべ30000人の外来患者、1800人の入院患者を担当し、一日平均入院患者数は概ね80-90名で推移しており、国内総合診療部門として最大規模の診療を展開しています。入院経路は当直医からの診療依頼、総合内科も担当している日中の二次救急診療など救急経由が多く、救急入院が入院全体の70%前後を占め、地域の急性期医療ニーズに応えています。
また、臨床研修指導も当科の重要な業務で、必修化された前期研修のみならず、卒後3-7年の後期研修、近年では医学生の臨床実習の指導にも精力的に取り組んでいます。本研修プログラムは、院内各専門家の医師やコメディカルスタッフ、周辺の各地域医療機関の協力のもと、細やかなフィードバックを受けながら研修できる環境を整えていることが特徴です。専攻医は、自己研鑽を重ねながら人々の命と健康に関わる幅広い問題について適切に対応する専門医になることを目指し、研修修了後には標準的な医療を安全に提供し、疾病の予防に努めるとともに将来の医療の発展に貢献できる総合診療専門医となります。
本プログラムでは、5つの必須診療科と選択診療科で3年間の研修を行います。研修は基幹施設と連携施設で行われ、それぞれの特徴を生かした症例や技能を幅広く、専門的に学ぶことができます。

【専門研修プログラム履修期間を終了した専攻医の雇用について】
専門研修プログラムの研修期間は3年ないしは4年であり、当該プログラムに準拠して研修を行う研修医が当院期間職員として雇用される期間も原則的には研修期間と同じ期間です。現在の制度では、通常当該機関の専門研修プログラムを終了した翌年度に、専攻医の皆さん自らが専攻した基本診療領域の専門医試験を受験することになります。また、現在は具体的な制度には至っていませんが、基本領域の研修プログラムを修了した後にはサブスペシャルティ領域の研修を行うという進路も考えられます。
そこで東京医療センターでは、基本専門領域の研修が終了した専攻医に対して、ある一定の要件の中で引き続き東京医療センターでの期間職員としての雇用が可能な制度を設けています。
<制度運用の詳細>
以下の要件を満たした場合、専攻医は東京医療センターでの被雇用期間を延長することができる。
専門研修プログラム最終年度開始時点において、研修修了の見込みが立ち、さらに専攻医自身が雇用期間の延長を希望する場合、原則として1年間の期間延長
専門研修プログラム最終年度開始時点において、東京医療センターにサブスペシャルティ領域研修プログラムが用意されており、専攻医が当該サブスペシャルティ領域プログラムの研修開始を申請し、なおかつ当院がそれを承認した場合は、当該研修期間分の期間延長
その他、学位取得等特段の事情のために専攻医が雇用期間の延長を希望する場合、特段事情に応じた期間延長
身分は専門研修時と同等(期間職員)

基幹施設における週間予定(国立病院機構東京医療センター 例)

業務連絡会新入院カンファレンス新入院カンファレンスチーム回診、Reflection-Reviewレジデント勉強会、新入院カンファレンス
午前外来埔里セプター病棟業務病棟業務再診外来初診外来
午後病棟業務病棟業務二次救急病棟業務病棟業務
夕方外来カンファレンス、チームカンファレンス外来カンファレンス、EBMカンファレンス、チームカンファレンス外来カンファレンス、報告・相談カンファレンス、チームカンファレンス外来カンファレンス、リハビリカンファレンス、チームカンファレンス外来カンファレンス、チームカンファレンス
 午前午後夕方
業務連絡会外来埔里セプター病棟業務外来カンファレンス、チームカンファレンス
新入院カンファレンス病棟業務病棟業務外来カンファレンス、EBMカンファレンス、チームカンファレンス
新入院カンファレンス病棟業務二次救急外来カンファレンス、報告・相談カンファレンス、チームカンファレンス
チーム回診、Reflection-Review再診外来病棟業務外来カンファレンス、リハビリカンファレンス、チームカンファレンス
レジデント勉強会、新入院カンファレンス初診外来病棟業務外来カンファレンス、チームカンファレンス

研修環境について

責任者
総合内科 医長 鄭東孝
責任者の出身大学
産業医科大学
当科病床数
63床
当科医師数
28.0名
当科平均外来患者数
120.9名/日
当科平均入院患者数
85.2名/日
在籍指導医(2018年度時点)
7名

研修修了後の進路
1990年から通算で130名近いレジデントが総合内科の研修にエントリーしています。研修終了後の進路では、地域病院の柱として病院総合診療を担う医師となったものの他に、地元から頼られる、かかりつけ医となった先輩、専門診療に進み総合診療・総合内科を土台とした広い視野を持つ専門医となった先輩、総合診療領域の研究を極め大学で後進の指導にあたる先輩など多彩な人材を輩出しています。総合診療プログラムを修了後、総合診療専門医の受験資格が得られます。
留学の可能性
あり
海外の関連施設
国立病院機構のプログラムで米国退役軍人病院(VA)への2ヶ月間の研修(ロサンゼルス)に行くことができます。研修プログラム上の細かいルールもありますので、詳細は直接お問い合わせください。

給与・処遇について

給与
卒後3年次(月給/年収)
月給 381,100円
卒後4年次(月給/年収)
月給 381,100円
卒後5年次(月給/年収)
月給 381,100円

手当:通勤手当、時間外手当、宿日直手当(20,000円/回)等
賞与:年2回支給(6月、12月)
【賞与実績】
R3.4採用者
R3.6賞与額 136,379円
R3.12賞与額 510,262円
R3.4以前の採用者(初期研修医から当院の場合)
R3.6賞与額 454,597円
医師賠償責任保険
個人加入していただいています
宿舎・住宅
あり
敷地内に寮あり。宿舎費は単身用14,000円、世帯用24,000円(変わる可能性があります)
希望者多数の場合は抽選など
駐車場あり

社会保険
健康保険 厚生年金 雇用保険 労災保険 など
福利厚生
健康診断(年2回)
学会補助
あり

筆頭演者の場合旅費の支給有(規程範囲内)
休日・有給
年次有給休暇:20日/年
その他の休暇:慶弔休暇・夏季休暇・産前産後休暇・介護休暇・看護休暇・病気休暇 など(無給の制度もあり)

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
【見学再開のお知らせ】
東京医療センターでは、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受けて病院見学の実施を見合わせておりましたが、東京都の休業要請緩和のステップ2への移行に準じてこのたび6/2より病院見学の受付を再開いたました。詳しくは当院公式サイトをご確認ください。
https://tokyo-mc.hosp.go.jp/profession/tour_for_residents.html
なお、東京医療センターでは、新専門医制度に基づいた専門研修プログラムに登録した上で研修を行う専攻医(後期研修医)の募集を行います。当院が提供する専門研修プログラム及び定員については募集要項に記載しております。以下のリンクよりご確認ください。
https://tokyo-mc.hosp.go.jp/profession/late_resident_recruitment_guide.html
見学時交通費補助:なし

試験・採用
試験日程
【専攻医募集要項】
https://tokyo-mc.hosp.go.jp/profession/late_resident_recruitment_guide.html
採用予定人数
5人

応募関連
応募書類
詳しくは募集要項をご参照下さい。
https://tokyo-mc.hosp.go.jp/profession/late_resident_recruitment_guide.html

応募連絡先
東京医療センター後期研修管理室
TEL:03-3411-0111
E-mail215-kokikenshu@mail.hosp.go.jp

研修医の方へメッセージ

専攻医の声

    自分が東京医療センターの総合内科に来て一ヶ月半がたちましたので、雑感を。まずは正直、担当する症例の多彩さ、家庭医療領域を含む豊富な勉強会、そして科の雰囲気の良さに驚きました。後期研修1年目から初診・再診枠が与えられ、すべての外来患者さんについてスタッフからの的確なフィードバックが受けられると同時に、入院では診断未確定の症例や感染症症例だけでなく、脳卒中・神経内科・代謝内分泌をはじめ、循環器・呼吸器・消化器・身体疾患を合併した精神科領域など、ほぼすべての分野の患者さんを主科として担当しています。総合内科の病床数は常時120床以上で全国有数の症例数のため、比較的稀な感染症や膠原病・血液疾患なども日常的に経験することができます。勉強会では内科や救急の症候・疾患に関するカンファレンスはもちろんのこと、認知症や生活習慣病、家庭背景やEBMにまで踏み込んだレクチャーが毎週、定期的に行われています。卒後10年目程度の中堅スタッフもチームリーダーとして複数名所属しているため質問も非常にしやすく、また性格が良く人間としても魅力的な初期・後期研修医への毎日のフィードバックだけでなく全国から見学希望の学生が訪れているため、医学教育に積極的に関わることができるのも大きな魅力です。また約30人の医師を抱える大所帯なのですが、本当に皆優しく・面白く・楽しい面々が集まっているため、科内の人間関係のストレスが全くと言って良いほど存在しないことには本当に驚きました。やはりこれにはエキスパートとして得意分野の異なる四人の医長の先生がそれぞれにうまくかみ合い、支え合われていることが大きいように思います。また自由選択期間を長く取ることができると同時に、在宅医療や診療所での研修を行う後期研修医も多く、概ね一学年6名程度の同期のうち、約半数は家庭医療専門医の取得を目指しているので、仲間が多く支え合うためにアイデンティティ・クライシスに陥ることもありません。ジェネラリストを志し研修を希望される皆様、東京医療センターは私が自信を持ってオススメします(自分もそうでしたが、医師年数が三年より上でも門戸は広く開かれているそうです)!少しでも気になった方はぜひ遠慮なくお声をかけてください!

    指導医の声

      熱意あふれる若手医師に囲まれ、指導医も共に学べるカルチャーが定着しています。すべてのメンバーに感謝です。

      この病院の見学体験記

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