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国立病院機構東京医療センター

市中病院

国立病院機構東京医療センター

とうきょういりょうせんたー

国立病院機構東京医療センター 眼科 専門研修プログラム

更新日:2024/07/02

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2018年度時点)

    15名

  • 給与

    卒後3年次(月給/年収)
    月給 381,100円

    卒後4年次(月給/年収)
    月給 381,100円

    卒後5年次(月給/年収)
    月給 381,100円

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採用関連情報

専門研修・サブスペシャルティ

診察科眼科
基幹施設/連携施設
基幹施設
連携施設
東京都立大塚病院 東京都立駒込病院 上野原市立病院

この研修プログラムの特徴

○前眼部、後眼部、緑内障、眼形成外科各分野の専門医師による統合的な専門研修が受けられる
○眼科臨床の知識、検査、手術に関して、理論と技術の両面から基礎から最先端まで研修できる
○症例が多く充実した指導体制の連携施設との研修体制により広い臨床経験が得られる
○臨床研究センターとの連携により臨床研究に関する研修体制も充実しており、研修者の指向により多様な研修プログラムが選択でき、臨床医から研究者まで、将来の可能性が広がる。
○4年の研修修了後に日本眼科学会専門制度に準拠した眼科専門医試験受験資格を得る条件を満たす研修プログラムとなっている

【専門研修プログラム履修期間を終了した専攻医の雇用について】
専門研修プログラムの研修期間は3年ないしは4年であり、当該プログラムに準拠して研修を行う研修医が当院期間職員として雇用される期間も原則的には研修期間と同じ期間です。現在の制度では、通常当該機関の専門研修プログラムを終了した翌年度に、専攻医の皆さん自らが専攻した基本診療領域の専門医試験を受験することになります。また、現在は具体的な制度には至っていませんが、基本領域の研修プログラムを修了した後にはサブスペシャルティ領域の研修を行うという進路も考えられます。
そこで東京医療センターでは、基本専門領域の研修が終了した専攻医に対して、ある一定の要件の中で引き続き東京医療センターでの期間職員としての雇用が可能な制度を設けています。
<制度運用の詳細>
以下の要件を満たした場合、専攻医は東京医療センターでの被雇用期間を延長することができる。
専門研修プログラム最終年度開始時点において、研修修了の見込みが立ち、さらに専攻医自身が雇用期間の延長を希望する場合、原則として1年間の期間延長
専門研修プログラム最終年度開始時点において、東京医療センターにサブスペシャルティ領域研修プログラムが用意されており、専攻医が当該サブスペシャルティ領域プログラムの研修開始を申請し、なおかつ当院がそれを承認した場合は、当該研修期間分の期間延長
その他、学位取得等特段の事情のために専攻医が雇用期間の延長を希望する場合、特段事情に応じた期間延長
身分は専門研修時と同等(期間職員)

週間スケジュール

入院症例カンファレンス病棟回診病棟回診病棟回診病棟回診
午前病棟回診・診療介助・蛍光眼底撮影手術助手(前眼部・後眼部)手術助手(網膜硝子体)手術研修・白内障手術外来診療
午後特殊外来(網膜硝子体)・病棟回診手術助手(網膜硝子体)手術助手(角膜移植等)特殊外来(角膜・前眼部)救急患者診療介助
夕方蛍光眼底読影カンファレンス斜視弱視カンファレンス・視覚電気生理カンファレンス総合カンファレンス・臨床講義手術技術研修・ウェットラボ等病棟回診
 午前午後夕方
入院症例カンファレンス病棟回診・診療介助・蛍光眼底撮影特殊外来(網膜硝子体)・病棟回診蛍光眼底読影カンファレンス
病棟回診手術助手(前眼部・後眼部)手術助手(網膜硝子体)斜視弱視カンファレンス・視覚電気生理カンファレンス
病棟回診手術助手(網膜硝子体)手術助手(角膜移植等)総合カンファレンス・臨床講義
病棟回診手術研修・白内障手術特殊外来(角膜・前眼部)手術技術研修・ウェットラボ等
病棟回診外来診療救急患者診療介助病棟回診

研修環境について

責任者
眼科 医長 野田徹
責任者の出身大学
浜松医科大学
当科病床数
14床
当科医師数
21.0名
当科平均外来患者数
142.9名/日
当科平均入院患者数
7.2名/日
在籍指導医(2018年度時点)
15名

研修修了後の進路
大学入局、大学院進学、市中病院就職、海外留学など多様な選択肢があります。最近の傾向としては市中病院への就職が多く、当施設で研修を積んだレジデントは既に専門的な臨床知識や手術手技の基礎を会得しており、年配のスタッフと遜色なく外来や手術などの臨床業務を行っているようです。大学に入局しつつ、当施設で研修するという形式で当院の研修を修了したレジデントも数多く、大学に戻ったあとも病棟チーフなどを務め、高い評価を受けることが多いようです。また、当院での研修修了後に大学医局へ入局することも少なくありません。もちろん当院にそのまま在籍し、網膜や角膜などの各専門領域の専門医となるために研鑽を積むことも可能です。各レジデントの希望や能力に合わせて幅広い選択が可能となっております。
留学の可能性
あり
海外の関連施設
国立病院機構のプログラムで米国退役軍人病院(VA)への2ヶ月間の研修(ロサンゼルス)に行くことができます。研修プログラム上の細かいルールもありますので、詳細は直接お問い合わせください。

給与・処遇について

給与
卒後3年次(月給/年収)
月給 381,100円
卒後4年次(月給/年収)
月給 381,100円
卒後5年次(月給/年収)
月給 381,100円

手当:通勤手当、時間外手当、宿日直手当(20,000円/回)等
賞与:年2回支給(6月、12月)
【賞与実績】
R3.4採用者
R3.6賞与額 136,379円
R3.12賞与額 510,262円
R3.4以前の採用者(初期研修医から当院の場合)
R3.6賞与額 454,597円
医師賠償責任保険
個人加入していただいています
宿舎・住宅
あり
敷地内に寮あり。宿舎費は単身用14,000円、世帯用24,000円(変わる可能性があります)
希望者多数の場合は抽選など
駐車場あり

社会保険
健康保険 厚生年金 雇用保険 労災保険 など
福利厚生
健康診断(年2回)
学会補助
あり

筆頭演者の場合旅費の支給有(規程範囲内)
休日・有給
年次有給休暇:20日/年
その他の休暇:慶弔休暇・夏季休暇・産前産後休暇・介護休暇・看護休暇・病気休暇 など(無給の制度もあり)

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
【見学について】
詳しくは当院公式サイトをご確認ください。
https://tokyo-mc.hosp.go.jp/recruit/tour_for_residents.html
当院が提供する専門研修プログラム及び定員については募集要項に記載しております。以下のリンクよりご確認ください。
https://tokyo-mc.hosp.go.jp/recruit/late_resident_recruitment_guide.html
見学時交通費補助:なし

試験・採用
試験日程
【専攻医募集要項】
https://tokyo-mc.hosp.go.jp/recruit/late_resident_recruitment_guide.html
採用予定人数
1人

応募関連
応募書類
詳しくは募集要項をご参照下さい。
https://tokyo-mc.hosp.go.jp/recruit/late_resident_recruitment_guide.html

応募連絡先
東京医療センター後期研修管理室
TEL:03-3411-0111
E-mail215-kokikenshu@mail.hosp.go.jp

研修医の方へメッセージ

研修中の専攻医の声

    大学の医局に入局しつつ、当院にレジデントとして研修を行い3年目に入ろうとしております。眼科という分野は初期研修で十分な指導や臨床経験を積むことは困難であり、研修医3年目で眼科に入った直後はわからないことだらけでした。東京医療センターは都内の総合病院では数少ない専門医取得が可能な病院であり、各専門のスタッフの先生方が数多く在籍しています。そのような豊富な指導医と優秀なレジデントの先輩方に一から指導を受け、眼科医として日々成長していることを実感しております。一般的な病院の指導方式では日常診療について十分な教育を受けることは困難な場合が多く、自己流の診察となってしまうことが多いと思います。しかし、東京医療センターではレジデントが診療を行った症例について必ず週1回スタッフと症例検討を行い、十分な診察の指導を受けつつ、担当症例の確実なマネジメントを行うことができます。また手術については切開や縫合をいった基礎的な手技を含め、医長から直接指導を受けることができます。一般的な病院ではなかなか医長レベルの先生から直接指導を受けることは難しく、こちらも当院の大きな特徴と言えます。
    このように当院は非常に教育の体制が整っている数少ない病院であり、眼科医として成長する絶好の場と思います。是非一度見学にいらしてください。

    東京医療センターで専門研修後に都内総合病院眼科勤務する医師の声 

      先日行われました第30回眼科専門医試験ですが、本日合格通知が届きました。実臨床に即した問題が多く出題され、医療センターで教えていただいた事が多数出題されました。口頭試問では角膜内皮障害例に関する質問があり、中等度の内皮障害のある白内障患者に対する説明法や、Swinging flashlight testに関する問題が出題され、クルズスで教えてもらったことと日ごろの患者さんたちへの説明内容で培った説明で充分回答することができました。試験官の先生からは、入局せずに、ここまで多岐に渡る手術を経験でき、非常に良い研修が出来ていますねとお褒め頂きました。医療センターの先生方のおかげです。ありがとうございました。今後とも精進致します。(来週は医師会で内科の先生方を対象に講演させて頂くこととなりました。)

      さらにメッセージを見る

      指導医の声

        東京医療センター眼科は、新断面では、視覚病態生理の解析に必要な眼光学的解析から網膜視神経の電気生理学的解析まで、治療面では、角膜移植、網膜硝子体手術からエキシマレーザー手術まで、極めて専門性の高い診療体制とスタッフがおり、専門研修医の皆さんには、その環境を十分に生かして充実した経験をしてほしいと期待しています。しかし、眼科臨床医にとって一番重要な研修は、専門性の高い医療現場の見学ではなく、視覚生理・病態生理の基礎的な理解と、診断治療に必要となる基本技術を理論的に段階的に確実に修得することにあります。特に実際の患者さんを対象とする検査・手術手技の基礎臨床研修に、見よう見まねや自己流の介在する余地は1つもなく、基本技術は1から10まで、基本となる型をそのまま確実に身につける必要があります。東京医療センターでは、プロフェッショナルな眼科臨床医となるために必要な研修を実践していきたいと考えています。

        この病院の見学体験記

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