藤枝市立総合病院

この研修プログラムの特徴

当科の目的としては、経験豊富で診療能力の高い皮膚科医を育成することです。実際の診療の現場ではアトピー性皮膚炎やじんま疹といった一般的疾患から、地域基幹病院であるため、志太・榛原地域の近隣の皮膚科より紹介される難治な皮膚疾患まで幅広い疾患を診ることが可能です。また、当院は浜松医科大学皮膚科学講座の教授、准教授の特別外来があり、難治な疾患などは大学と協力して診察にあたっています。

一般的な皮膚疾患や難治性の皮膚疾患の診断、治療、治療効果の検討ができる。皮膚癌の早期発見ができる。皮膚腫瘍の手術療法の適応を検討できる。

【1年目】
病棟業務をメインとし患者を受けもち、診察、診断、治療、経過までのプロセスを経験します。また、月２～３回、外来で実際の外来診療に携わります。

【2年目】
外来・入院で一般的な疾患を中心に経験することで皮膚科の基礎を身につけます。

【3年目】
指導医の指導の下で入院症例や外来症例を多数受け持ち、難治な症例等も皮膚病理組織など自己にて一通り診断、治療ができる専門性の獲得を目標とします。