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東海大学医学部付属病院

大学病院

東海大学医学部付属病院

とうかいだいがくいがくぶふぞくびょういん

湘南と首都圏をつないで総合力を修得する 耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門研修プログラム

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  • 指導医数(2019年度時点)

    5名

  • 在籍研修医数(2019年度時点)

    3名

    卒後3年次 1名

    卒後4年次 1名

    卒後5年次 1名

  • 給与

    卒後3年次(月給/年収)
    月給 430,000円/年収 5,760,000円

    卒後4年次(月給/年収)
    月給 466,000円/年収 6,192,000円

    卒後5年次(月給/年収)
    月給 502,000円/年収 6,624,000円

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  • 当直回数

    5回/月

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    随時

  • 採用予定人数

    6人

専門研修・サブスペシャルティ

診察科耳鼻咽喉科
基幹施設/連携施設
基幹施設
連携施設
東海大学医学部付属東京病院、東海大学医学部付属大磯病院、東海大学医学部f付属八王子病院、茅ヶ崎中央病院、国立がんセンター中央病院、がん研究会有明病院

この研修プログラムの特徴

耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の疾患は小児から高齢者まで幅広い年齢層が対象で、外科的治療のみならず内科的治療も必要とし、幅広い知識と医療技能の習得が求められています。湘南と首都圏をつないで総合力を修得する耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門研修プログラム(以下、湘南・首都圏耳鼻科 PG)では、すべてのポピュレーションに対応できる医師としての人格を涵養します。そして医療の進歩に応じた知識・医療技能を持つ耳鼻咽喉科専門医を養成し、医療の質の向上と地域医療に貢献することを目的としています。また、診療技能のみならず、学会発表や論文作成を通じ、科学者としての能力を習得することも目標としています。

基幹研修施設である東海大学医学部付属病院を中心に付属東京病院・付属大磯病院・付属八王子病院・がん研究センター中央病院・癌研有明病院・茅ケ崎中央病院の日耳鼻臨床研修施設の認可を受けている大規模から中規模関連研修施設7病院の中で耳鼻咽喉科・頭頸部外科研修を行います。それぞれの特徴を生かして、日耳鼻研修到達目標や症例経験基準に掲げられた疾患や手術を経験します。
2.関連研修施設を病院の規模により大規模研修病院(東海大学医学部付属病院)と中規模研修病院(付属大磯病院・付属八王子病院・茅ケ崎中央病院)そして癌中心のHigh volume center(がんセンター中央病院,癌研有明病院)とグループ分けし,耳、鼻・副鼻腔、口腔咽喉頭、頭頸部の広い領域を多数の症例が経験できる研修体制を整えています。したがって、どの規模のグループを先に研修すべきという優劣はないのが本プログラムの関連研修施設の特色の1つです。
(1)専門研修1年目:基幹研修施設、すなわち東海大学医学部付属病院(伊勢原)で行う。耳鼻咽喉科医としての基本的臨床能力及び医療人としての基本的姿勢を身につける。
医療面接・記録:病歴聴取、所見の観察、把握が正しく行え、診断名の想定、鑑別診断を述べることが出来る。
検査:診断を確定させるための検査の意味を理解し実際に検査を行うことが出来る。
治療:局所治療、内服治療、局所麻酔の方法、基本的な手術治療を行うことが出来る。
(2)専門研修2年目:専門研修1年目の研修事項を確実に行えることを前提に、耳鼻咽喉科手術の基本技能を身につけていく。連携グループIもしくは連携グループIIの関連研修施設で研修を行う。
(3)専門研修3年目:選択オプションがあります。より高度な技術を要する手術手技を習得する。学会発表、論文発表を行うための基本的知識を身につける。後進の指導を行うための知識、技能を身につける。前年度に連携グループI の関連研修施設で研修した場合には連携グループIIで、連携グループII の関連研修施設で研修した場合には連携グループIの病院で研修を行う。
(4)専門研修4年目
スタンダードAコース: 基幹研修施設、すなわち東海大学付属病院(伊勢原)で行う。
スタンダードBコース: 連携グループIの病院で行う。
どちらのプログラムも3年目までの研修事項をより深く理解し自分自身が主体となって治療をすすめていけるようにし、屋根がわら方式で後進の指導も行います。
(5)臨床研修4年間(オンコロジーコースでは5年間)修了時にはすべての領域の研修到達目標が達成されるべく、年次ごとにプログラムに定められた研修内容および到達レベルの評価を専攻医、指導医、プログラム責任者で行うとともに、プログラム管理委員会でも実施し、その結果をフィードバックします。関連研修施設はすべて総合病院であり、4年間トータルで見ると幅広く耳鼻咽喉科・頭頸部外科疾患の研修が可能です。一方で、関連研修施設ごとに特徴があるため、年次ごとの研修内容は研修病院によって若干異なります。したがって、到達度に応じて各年次に指導管理責任者が翌年の研修病院を専攻医と相談のうえ決定します。研修の評価や経験症例は日耳鼻が定めた方法で登録します。オンコロジーコースではがん専門病院での研修を含めて5年間で上記研修内容に到達でき、しかもHigh volume centerでしか経験できない、より専門的な知識と技術を身につけることができます。
(6)4年間ないしは5年間の研修中、認定されている学会発表を最低3回、筆頭著者としての論文執筆・公表を学術雑誌に最低1編は行い、科学的論理的思考法ならびに発表法について学びます。

オンコロジーコース
癌専門のHigh volume centerにおいて、癌の診断・治療に特化したプログラムで研修を行います。プログラム内容はがん専門病院において設定されたものに従います。オンコロジーコースではがん専門病院で2年間研修を終えた後に、基幹病院において1年間研修をします。つまりオンコロジーコースではスタンダードコースより1年間遅れて専門医取得を目指します。

アカデミックプログラム
地域医療中核となる大学病院においても今後教員として働くために学位を取得していることがミニマムリクワイアメントとなります。一生アカデミックポジションで仕事をしないまでも一時期は深く専門性を科学的に掘り下げた仕事に身を浸すことは医師としての自己研鑽として多いに役立つものです。本プログラムでは学位+専門医取得コースとして大学院博士課程進学が可能です。東海大学医学部には臨床研修/大学院コースが設けられており、基幹病院において臨床研修医として勤務しながら大学院での修学が可能です。大学院在籍期間は4年間ですが、おおむね通常の臨床研修4年プラス連携病院での2年間の研修で専門医と学位を取得します。大学院進学時から専攻医が興味を持つ領域の研究テーマを臨床実習の学術的なバックグラウンドを肉付けするようにして研究がスタートします。

こだわりポイント

  • 症例数が多い

  • 積極的に手技ができる

  • 指導体制が充実

  • いろんな大学から集まる

週間スケジュール

7:45 申し送り会
午前8:00 病棟業務8:00 病棟業務
9:00 頭頚部手術
8:00 病棟業務
9:00 外来助手(教授診)
8:00 病棟業務
9:00 耳科手術
8:00 診療科長回診
9:00 病棟業務
8:00 病棟業務
午後1300 耳科手術1300 頭頸部手術1300 鼻科手術
夕方17:00 頭頚部カンファレンス16:30 耳鼻咽喉カンファレンス18:00 抄読会&医局会
 午前午後夕方
7:45 申し送り会8:00 病棟業務1300 耳科手術17:00 頭頚部カンファレンス
8:00 病棟業務
9:00 頭頚部手術
1300 頭頸部手術16:30 耳鼻咽喉カンファレンス
8:00 病棟業務
9:00 外来助手(教授診)
1300 鼻科手術18:00 抄読会&医局会
8:00 病棟業務
9:00 耳科手術
8:00 診療科長回診
9:00 病棟業務
8:00 病棟業務

研修環境について

責任者
大上研二 診療科長・教授
責任者の出身大学
山口大学
当科医師数
15.0名
当科平均外来患者数
133.0名/日
当科平均入院患者数
33.0名/日
在籍指導医(2019年度時点)
5名

主な出身大学
東海大学, 山口大学, 高知大学

専攻医・後期研修医(2019年度時点)
合計 3名

卒後3年次の専攻医・後期研修医数
1名(男性 2名)
主な出身大学
東海大学

卒後4年次の専攻医・後期研修医数
1名(女性 1名)


卒後5年次の専攻医・後期研修医数
1名(男性 1名)
主な出身大学
東海大学

カンファレンスについて
基幹施設ならびに連携施設において医師および看護スタッフによる治療および管理方針の症例検討会を行い、専攻医は積極的に意見を述べ、同僚の意見を聴くことにより、具体的な治療と管理の論理と実際を学びます。
Tumor board meeting:がんの診断から治療方針、治療後の経過観察に至るまで、すべてのがん患者の方針を多診療科の合同カンファレンスで検討して、決定します。症例のプレゼンテーションも学べます。
Cancer Board:複数の臓器に広がる進行・再発例や、重症の内科合併症を有する症例、非常に稀で標準治療がない症例などの治療方針決定について、外科や内科など関連診療科、病理部、放射線科、緩和、看護スタッフなどによる合同カンファレンスを行います。
良性疾患カンファレンス:がん以外のすべての疾患、特に術前患者について、指導医のもとで画像診断、治療方針の決定とともに、手術のレビューを行い、知識と技術を向上することができます。
各施設において抄読会や勉強会を実施します。専攻医は最新のガイドラインを参照するとともにインターネットなどによる情報検索を行います。
手術手技をトレーニングする設備や教育DVDなどを用いることで、積極的に手術手技を学ぶことができます。
研修修了後の進路
東海大学において教員
留学の可能性
あり
海外の関連施設
カリフォルニア大学サンディエゴ校

給与・処遇について

給与
卒後3年次(月給/年収)
月給 430,000円/年収 5,760,000円
卒後4年次(月給/年収)
月給 466,000円/年収 6,192,000円
卒後5年次(月給/年収)
月給 502,000円/年収 6,624,000円

医師賠償責任保険
病院において加入・個人加入
宿舎・住宅
あり
宿舎 35,000円/月

空きがある場合に入寮可
社会保険
日本私立学校振興・共済事業団加入、労災保険加入、雇用保険加入
福利厚生
院内保育所あり・東海大学宿泊保養施設および提携施設が利用可能
学会補助
あり

旅費支給(年1回20,000円上限)
当直回数
5回/月

当直料
10,000円/回

休日・有給
休日:日曜日、祝日、第2・4土曜日、建学記念日(11月1日)、年次有給休暇 1年目:11日、2年目:12日、3年目:13日、結婚休暇:7日以内、 産前産後休暇、忌引休暇、夏期休暇1年目6日、2年目10日、3年目以降11日など

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時

試験・採用
選考方法
面接
採用予定人数
6人

応募連絡先
大上研二
E-mailokami@is.icc.u-tokai.ac.jp

研修医の方へメッセージ

耳鼻咽喉科医を目指してみませんか?

  • 教授大上研二
  • 出身大学:山口大学

 皆さんの耳鼻科に対するイメージとはどんなものでしょう?医学部に入学する前には,耳,のどが痛い,副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎で,毎週通って治療するマイナーな診療科のイメージを持っていたのではないですか?しかし医学部に入学,実習に参加,そして医師になってからの耳鼻咽喉科のイメージはだいぶん違ったものになっていることでしょう。 耳鼻咽喉科は頭蓋の下から鎖骨の上で,眼球を除くすべての臓器が対象です。特に感覚器を扱う,また人間にとって生きる上で非常に重要な機能を取り扱う,数多くの分野があります.それぞれが独立した科としても成り立つくらいに細分化され,専門化されています。そして今,患者さんの医療に対するニーズは,専門性にあります.専門的な知識と,それに基づく高度な診療技術こそが現代の医療に求められており,耳鼻咽喉科医の使命もそこにあると考えます。 さまざまな診療分野があるメリットは,耳鼻咽喉科医になってからも発揮されます。内科的な診療,外科的な治療,手術など多彩なフィールドを持つため,自分には手術が向いていないようであれば,めまい,聴覚,アレルギーなど内科的な領域も選択可能ですし,手術一つ取っても,内視鏡手術,顕微鏡下の手術,10時間を超える再建を含む大手術など様々です。個人の適性にあう領域が必ず見つかるはずです。もちろんどの領域も全部こなしたいという贅沢な願いも,努力次第で叶えることもできます。一人の医者にとって,将来進むべき領域がこれほど多種多彩な診療科もまれでしょう。それだけ大きな選択肢と可能性を秘めているのが耳鼻咽喉科です。 皆さんも個性や専門性を発揮できる,大きな可能性をもった耳鼻咽喉科医を目指してみませんか?

この病院の見学体験記

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