関西医科大学附属病院

この研修プログラムの特徴

　2018年度から始まった新しい関西医科大学外科専門研修プログラムは、外科学講座（消化管外科、肝臓外科、胆膵外科、小児外科、乳腺外科）、心臓血管外科学講座、呼吸器外科学講座の3講座が連携して作成されています。私たちは、確実な手術手技を身につけると同時に、患者さんや社会から親しまれ尊敬される暖かい人間性を持った外科医の育成を目指しています。私どものプログラムは豊富な症例数と充実した指導医を擁し、最短の研修期間で専門医を取得できるように計画されています。また、研究活動も盛んで、大学院に入り学位を目指す場合もしっかりと指導します。地域に根ざした頼れる外科医を目指す人、世界をリードする外科医を目指す人、手術手技を極めたい人、将来独立を考えている人、そしてマイペースで働きたい人も、ぜひ関西医科大学外科専門研修プログラムに応募してください。　
　従来のように、外科学講座、胸部心臓血管外科学講座、呼吸器外科学講座のいずれかの講座に所属（入局）して、他講座の診療科や連携施設をローテートして頂くことが可能です。将来の進路がまだ決まっていない方は、いずれの講座にも所属せずに、3講座の診療科や連携施設をローテートすることも可能です。
　研修の中心となる関西医科大学附属病院、関西医科大学総合医療センター、関西医科大学香里病院はいずれも新しく、綺麗な環境と最新の設備が整った病院です。また2013年に移転した新学舎には最新の教育・研究設備が整っています。
　また国内最大級のシミュレーションセンターで腕を磨けます。患者さんへより良い手術を安全に提供するためには、常に手術手技を反復して日々積み重ねていく必要があります。そのためにはシミュレーション実習は有効かつ重要な修練方法です。関西医科大学シミュレーションセンター（枚方学舎3階）は、広さ約345㎡、100種類以上の機器を保有しております。最新の内視鏡手術にも対応し、ドライボックスは9台、バーチャルシミュレーターのLapMentorも2台備えています。技術向上により、外科医としてのキャリアアップにもつながり、また、出産、育児などで休職した場合でも、シミュレーション教育により外科医として復帰しやすい環境の提供を目指しています。