大学病院
国立大学法人高知大学医学部附属病院
こうちだいがくいがくぶふぞくびょういん
大学病院
こうちだいがくいがくぶふぞくびょういん
6名
4名
卒後3年次 2名
卒後5年次 2名
4回/月
随時
15人
診療科名 | 病床数 | 医師数 | 指導医数 | 平均外来患者数 | 平均入院患者数 |
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精神科 | 30床 | 13名 | 5名 | 53名/日 | 20名/日 |
病床数 | 医師数 | 指導医数 | 平均 外来患者数 | 平均 入院患者数 |
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30床 | 13名 | 5名 | 53名/日 | 20名/日 |
高知大学医学部精神科は昭和53年に講座開設以来30年という比較的新しい医局です。その後は高知県内全般に精神科医を養成して、ほとんどの精神科病院に医師を派遣しています。また、医局出身者の中には開業をし、現在も市中の臨床現場で活躍している同門も多数育っています。また臨床から研究に至る幅広い領域において精神医学の発展に大きな功績を残し、現在も日本の精神医療を牽引する存在として、医局員は幅広い領域で活躍しています。
基幹病院となる高知大学の精神科は、大学病院精神科として30床のベッドを有し、開放病棟として運用をしています。保護室も有しており、精神科病床としての認可も受けているため、精神保健指定医の取得も可能です。大学病院では1~2年間の研修期間中、主として病棟主治医として患者を受け持ち、精神科医として最も重要な基礎的能力を育成します。症例の傾向としては、難治例、身体合併症例などほとんどのケースに対応しており、幅広い研修が可能です。具体的には専攻医は入院患者の主治医となり、上級医の指導を受けながら、看護、心理、リハビリテーションの各領域とチームを組み、各種精神疾患に対し生物学的検査・心理検査を行い、薬物療法、精神療法、修正型電気療法などの治療を柔軟に組み合わせ最善の治療を行います。研修の過程でほとんどの精神疾患、治療についての基礎的な知識を身につけることが可能です。また、高知県立あき総合病院、高知医療センター、近森病院といった総合病院精神科、土佐病院、細木ユニティ病院、藤戸病院、海辺の杜ホスピタル、南国病院といった市中精神科病院、一陽病院、芸西病院、清和病院といった僻地を含んだ高知県内すべてをほぼ網羅したエリアの主要医療機関を連携施設として有しており、専攻医はこれらの施設をローテートしながら研鑽を積み、臨床精神科医としての実力を向上させつつ、専門医を獲得することが可能です。さらに、児童思春期や認知症の専門医療機関、精神保健行政機関、単科精神科病院とも連携しており、希望に応じてこれらの施設での研修を行うことにより、さらに幅広い知識を習得することが可能となります。
精神医学は、極めて幅広い領域を包含しており、そこには生物学的、心理学的、社会的な次元に加え、実存的・哲学的問題も関与しています。したがって、複雑を極める精神現象を理解して、治療するため、乳幼児から児童・思春期、壮年期、老年期に至る人間のライフステージすべてに研究のメスを入れ、アプローチも脳科学、分子遺伝学、精神病理学、心理学、社会学など多岐に亘る分野です。そのため、当プログラムでは高知大学の同門会にも協力を得て、中身の濃い講義の機会や、国内屈指の講師陣を迎える専門医養成講座もあるため、都市部での研修に決して引けを取らない臨床研修の経験と、専門医となるための学習の場が確保されており、このような多様な臨床経験と、最先端の精神医療を学べることが、高知大学精神科の研修プログラムの特色です。
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