手稲渓仁会病院

この研修プログラムの特徴

とにかく、たくさんの手術に触れ、術者も多数例経験できます。
外科専門医研修制度は、初期臨床研修修了後の卒後3年目から始まり、3年間の専門研修で構成されます。
当プログラムでは、3年間で消化器外科、胸部一般外科（呼吸器外科、乳腺外科）、心臓血管外科をバランスよくローテートし、外科専門医に必要な手術経験（350例以上）と術者として経験（120例以上）を必ず満たします。

基本となる消化器外科コースの場合
①専門研修1年目
消化器外科と胸部一般外科（呼吸器外科、乳腺外科）を半年ずつローテート
腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下虫垂切除術、腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術、腹腔鏡下結腸切除術など、1年間で50例以上を執刀

②専門研修2年目
心臓血管外科を3か月、消化器外科を9か月ローテート
1年間で50例以上を執刀

③専門研修3年目
消化器外科を1年間研修。サブスペシャリティー領域である消化器外科専門医取得に向けた、技能教育も開始できます。
1年間で100例以上を執刀し、3年間で、手術執刀数：200例以上、手術経験数：500例以上が見込まれます。
サブスペシャリティー（消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科など）領域の決まっている専門医には、消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科のローテート期間の調節が可能で、自由度の高い研修が可能です。例えば、サブスペシャリティー領域として、心臓血管外科と決まっている場合は、3年間の研修期間を心臓血管外科：1年6か月、消化器外科：12か月、呼吸器外科：6か月にすることもできます。