大学病院
奈良県立医科大学附属病院
ならけんりついかだいがくふぞくびょういん
9名
3年次:4回/月 4年次:4回/月 5年次:4回/月
1)耳鼻咽喉科一般コース
大学病院では後で挙げるようなより高度で専門的な診療を中心に行っていますが、多くの関連病院では副鼻腔炎やアレルギーの手術、扁桃の手術などの良性疾患を中心に手術をしています。このような関連病院で行われている診療は、最も一般的に考えられている耳鼻咽喉科のイメージに近いものです。一般耳鼻咽喉科コースではまず大学病院での研修期間中に関連病院での業務を行う上で必要な技術の習得を行います。開業を念頭に考えておられる方では、必要な技術を最短に身に付けていただくことが可能です。
2)感覚器外科・神経耳科学コース
耳は、聴覚や平衡機能といった感覚器としての重要な働きを担っています。一般的な耳鼻咽喉科でも中耳炎や難聴に対する治療を行っていますが、繊細な感覚器を扱うにはより高度な知識と技術が必要となります。このため耳科手術および聴覚平衡機能障害に対する高度な治療にはより専門的な知識が必要となります。この分野に興味をもたれている方以外にも、実際に耳鼻咽喉科医として働き始めてこの分野に興味をもたれた方はこのコースを選択していただくことが可能です。このコースの特徴として
a)側頭骨解剖実習を行うことで耳科手術に必要な局所解剖の知識および技術の習得を行う。
b)聴覚あるいは平衡機能障害を扱う専門外来で、それぞれの疾患の診断、検査、治療などの知識と技術の習得を行う。
c)大学院博士課程(希望者)では脳磁図などの最先端な分野の研究を通して、高度な知識の習得を目指します。
などが挙げられます。
3)頭頸部外科学コース
このコースは外科的色彩の強いコースです。頭頸部領域の腫瘍を主として取り扱います。腫瘍の外科的治療は担当する科が部位別に分類されています。例えば腹部の腫瘍は一般外科、泌尿器の腫瘍は泌尿器科という具合です。このコースで扱う腫瘍は、上顎癌、舌癌、口腔癌、喉頭癌、咽頭癌、甲状腺癌、悪性リンパ腫などの悪性腫瘍と頭頸部領域の良性腫瘍です。現在このコースをとっている医師は国立がんセンター、愛知がんセンター、大阪府立成人病センターなどに研修に行ったものが多く、最先端のがん治療の技術を学んでいただくため、このようながんセンターで研修をしていただくことも可能です。
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