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耳原総合病院

市中病院

耳原総合病院

みみはらそうごうびょういん

耳原総合病院初期研修プログラム

下記ボタンから申し込むと、施設へ連絡が届きます。

更新日:2024/02/15

1年目研修医手技講習会
研修3ヶ月振り返り発表会
感染症診療 グラム染色
当直は全例ファーストタッチ
冬のトリアージコース
ER看護師に教わる注射トレーニング

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2022年度時点)

    38名

  • 初期研修医(2022年度時点)

    13名

    卒後1年次 6名

    卒後2年次 7名

  • 給与

    卒後1年次(月給/年収)
    月給 359,000円

    卒後2年次(月給/年収)
    月給 379,000円

    詳細はこちら

  • 当直回数

    1年次 4回/月
    2年次 5回/月

    1年目4月中旬からスタッフ医師と同時コールで入り、4段階評価にて2年次の秋ごろに最終段階を目指します

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    随時

  • 採用予定人数

    6名

  • 昨年度の受験者数

    21名

  • 試験日程

    2021年7月31日(土)、8月7日(土)、8月14日(土) 計3回予定(大阪民医連初期研修医採用試験)

この研修プログラムの特徴

―耳原総合病院初期研修重点ポイント―
・主治医力
 1.主治医制度、2.EBM重視、3.感染症に強い、4.豊富な手技経験
・当直力
 1.豊富な救急症例数、2.充実したフィードバック
・研修医を一人にしない

 当院は病院理念の一つとして「地域とともに歩む専門職の育成」を掲げ、育成を重視した運営をすすめています。
 臨床研修は「主治医力」と「当直力」を身につけることを目標に掲げています。初期研修では医師としての基礎をつくる期間として病棟での主治医と救急対応に自信を持って臨めるようになること、後期研修では病棟だけでなく外来や在宅での主治医と当直チームのリーダーとしてマネジメントできるようになることを目標にしています。そしてこの二つの力をつけてもらう上で「研修医を一人にしない」環境を守ることを大切にしています。
 総合診療科をはじめとする病棟研修では、「主治医」として患者さんを担当し、指導医のバックアップを受けながら方針決定から病状説明、退院に向けたマネジメントまでを研修医が主体的に取り組みます。病気だけを診るのではなく、一人の人間として患者さんと向き合うことが求められています。
 ERでは年間6000台を超える救急車を受け入れており、初期研修医がファーストタッチするER研修や当直を通じ、1次救急と2次救急の多くの経験を積むことができます(初期研修2年間での救急症例は1人1000例以上可能)。経験をするだけでなく振り返りを大切にしており、当直明けには上級医との振り返りを行っています。到達を確認するために当直力を評価する4段階のシステムがあり、到達のフィードバックを受けながら2年間でひとり立ちを目指します。
 上記に加えて初期研修のうちに特に身につけたいものとして感染症を診る力があります。具体的にはグラム染色を行う習慣と、グラム染色と培養結果をみてできるだけ狭域の抗菌薬を選択する力を身につけられるように指導を行っています。その上でICTが作成している院内感染症診療ガイドラインが非常に心強い味方になっています。
 2017年から導入研修を各科で受入れる新しいシステムに移行し、医師としてのスタートをこれまで以上に病院全体でバックアップする体制を整えています。上級医から研修医のみならず、2年目研修医から1年目研修医など、研修医同士での教え合い、学び合う文化も培われてきています。バックアップとフィードバックが豊富な環境で「主治医力」と「当直力」を身につけたい方はぜひ一度見学に来てください。

見学のお申し込みはこちらからお願いします。
http://www.oskmin-igakusei.com/inquiry-visit-mimihara

こだわりポイント

  • 福利厚生が充実

    有給休暇 4週8休 特別休暇13日 学会・研修会への参加保障(年5万円まで参加費等病院負担)

  • 手技に積極的

    みんなが均一的に経験できるようシールを張って一覧にしています。また自分の苦手な手技やたくさん経験したい手技があれば発信しておくと積極的にさせてもらえる環境です。

  • いろんな大学から集まる

    全国どこの大学からも医師が集まっています。医局の雰囲気もわきあいあいとしています。

  • 救急充実

    年間6000台を超える救急車を受け入れており、初期研修医がファーストタッチするER研修や当直を通じ、1次救急と2次救急の多くの経験を積むことができます(初期研修2年間での救急症例は1人1000例以上可能)。経験をするだけでなく振り返りを大切にしており、当直明けには上級医との振り返りを行っています。。

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4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次オリエンテーション、導入研修(6週)総合診療内科(8週)外科(8週)ER(4週)麻酔科(4週)消化器内科(選択)(8週)小児科(6週)ER(4週)
2年次西淀病院呼吸器内科(選択)(8週)腎臓・糖尿病内科(選択)(8週)病理診断科(選択)(4週)地域研修(大阪民医連に所属する診療所で実施)(4週)精神科(奈良民医連吉田病院)(6週)産婦人科(6週)循環器内科(選択)(8週)整形外科(4週)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

オリエンテーション、導入研修(6週)

総合診療内科(8週)

外科(8週)

ER(4週)

麻酔科(4週)

消化器内科(選択)(8週)

小児科(6週)

ER(4週)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

西淀病院呼吸器内科(選択)(8週)

腎臓・糖尿病内科(選択)(8週)

病理診断科(選択)(4週)

地域研修(大阪民医連に所属する診療所で実施)(4週)

精神科(奈良民医連吉田病院)(6週)

産婦人科(6週)

循環器内科(選択)(8週)

整形外科(4週)

スケジュールを

研修環境について

在籍指導医(2022年度時点)
合計 38名

主な出身大学
旭川医科大学, 弘前大学, 秋田大学, 筑波大学, 順天堂大学, 昭和大学, 金沢大学, 金沢医科大学, 富山大学, 福井大学, 三重大学, 岐阜大学, 滋賀医科大学, 京都大学, 京都府立医科大学, 奈良県立医科大学, 大阪医科薬科大学, 大阪市立大学, 近畿大学, 関西医科大学, 神戸大学, 兵庫医科大学, 山口大学, 鳥取大学, 島根大学, 香川大学, 徳島大学, 愛媛大学, 福岡大学, 佐賀大学, 長崎大学, 大分大学

【指導医講習会受講済】
内科系13名、救急救命科3名、小児科3名、消化器外科4名、呼吸器外科1名、乳腺・甲状腺外科1名、心臓血管外科1名、産婦人科3名、麻酔科3名、整形外科3名、病理診断科1名、集中治療科1名、脳神経外科・リハビリテーション科1名、計38名
在籍初期研修医(2022年度時点)
合計 13名

卒後1年次の初期研修医数
6名(男性 4名:女性 2名)
主な出身大学
奈良県立医科大学, 大阪市立大学, 神戸大学, 兵庫医科大学, 島根大学

卒後2年次の初期研修医数
7名(男性 6名:女性 1名)
主な出身大学
福井大学, 京都大学, 近畿大学, 長崎大学, 大分大学

在籍専攻医・後期研修医(2022年度時点)
合計 18名(男性 10名:女性 8名)

主な出身大学
藤田医科大学, 三重大学, 大阪大学, 大阪市立大学, 近畿大学, 関西医科大学, 兵庫医科大学, 愛媛大学, 福岡大学, 大分大学, その他

内科11名
外科3名、産婦人科2名、整形外科2名(連携施設として受け入れあり)
当直体制
対応医師数
研修医 2名、研修医以外の当直医 5名
開始時期
17時

全科当直 研修医2名+上級医2名、ICU1名、産婦人科1名、小児科1名
カンファレンスについて
救急シェアカンファレンス(週1回)、GP+1カンファレンス(週1回)、POCカンファレンス(週1回)、術前カンファレンス(週1回)、クルズス(毎月)、呼吸気cf(月2回)、感染症cf・不整脈cf・神経内科cf(隔月)、CPC(毎月)
協力型施設
西淀病院、コープおおさか病院、東大阪生協病院、吉田病院、ファミリークリニックなごみ、堺北診療所、うえに生協診療所、みみはらファミリークリニック、北野田診療所、阪南医療生協診療所、大正民主診療所、茨木診療所等
研修修了後の進路
初期研修終了後の3~6割が、当院および関連病院での後期研修を継続
関連大学医局
和歌山県立医科大学, 近畿大学, 兵庫医科大学

給与・処遇について

給与
卒後1年次(月給/年収)
月給 359,000円
卒後2年次(月給/年収)
月給 379,000円

<給与>
1年次:交通費、当直手当、家族手当は別途支給
2年次:交通費、当直手当、家族手当は別途支給
<賞与>
2022年度実績
1年目:749,871円
2年目:1089,670円
医師賠償責任保険
病院加入、個人加入不要
宿舎・住宅
あり
住宅手当:12,000円
法人が賃貸契約を行い保証金は法人負担、賃料は本人負担
宿舎はなし
社会保険
公的医療保険、公的年金保険、労働災害補償保険
福利厚生
リフレッシュ休暇(5年毎)、白浜保養所など
学会補助
あり

2学会1セミナー病院負担
当直回数
1年次 4回/月
2年次 5回/月

1年目4月中旬からスタッフ医師と同時コールで入り、4段階評価にて2年次の秋ごろに最終段階を目指します
当直料
1年次 10,000円/回
2年次 18,000円/回

一人立ち時36,000円
休日・有給
4週8休 特別休暇13日 有給休暇(1年目17日、2年目20日)生理関連休暇

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時
当直見学:あり
見学時交通費補助:なし

病院見学、実習体験を受験の条件とさせていただいています。お気軽にご相談ください。
試験・採用
試験日程
2021年7月31日(土)、8月7日(土)、8月14日(土) 計3回予定(大阪民医連初期研修医採用試験)
選考方法
面接、筆記
採用予定人数
6名

■選考方法:面接、筆記試験
昨年度の受験者数
21名
応募関連
応募書類
事前に見学・実習の上、出願書類(卒業見込み証明書もしくは卒業証書の写し、履歴書)を提出

応募締切
2021年7月17日(土) 必着
応募連絡先
医学生担当者
TEL:072-241-0501(代表)
E-mailigakusei-1@mimihara.or.jp

医学生の方へメッセージ

「研修を修了した医師から見た、耳原総合病院初期研修の特徴」

  • 外科専攻医坂本 祥大
  • 出身大学:大阪大学

 研修病院をどこにするかは非常に重要な選択です。それぞれの研修病院にはそれぞれの特徴があり、医学生にとっては病床数や1年間の救急件数、志望する診療科があるかどうか、給料、立地など様々な選考基準があると思います。そんな中で耳原総合病院の研修を表すspecial wordは「主治医」、「コンサルト」の2点だと考えています。
 まず何よりも「主治医」についてですが、耳原総合病院では初期研修1年目の6月以降はただの担当医ではなく主治医として患者さんに関わります。患者さんやご家族さんは自分のことを「研修医」ではなく「主治医の先生」として接しますし、病状説明や各検査や治療のオーダーなども自分主体で行います。「そんなやり方で事故は起こらないのか!?」と不安になったあなた、大丈夫です!いくら「主治医」といっても自分一人で診療方針を決めるわけではもちろんありません。どんな診療科でもベテランの上級医が副主治医につき、毎日カルテの前でAssessment & Planについて議論しながら手厚く教えてもらえます。その上でカンファレンスをしたり、他科の先生に「コンサルト」をしながら方針を決め、病状説明の際も上級医同席の元で患者さんに説明をします。「それでは名ばかり主治医ではないか」と感じる人も多いと思いますが、その通り最初は名ばかりの「主治医」です。しかしそんな風に研修をしていると、不思議なことに上級医よりも患者さんに詳しくなる瞬間がやってきます。
 また、病院によっては上級医への「コンサルト」は非常にハードルの高いものですが、耳原総合病院では診療科の垣根が低く、驚くほど気軽に他科の先生に「コンサルト」ができます。他科の医師同士が雑談のついでにとある症例の「コンサルト」をしたり、近くの研修医がそれを見てメモを取りに行く、というような光景も日常茶飯事です。これが「コンサルト」です。
 他にもER研修ではただの風邪のような超軽症から敗血症性ショックのような超重症まで幅広い疾患を学べ、当直の際にはその日経験した症例の検討会が毎回行われます。
 こういった研修のおかげで主治医としてのあり方から、救急対応に至るまで幅広い知識を身につけられたと思っています。また、通常であれば初期研修終了後は専攻医として志望科の専門領域を学ぶ場合がほとんどだと思いますが、私の場合は少し違います。私は消化器外科志望ですが、本格的に外科を専攻する前に、将来関わる腫瘍の知識や内視鏡手技、そして重症管理などを身につけたいという気持ちが強く、卒後3年目の1年間はTransitional Yearという制度を使って病理科、消化器内科(内視鏡研修)、ICUなど、将来外科領域に関わる知識を幅広く学んでいます。もちろんその分専門領域へ進むのが1年遅れてしまうので一長一短ではありますが、私にとってこの1年は、今後の医師人生で最も重要な1年になると考えています。

この病院の見学体験記

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