見学体験記

昼食を食堂でとりましたが、その分の補助をしてくださいました。

耳原総合病院では、基本的な臨床能力をマスターすることのできる病院だと感じました。一つには主治医制度があり、主体的に患者さんの治療方針に関われるからです。また手技を多く経験することができます。ただこれらは自主的に経験するものであって、決して強制されるものではないとのことです。最後に感染症に対して、特に総合診療科において大きく学べるそうです。実際に研修医の先生がグラム染色を実施している所を見学しました。マイナー科などを専門としている方は、三年目以降は他の病院で研修しないといけないかもしれません。ただ初期研修の二年間においては大きく成長できる病院だと感じました。

病院の合同説明会において、耳原総合病院では主治医制度があったり、感染症に対して熱意のある指導が行われていることを知ったことがきっかけです。

8:20　集合
8:45　医局朝礼
9:00　消化器内科見学
12:00　昼食
12:30　研修医の方と交流
13:10　病院の施設見学
13:50　救急科見学
15:10　研修医の方と交流
16:45　振り返り
17:20　終了

総合診療
研修医の方の話によれば、忙しい診療科ですが、成長できる場とのことです。

・持ち物はサージカルマスク、筆記用具、動きやすい靴、名札、白衣(ケーシー可)、聴診器などです。

病院はバス停から近くのところに位置していて、バスの本数が少ないわけではないですが、バス停にそれなりの人混みができていました。建物は新しく建て替えられて間もないという感じでした。病院内にはアートが随所に見られ、音楽も流れてたりしました。今年から綺麗な研修医ルームが設置されました。当直室は個室になっていて、当直室内には電子カルテ用のパソコンが設置していました。

なし

はい

耳原総合病院は主治医制度がありまして、主治医として研修一年目から診察から治療までの決断を担うことになります。自分の判断で医療を行うことに不安感を感じるとは思いますが、将来的なことを考えると良い経験になると思います。耳原総合病院では指導医の先生に相談しても、優しく対応してくれるそうです。病院見学で私は消化器内科を回ったのですが、上級医の先生が上部消化管内視鏡の画像について、丁寧にかつ分かりすく教えてくださいました。研修医同士はもとより、研修医・指導医間でも垣根がなく良好な関係であるように肌で感じました。

総合診療と救急に強くなりたいという人には特におすすめです。病院見学において研修医の方が患者さんにfirst touchをしているのを目の当たりにしました。耳原総合病院は「断らないER」を掲げていまして、経験できる症例数は豊富であると思います。二次救急と三次救急の間までを見ることができるとお聞きしました。救急においても上級医のバックアップがありますので、安心して診療業務に従事できると思います。