社会医療法人　近森会近森病院

当院の消化器内科では、消化管出血や胆管炎、急性膵炎など救急医療に強みを持ち、消化管出血に対する緊急内視鏡は、年間約140～180例、胆肝炎に対する処置内視鏡は年間約150例施行しています。高いレベルの診療と、スピーディな処置を実現している背景には、優秀なコメディカルとのチーム医療体制があります。各専門職スタッフがそれぞれの専門性を発揮し、連携することで、患者さん1人ひとりに最適な医療を迅速に提供できるのです。また、循環器内科や神経内科など内科系の科をはじめ、他科とのコミュニケーションも非常に活発なため、科の垣根をこえて学べることも多いと思いますし希望があれば内科内でのローテートも可能です。忙しい毎日ですが、皆、非常にわきあいあいとした雰囲気の中で取り組んでいます。

地域の中核を担う救急病院で数多くの症例を経験することから自分の医者人生を始めたい、という気持ちで近森病院に初期研修医として入職し、3年が経ちました。仕事は過酷ですが、たくさんの同僚と過ごすのが楽しく、3年の日々はあっという間に過ぎ去ってしまった印象です。結果、数多くの（本当にバラエティに富んだ）経験を積ませていただき、当院を選んだことはまさに慧眼であった、と自画自賛しています。また当院の両輪のもう一方はリハビリテーションです。日々の診療の中で全人間的に患者様に関わるリハビリテーションの思想に心うたれ、脳神経外科医としてその入り口の役目を果たしたいと思うようになりました。当院の脳神経外科は主に脳卒中や頭部外傷を専門としております。3名の脳神経外科専門医の先生方のご指導を完全に独り占めし、充実した毎日です。時間を戻してもう一度選択できる機会を与えられたとしても私は当院を選びたいと思います。