済生会横浜市東部病院

この研修プログラムの特徴

　当院は、横浜東部地域の中核病院として平成19年に開院しました。平成26年8月に地域がん診療連携拠点病院、同年10月に横浜市重症外傷センターの指定を受けています。

① 外科（上部・下部消化管および肝・胆・膵の消化器疾患全般、ヘルニアなどを診療する一般外科）
消化器外科は消化器内科と連携し、「消化器センター」として診療を行い、多くの症例に携わっています。
② 乳腺外科
非常勤の形成外科医と協力し、人工物再建にも取り組んでいます。
③ 血管外科（末梢血管および腹部の大動脈疾患）
EVAR、血管内治療とバイパス手術を同時に施行するハイブリッド手術、透析用バスキュラーアクセスに関連する治療、静脈血栓塞栓症、急性動脈閉塞症など、その守備範囲は多岐にわたっています。
④ 呼吸器外科
従来の開胸手術に加え、VATSも多数行われています。
主に助手として手術に参加するが、外科専門医申請に必要な症例は十分経験することができます。
⑤ 小児外科
主に助手として手術に参加するが、外科専門医申請に必要な症例は十分経験することができます。
⑥ 救急科
当院外科のもう1つの柱が救急医療です。徒歩で来院する軽症から外傷などの重傷救命医療まで、救急医療全般が対象となります。なかでも重症外傷は当院の最も得意とする分野で、外傷外科を専門とする救急外科医から本邦最高レベルの指導を受けることができます。外傷のみならず急性腹症も救急外科で対応しているため、Acute Care Surgery領域で非常に多くの症例が経験可能です。

総合病院であるため、併存疾患を持った症例が多く集まり、各科と密に連携し治療にあたっています。なお、研修に際しては、呼吸器外科・小児外科・救急外科も必修になります。