市中病院
東京都立多摩総合医療センター
とうきょうとりつたまそうごういりょうせんたー
市中病院
とうきょうとりつたまそうごういりょうせんたー
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更新日:2024/06/14
3名
卒後3年次 1名
卒後4年次 0名
卒後5年次 2名
平日随時。オンラインも実施中。
診療科名 | 病床数 | 医師数 | 指導医数 | 平均外来患者数 | 平均入院患者数 |
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総合内科 | - 床 | - 名 | - 名 | 7名/日 | 33名/日 |
病床数 | 医師数 | 指導医数 | 平均 外来患者数 | 平均 入院患者数 |
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- 床 | - 名 | - 名 | 7名/日 | 33名/日 |
救急医療では医学的緊急性への対応、すなわち患者が手遅れとなる前に診療を 開始することが重要です。しかし、救急患者が医療にアクセスした段階では緊急 性の程度や罹患臓器も不明なため、患者の安全確保には、いずれの緊急性にも対 応できる専門医が必要になります。そのためには救急搬送患者を中心に診療を行 い、急病、外傷、中毒など原因や罹患臓器の種類に関わらず、すべての緊急性に 対応する救急科専門医が国民にとって重要になります。 医療へのアクセス時に短時間で気道・呼吸・循環という生理学的異常を観察、 評価、介入をして、解決した後に今度は解剖学的異常へのアプローチをするとい うステップを常に踏みながらアクションを起こすことが可能な救急科専門医の存 在意義は非常に高いと考えられます。
本研修プログラムの目的は、「地域住民に救急医療へのアクセスを保障し、良質 で安心な標準的医療を提供できる」救急科専門医を育成することです。 本研修プログラムを修了した救急科専門医は、急病や外傷の種類や重症度に応じ た総合的判断に基づき、必要に応じて他科専門医と連携し、迅速かつ安全に急性 期患者の診断と治療を進めるための臨床能力(コンピテンシー)を修得すること ができるようになります。
突然発症でかつ重篤な疾病で複数臓器の機能が急速に重篤化する場合、あるい は外傷や中毒など外因性疾患の場合は、初療時からの早期判断・早期対応が非常 に重要になります。対処すべき生理学的異常や解剖学的異常を速やかに理解して チーム医療としてその病態と対峙する必要があります。病院前救護または初療室 から継続して根本治療や集中治療においても中心的役割を担うことが可能となり ます。その一貫性や看護スタッフなども含めた「チーム医療」が現在の救急・集 中治療分野におけるキーワードになっています。「チーム医療」を十分に意識し て多くのスタッフと協調性を持ちながら医療を継続していける救急科専攻医を目 指してください。
また救急医療と一概に言いましてもその地域の医療体制や地域の医療機関の考 え方などによって非常に多種多様です。そのために地域ベースの救急医療体制、 特に救急搬送(プレホスピタル)と医療機関との連携の維持・発展、加えて災害 時の対応にも関与し、地域全体の安全を維持する仕事を担うことも可能となりま す。東京都のような都市型救命救急センターでは現時点ではドクターヘリなどは 導入されていません。ドクターヘリが必要不可欠で導入・運営している地域で研 修することで医師の患者さんへの早期接触、早期治療開始の重要性を認知して頂 ければと思います。
救急科専門医の社会的責務は、医の倫理に基づき、急病、外傷、中毒など疾病 の種類に関わらず、救急搬送患者を中心に、速やかに受け入れて初期診療に当た り、必要に応じて適切な診療科の専門医と連携して、迅速かつ安全に診断・治療 を進めることにあります。さらに、救急搬送および病院連携の維持・発展に関与 することにより、地域全体の救急医療の安全確保の中核を担うことが使命です。 更なる高齢化社会に突入する日本で高齢者救急診療の問題は避けては通れません。 高齢者救急や救急領域での終末期医療の問題などにも真摯に向き合っていける救 急科専門医の養成が必要と考えます。優秀な救急科専門医であることは重要なこ とではありますが同時に一人の医師として、また一人の社会人として、さらには 一人の人間として hospitality を持つことも重要です。 様々な診療科がある中で救急科を志して専門医を目指そうという若き先生方に 対して救急科指導医としては敬意を表します。皆さんが日本の医療の宝の原石で あることに論を俟ちません。期待しています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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朝 | モーニングレクチャー | モーニングレクチャー | モーニングレクチャー | モーニングレクチャー | モーニングレクチャー | ||
午前 | カンファレンス・回診 | カンファレンス・回診 | カンファレンス・回診 | カンファレンス・回診 | カンファレンス・回診 | ||
午後 | 病棟・創傷カンファ | 病棟・ECMO勉強会 | 病棟・抄読会 | 病棟・M&Mカンファ | 病棟・ECMOシミュレーション | ||
夕方 |
朝 | 午前 | 午後 | 夕方 | |
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月 | モーニングレクチャー | カンファレンス・回診 | 病棟・創傷カンファ | |
火 | モーニングレクチャー | カンファレンス・回診 | 病棟・ECMO勉強会 | |
水 | モーニングレクチャー | カンファレンス・回診 | 病棟・抄読会 | |
木 | モーニングレクチャー | カンファレンス・回診 | 病棟・M&Mカンファ | |
金 | モーニングレクチャー | カンファレンス・回診 | 病棟・ECMOシミュレーション | |
土 | ||||
日 |
周辺では最も大きな病院で、多くの症例を見たい人には向いている施設だと思う。レクチャーが充実しているので、研修医の間にきちんとした知識をつけたい人にはいい病院だと感じた。施設も新しいので働きやすいと感 …続きを読む
色々な手技を行って手を動かしたい人よりは、手技は後からでもついてくるので、レクチャーなどを通じて抗菌薬の使い方をしっかり学んだり、鑑別診断などをしっかりと挙げられるように教育を通じて成長するような雰 …続きを読む
学生時代勉強だけをがんばりました!という人よりも、いろんなことを経験し、自分の糧としてきた人の方が合格しやすいらしい。たしかに人柄採用感はつよく、研修医の方達は優しげな雰囲気の方が多かった。協調性よ …続きを読む
3次救急まで対応している。多摩総合医療センターが作っている救急の対応法などが細かく書かれている本があり、研修医は一人一冊もらえてとても勉強になるとのことだった。基本的にどの科も揃っており、後期研修も …続きを読む
ER当直は研修医がfirst touchをしますが、各科の先生一人は当直をしているのでコンサルトは安心してできるそうです。業務自体は多くなく、手技もあまりありませんが、その分をレクチャーなどで補って …続きを読む
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