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国立研究開発法人国立国際医療研究センター国府台病院

市中病院

国立研究開発法人国立国際医療研究センター国府台病院

こくりつこくさいいりょうけんきゅうせんたーこうのだいびょういん

国府台病院初期臨床研修プログラム

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更新日:2024/03/19

病院外観

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2023年度時点)

    48名

  • 初期研修医(2023年度時点)

    21名

    卒後1年次 10名

    卒後2年次 11名

  • 給与

    卒後1年次(月給/年収)
    月給 370,000円

    卒後2年次(月給/年収)
    月給 370,000円

    詳細はこちら

  • 当直回数

    月4~5回

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    随時

  • 採用予定人数

    10名

  • 昨年度の受験者数

    62名

  • 試験日程

    令和4年8月20日(土)、令和4年9月3日(土)のうちいずれか1日

この研修プログラムの特徴

(1) 精神科、児童精神科、心療内科のそろった総合病院で、身体疾患と精神疾患の両方が研修できる。国内有数の精神科、児童精神科、心療内科を有しており、多彩な疾患かつさまざまな重症度の患者を数多く診療している。精神疾患を持つ患者の身体合併症の診療も数多くこなしている。研修医もチームの一員として診療に参加し、多くの経験をすることが可能である。(2) さまざまな疾患を臓器別診療科の垣根の低いチーム診療の中で研修を行う。地域で発生する Common Disease を中心に、専門性の高い希少な症例の診療も行っている。最も長い統合内科研修では総合内科、糖尿病・内分泌内科、リウマチ・膠原病・腎臓内科、呼吸器内科、循環器内科、感染症科の合同になっており、臓器別診療科の垣根を越えたチームで診療にあたることもある。初期研修では多彩な疾患を同時に幅広く研修することが可能である。その他の診療科研修においても、診療科の垣根が低く、密なコンサルトが容易で、数多くの経験を積むことができる。(3) 当院と規模等異なる、新宿区の国立国際医療研究センター病院で救急研修、産婦人科研修、選択研修を行う。(4) 自由選択期間を長く確保し、志望に応じた研修計画を組むことができる。(5) 臨床研究を支援する体制が整っており積極的な指導を受けることができる。

こだわりポイント

  • 特徴あるプログラム

    精神科・児童精神科・心療内科があること。自由選択できる期間が長いため自分の興味にあわせて研修できること。

  • on off がハッキリ

    主治医制ではなく当直医制となっており、しっかりとした研修が受けられる一方で、自己研鑽を含めた自分の時間が確保できる。

  • いろんな大学から集まる

    研修医も上級医も全国いろいろな大学から集まるが、病院の規模も大きくなく、医局も全員同じ部屋のため、いろいろ教わったり仲良くなったりしやすい。

  • その他

    研修医の約半分が臨床研究に取り組み、国内学会総会での発表などを経験できる。

国府台病院初期臨床研修プログラム

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次統合内科・消化器内科(28週)自由選択(4週)産婦人科(センター病院)(4週)救急(センター病院)(4週)精神科(4週)選択必修(4週)麻酔科(4週)
2年次麻酔科(2週)自由選択(6週)外科(8週)自由選択(4週)地域医療(4週)心療内科(4週)小児科(4週)自由選択(24週)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

統合内科・消化器内科(28週)

自由選択(4週)

産婦人科(センター病院)(4週)

救急(センター病院)(4週)

精神科(4週)

選択必修(4週)

麻酔科(4週)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

麻酔科(2週)

自由選択(6週)

外科(8週)

自由選択(4週)

地域医療(4週)

心療内科(4週)

小児科(4週)

自由選択(24週)

スケジュールを

1クール4週間が基本
選択必修は、脳神経外科、泌尿器科、整形外科、眼科、耳鼻いんこう科から選択
自由選択は、眼科、耳鼻いんこう科、放射線科、病理、統合内科、消化器・肝臓内科、心療内科、外科、脳神経外科、泌尿器科、整形外科、精神科、児童精神科、麻酔科、救急科の中から選択

研修環境について

在籍指導医(2023年度時点)
合計 48名

さまざまな大学の出身者がいます。
在籍初期研修医(2023年度時点)
合計 21名

卒後1年次の初期研修医数
10名(男性 6名:女性 4名)


卒後2年次の初期研修医数
11名(男性 7名:女性 4名)


在籍専攻医・後期研修医(2023年度時点)
合計 34名(男性 21名:女性 13名)

当直体制
開始時期
4月末頃から

研修医は1~2名、上級医は内科系、外科系が1名ずつで、精神科が2名。
カンファレンスについて
各診療科でのカンファレンス以外に、研修医が企画および講師を担う研修医対象の勉強会、病院全体でのグランドカンファレンス(内科、外科、精神科合同カンファレンス)など
協力型施設
国立国際医療研究センター病院ほか
研修修了後の進路
国府台病院、国立国際医療研究センター病院、国立精 神・神経研究センター、千葉大学医学部附属病院、順 天堂大学医学部附属浦安病院、東邦大学医療センター 佐倉病院ほか *例年約半数が当院に残り専門研修を行う

給与・処遇について

給与
卒後1年次(月給/年収)
月給 370,000円
卒後2年次(月給/年収)
月給 370,000円

(税込、手当は含まない)
医師賠償責任保険
任意加入
宿舎・住宅
あり
住宅補助 0円/月
宿舎 18,000円/月

病院敷地内に教育研修棟がありワンルームタイプの部屋で研修医全員が入居できます。

社会保険
全国健康保険協会管掌健康保険
福利厚生
院内保育所あり
学会補助
あり

臨床研究に力をいれており、学会発表や論文作成の機会も多く、国内学会の参加費や旅費だけではなく、国際学会の参加費や旅費、英文抄録や論文の校正や論文投稿料などにもサポートが充実しており、個人の負担はあまり心配いりません。
当直回数
月4~5回
当直料
宿直10,500円/回、宿日直21,000円/回
休日・有給
土曜日、日曜日、祝祭日
有給休暇は年13日付与

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時
見学時交通費補助:あり

平日のみ(病院ホームページから見学申込書をダウンロード)。
NPO法人千葉医師研修支援ネットワークの病院見学サポート(一部交通費補助)を受けることができます。
以下のページを確認のうえご利用ください。
https://www.dcs-net.org/career/fieldtrip_entries/
試験・採用
試験日程
令和4年8月20日(土)、令和4年9月3日(土)のうちいずれか1日
選考方法
面接
採用予定人数
10名
昨年度の受験者数
62名
応募関連
応募書類
(1)採用願書(当院指定)(2)履歴書(当院指定)(3)大学卒業証明書(又は見込証明書)(4)成績証明書

応募締切
令和4年8月22日(月)
応募連絡先
管理課 庶務係長
TEL:047-372-3501(内線2330)
E-mailkouedu@hospk.ncgm.go.jp

医学生の方へメッセージ

  • 初期研修医

初めまして。
私は学生時代より精神科志望で精神科に強みを持つ市中病院を探し、当院に入職いたしました。精神科志望の医学生の皆様には勿論ですが、身体科を志望されている方にも当院は推奨できる病院だと思っておりますので、初期研修医の立場から当院の強みを3点ほど簡単ではありますが紹介させていただければと思います。
国府台病院の強みの一つ目ですが冒頭でも述べたように当院は精神科系診療科に強みを持つ病院です。精神科に関して病棟は閉鎖病棟であり、措置入院もとっております。修正電気けいれん療法も数多く行なっている他、リエゾンにも積極的に携わることが可能であり精神科としての業務を幅広く経験することが可能です。精神科に進むことを考えている人にとっては大きな経験となるでしょう。児童精神科に関しては初期研修医の内からローテートできること自体非常に貴重な経験かと思います。児童精神科患者だけの病棟があり、院内学級もあります。近年は発達障害をはじめとした児童精神科領域の疾患に注目が集まっていると思いますが、その最前線にある当院児童精神科をローテートできることは志望科を問わず医師人生の中で貴重なものになるでしょう。
二つ目の強みですが教育体制が充実しております。日々の診療では毎日上級医と情報を共有しながら一緒に治療方針を考えます。どれくらいの頻度で採血するのか、どれくらいの頻度で画像を撮るのかなどのオーダーから始まり、検査結果の解釈なども親身になって一緒に考え、そしてフィードバックを下さいます。当直の救急外来業務も同様に研修医でまず必要な検査を考え上級医に相談しフィードバックを頂き、適切な検査や治療を行います。その都度フィードバックを貰えることで研修医の臨床能力は向上すると思います。勿論その他様々な手技も経験できますので、日々成長できる環境と言えるでしょう。
三つ目の強みですがスタッフの方の人柄の良さが挙げられます。各診療科上級医の先生もそうなのですが、コメディカルの方も非常にお優しいです。実際に働き始めると物品の場所が分からなかったり、薬を処方したいけど院内で採用されていなかったりと「そこまで大ごとではないが少し困ったな」というケースが多々あります。そういった時に看護師さんや薬剤師さんなどをはじめとしたコメディカルの方が話しかけやすい、相談しやすいというのは実際に仕事をする上では非常に重要です。こういったスタッフの人柄というのもより良きチーム医療を実践するに当たって極めて重要な要素の一つではないでしょうか。
以上簡単ではありますが国府台病院の強みに関してお話しさせていただきました。繰り返しになってしまいますが、私は当院での研修を志望科に関わらず推奨できます。少しでも興味を持たれましたら是非一度病院見学にいらして下さい。研修医一同楽しみにお待ちしております。そこではより国府台病院の良きところをお話しできることでしょう。

  • 初期研修医→消化器内科

初期研修はこれからの医師人生のスタート地点であり、土台を築く場となるため、研修病院選びは皆さん悩まれることと思います。私自身、当時はとても悩みましたが、去年1年間を振り返ってみると、当院での研修生活は非常に充実した満足のいくものとなっています。そんな研修医の立場から、当院での研修における強みを3つ、ご紹介させていただきます。
まず、1つ目は、市中の総合病院として幅広く多彩な症例を学ぶことができる点です。当院は精神科系が強いことが有名ですが、内科を始めとする身体科についても豊富な症例数があります。Common diseaseはもちろんのこと、救急対応や市中病院ではなかなか珍しい疾患を経験する機会も多くあります。また、当院は総合医局であるのが特徴で、診療科ごとの垣根が低く、いつでも相談・連携しやすい関係となっています。そのため、私たち研修医も患者さんを多面的に診ることができ、その時に回っている科の疾患についてだけではなく、担当患者さんの抱える他科の疾患についても同時に学ぶことができます。
 2つ目は、指導体制が整っている点です。例えば、統合内科では一つ一つの担当症例について、検査オーダーや治療方針を上級医と相談しながら一緒に進めていきます。指導医の先生は優しく熱心な方ばかりで、研修医の拙い質問にもいつも快く答えて下さいます。手技の機会も豊富にあります。消化器内科をまわった際には、手厚い御指導の下、興味のあった内視鏡を実際に何度も触らせて頂くことができました。また、当院では1年目のうちから学会発表や研究への参加、論文執筆を行うことができ、論文の調べ方やスライドの作り方など一から丁寧に教えてくださいます。このように、私たち一人一人の興味や希望に指導医の先生方が熱意を持って応えてくださるのはとても贅沢な環境だと思っています。
そして、3つ目になりますが、当院の一番の魅力は「人」だと思います。上級医の先生方、看護師さん、他医療スタッフの方々、皆さん優しく温かい人ばかりで本当に働きやすい職場だと日々実感しています。また、同期は10人と多すぎず少なすぎずほどよい人数であり、私の代だけでなく先輩後輩を見ても、同期仲はとても良いです。志望科は精神科や内科系、マイナー外科、麻酔科、総合診療科など多岐にわたり、出身大学も国立私立を問わず、全国から集まってきます。ですので、いろいろなタイプの人間がいますが、温和だけどしっかりと芯を持ち、向上心のある人が多いように感じます。
簡単にではありましたが、当院の雰囲気が少しでも伝わったでしょうか。是非、一度見学にいらしてみて、国府台病院を直に感じていただければと思います。皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

さらにメッセージを見る

  • 初期研修医→統合内科

この文では、内科系診療科を志望する方が当院で研修を行う利点について主にお話ししたいと考えております。
当院の内科系診療科は大きく「統合内科」「消化器・肝臓内科」「心療内科」の枠組みに分かれており、うち「統合内科」は主に糖尿病内科、リウマチ・膠原病科、呼吸器内科、循環器内科等の診療科・医師が力を合わせる形で運営されております。そのため、各診療科それぞれが専門的な治療を行うのみならず、様々な疾患・背景をもつ患者さんに対して様々な専門医の助言を得ながら診療にあたれる体制となっており、患者さんのためのみならず私たちにとっても良い学びの場となっています。
この環境は、昨今ますます横断的な臨床技能を求められるようになっている内科を志す研修医にとっても、各内科系診療科の基本・エッセンスを学び取って他の診療科に進んで行こうとする研修医にとっても価値のあるものだと感じています。
国府台病院は精神科の強い病院、という印象はこの文章をお読みになっている医学生の皆様方にもあると思いますが、内科系診療科も(そして外科系診療科も)遜色のない診療体制にあると思います。特に、千葉県の市中病院を考えている方には良い適応であると考えています。
このように様々な診療科を志す研修医が集まる当院ではありますが、医学的な点以外にも何らかのディープなバックグラウンドをもつ研修医たち全国からが集う、という傾向があると私は感じております。そうした個性の強い人々が「雰囲気の良い」集団を作り出し、それを後輩となる皆様に伝えているのはともすれば本当かと言いたくなるような光景ですが、レジデント以降も当院に残る研修医が多いことはこの雰囲気の良さの裏付けとなるであろうと考えております。
コロナ禍が続く中ではございますが、ぜひ当院を一度見学に来て、実際の雰囲気を感じ取ってみてください。お待ちしております。

  • 初期研修医→精神科

私はもともと精神科志望で、研修先として精神科のある総合病院を探す中で当院を知りました。精神科、児童精神科、心療内科のある当院は初期臨床研修病院としてはとても珍しいのではないかと思います。

当院は精神科の症例に大変恵まれており、精神科の閉鎖病棟で診る患者さん以外にも、精神科救急やリエゾン症例など幅広く経験することができます。あるいは当直を含め、精神科以外のローテート中に精神科疾患合併の患者さんを診る機会も多くあります。そういった患者さんたちの訴えをどのように聞き情報収集をするか、どんな検査をしていかに身体疾患の検索をするか。精神科志望の方はもちろんですが、そうでない方にとっても非常に良いトレーニングになるはずです。

当院の良いところを挙げる際、将来の志望科に関わらず、あるいは上級医の先生方も含め、「雰囲気の良さ」を挙げる人が多いように思います。一度見学に来ていただければわかると思いますが、医師はもちろん、コメディカルも含めて本当に雰囲気の良い病院だと思います。上級医の先生方やコメディカルの方々に気軽に声をかけ相談できることは研修医にとって大きなメリットです。医学的な知識についての疑問、日々の病棟業務など、研修医がぶつかる壁は多岐に渡ります。時には上級医に、時には病棟看護師に、時には薬剤師に、ソーシャルワーカーにと、それぞれの分野のスペシャリストが身近であることはとても勉強になります。ぜひ一度見学にいらして、研修医とその他のスタッフのやりとりにも目を向けてみてください。

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

  • 研修医→精神科

私は精神科専攻医に進む前提で初期研修プログラムを探して国府台病院に就職しました。国府台病院を志望される学生さんたちには精神科志望・児童精神科志望の方が多いですし、このページを確認される方も同様だと思います。精神科志望としての視点から国府台病院での初期研修について紹介したいと思います。
精神科志望が国府台病院で初期研修するメリットとしては 3 つの点が挙げられます。

まず 1 つ目には、精神科救急の最前線で治療に関わることで急性期から退院後の生活まで、多職種で連携していく過程に身をおける点です。千葉県精神科救急医療システムの基幹病院に指定されている国府台病院では緊急入院した超急性期の患者さんの入院治療も行っています(措置入院も取ります)。なので、隔離拘束や向精神病薬が導入される超急性期から本人の生活能力を評価してグループホームや地域サポート資源に繋げていく退院まで、精神科救急の最前線ゆえに本当に最初から最後までの過程に研修医ながら関わることができます。後期研修以降、精神科医として働き始めるために国府台病院で得られる臨床経験は非常に有用なものだと考えています。

次のメリットとしては、日本で数少ない初期研修中に児童精神科をローテートできる病院である点です。国府台病院の児童精神科には子どもだけの入院病棟や院内学級があります。児童精神科志望の人だけでなく大人の精神科志望の研修医に関しても、当院の児童精神科を研修できることは国府台病院での初期研修における大きな強みだと思います。発達障害圏、神経症圏の一部など児童思春期における成育過程が非常に重要な疾患について、様々な困難を抱えた子どもたちに関わった経験の有無は、大人の治療にいざ向き合うときに大きな差となるのではないでしょうか。そういう点からも児童精神科で研修ができるのは精神科志望にとって大きなメリットだと考えます。

3 つ目は、身体科も含め初期研修全体を通して働きやすい病院である点です。初期研修の要項としても、今後精神科の病棟管理をするについても、身体科での研修は必須です。当院ではサポーティブな上級医の先生方たちの下で研修ができるため、何科志望でも風通しのよい環境のなかで働きながらしっかりと勉強することが叶います。国府台病院の研修医が見学の学生さんたちによく言っていることですが、当院は医者・コメディカルの風通しがよく非常に雰囲気のいい病院だと思います。

以上、3 つの点から国府台病院の初期研修プログラムは精神科志望にとって間違いない選択肢だと考えています。興味を持たれた方はぜひ病院見学に来ていただければと思います。皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。

  • 初期研修医→消化器科

当院で初期研修から引き続き後期研修を行っております。国府台病院の良い点の一つとしてまず、総合医局として医局が一つのため、聞きたいことがあれば 2 年目研修医の先輩はもちろん、様々な科の上級医にすぐに相談をする事が出来ることです。そして上級医の先生方からは、研修医が質問をするととても快く熱心に教えて頂けます。同様に診療科間の垣根も低く担当患者さんについて相談したい事があれば、ストレスなくその科の専門の医師に相談をする事が出来ます。それは患者さんにとっても診療を行う立場にとってもよりよい医療を提供するためにとても大切な事だと思います。
私は後期研修で消化器内科へ進む事を決めていたため、研修医の頃から内視鏡モデルや実際の内視鏡を触らせてもらい細かい指導をしていただけました。そのことによりしっかりとした手技の基礎を研修医の段階で学ぶことが出来たと思います。

最後に私が国府台の良い点として誇れると思うことは、切磋琢磨出来る同期がいることです。12 人と一体感を持つにも程よい人数で、私の代だけでなく前後の先輩後輩たちをみても同期の仲はとてもよく見えました。出身大学は皆ばらばらで、進みたい診療科やキャラクターも様々ですが自主性と向上心は皆共通して持っています。病院での仕事で自信を無くす時も医局に戻れば相談事を聞いてくれたり何気ない話で同期は支えてくれました。研修医時代に得た同期は今でも大切な財産です。
当院に興味をお持ちの方は是非見学にいらして実際に病院全体の雰囲気を肌で感じ取って下さい。楽しみに待っています。

  • 初期研修医→児童精神科

当院での初期研修を経て、現在精神科レジデントとして勤務しています。当院は精神科系にルーツを持つ病院ではありますが、現在は総合病院として一般的な診療科について満遍なく経験を積む事が出来、一般的な診療科に進むのであれば誰にでもお勧めできる病院です。特に救急外来と病棟を担当する当直が1年を通じてある事は、研修医として総合的な知識・視点を持ち続ける上でとても有用でした。当院の一番の魅力はその雰囲気であり、自分から見てはるか上の先輩も気さくに話しかけてくださり、こちらの質問に対してはいつでも快く答えてくださる環境があります。また、同期には本当に恵まれて毎週のように旅行に行くなど楽しい研修生活を過ごすことが出来ました。研修は技術や知識を身につける時期であると共に、他の医師やコメディカルとの接し方といった医師としての姿勢が定まる時期でもあります。この姿勢は自分ひとりの心がけよりも、周囲の人たちの仕事に対する姿勢に影響される部分が大きいものです。研修医は年度によって変われど、当院の研修医の患者さんに対する真摯な姿勢と同期・後輩に対する優しさはどの代でも共通しているように感じます。当院に興味がある方は是非見学に来ていただき、実際に研修医や上級医の雰囲気を肌で感じていただければと思います。

精神科レジデントとして精神科についてお話しすると、精神科・児童精神科・心療内科といった精神科系の診療科が整った総合病院は珍しく、後期研修を見据える上で魅力的な選択肢と考えます。これらの科を初期研修で経験することが出来る事は当院の大きな特徴で、当院の後期研修に進むとしても他院へ移るにしても精神科系を志す研修医にとって有意義な経験となるでしょう。私は精神科レジデントの中でも児童精神科重点コースであり、将来的に児童精神科レジデントとなる予定です。児童精神科の病棟を初期研修のうちに経験する事が出来る病院は全国で当院のみであり、児童精神科志望の方には特にお勧めできる病院だと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。当院でご一緒に働ける日が来るのを心待ちにしています。

この病院の見学体験記

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