1. TOP
  2. 研修情報を探す
  3. 国立研究開発法人国立国際医療研究センター国府台病院 国立国際医療研究センター国府台病院精神科専門医研修プログラム
国立研究開発法人国立国際医療研究センター国府台病院

市中病院

国立研究開発法人国立国際医療研究センター国府台病院

こくりつこくさいいりょうけんきゅうせんたーこうのだいびょういん

国立国際医療研究センター国府台病院精神科専門医研修プログラム

下記ボタンから申し込むと、施設へ連絡が届きます。

更新日:2023/05/12

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2023年度時点)

    9名

  • 在籍研修医数(2023年度時点)

    8名

    卒後3年次 3名

    卒後4年次 3名

    卒後5年次 2名

  • 給与

    卒後3年次(月給/年収)
    月給 437,000円

    卒後4年次(月給/年収)
    月給 437,000円

    卒後5年次(月給/年収)
    月給 437,000円

    詳細はこちら

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    随時

  • 採用予定人数

    3人

専門研修・サブスペシャルティ

診察科精神科
基幹施設/連携施設
基幹施設
連携施設
みさと協立病院、メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ
ローテーションスケジュール
ローテーション・スケジュールを見る
サブスペシャルティ
現在のところ精神科領域では日本専門医機構に認定されたサブスペシャリテイはありません。検討されている領域で当院で修得できるものは以下です。
子どものこころ専門医(児童精神科)、日本総合病院精神医学会専門医、日本睡眠学会専門医

この研修プログラムの特徴

<国府台病院精神科の特徴>
国府台病院は、総合病院機能を有する基幹型臨床研修病院でもあり、多くの若手医師と身体科の情熱ある指導医と協働しています。
精神科の千葉県精神科救急医療システムの基幹病院に指定されており、精神科救急症例・身体合併症症例を含め、豊富な症例を経験できます。統合失調症圏、気分障害圏、認知症あるいは器質性精神障害、中毒性精神障害など多彩な症例の治療をチーム制で実践しています。令和元年度入院実績では、措置入院35例、緊急措置入院6例、応急入院7例、医療保護328例、任意入院108例でした。
また、児童精神科は独立した診療体制にありますが、入院治療では密接な連携がなされ、基本コースでも十分な児童青年期症例の研修が可能です。
さらに、多職種による包括型地域生活支援プログラム(ACT)を国府台地域で実証してきた経緯もあり地域支援機関との連携も活発に実践しています。専攻医が、経験すべき症例および治療場面の全てを、網羅しています。
治療抵抗性統合失調症のクロザピン治療は、100例以上に実施してきました。統合失調症患者の家族心理教育の効果を実証し、現在は標準型家族心理教育プログラムを多職種で実践しています。患者の心理教育、グループ認知行動療法を実施しています。修正電気けいれん療法は毎週カンファレンスで適応を確認しながら年間480件実施しました。
その他の特徴として、日本睡眠学会認定医による睡眠障害治療の指導も可能です。新規向精神薬の治験、臨床研究にも取り組んでいます。
専攻医は、多忙であるが充実した研修が可能です。

<国府台病院・児童精神科の特徴>
国立国際医療研究センター国府台病院は戦後まもなくから児童精神科専門病棟を運営してきた歴史があり、専門病棟を持つ唯一の国立高度医療研究センターです。その治療は同年代の仲間関係を利用しながら、子どもたちの主体性を伸ばし、一人でも多くの子どもが社会に参加していけることを目指した臨床と研究を実践しています。また、子どもに関わる様々な職種のスタッフが児童思春期精神医学の考え方や各治療技法を理解し習熟できるよう、医療、教育、福祉に関係する専門家の研修に寄与することも活動目標の一つとしています。
 外来診療は、約70名/日の外来患者の診療に当たっており、年間600名程度の初診患者を診療しています。また、当院の特徴として精神科開放病棟である児童精神科病棟(45床)を持ちます。長期の不登校児に対して社会参加の経験を増やすために、キャンプなどの活動的集団療法があります。また、小児の摂食障害を治療できる施設は少なく、身体的危機による緊急入院に対応するために、心療内科病棟での小児の摂食障害児の治療も行っています。
 実際に行われている治療は、力動的精神療法、薬物療法、認知行動療法、集団療法、ペアレントトレーニング、集団親ガイダンスであり、各種カンファレンスでの指導や個別のスーパーバイズを受けることができます。
 幾つかの臨床研究も実践されております。精神科専門医取得後に児童精神科の専門的な研修をする場合には、興味のある分野での臨床研究の立案から論文作成まで可能であり、児童青年精神医学会の認定医を取得に向けた症例を経験することができます。
 なお、当院の児童精神科での研修の場合には、専門病棟で子どものケースのみを担当する特徴があり、児童精神科研修に集中できる特徴があります。豊富な症例と、経験豊かな常勤医たちの指導もあり、多くのレジデントの育成をしてきた実績もあります。そして、同世代の専攻医たちと一緒に働くことも魅力の一つです。

<専門研修プログラムの特徴>
国府台病院基本コース、児童精神科重点コース、国立国際医療研究センター病院重点コース、みさと協立病院重点コースがあり、その特色は、急性期医療から地域生活支援までアクティブに研修できること、及び身体合併症・精神科リエゾン診療を通して、精神及び身体両面から総合的に診療する能力を習得できることです。

 研修基幹施設の国府台病院は、既に記載したとおり、千葉県精神科救急医療システムの基幹病院に指定されており、精神科救急症例・身体合併症症例を含め、豊富な症例を経験できる。また児童精神科は専門病棟(45床)を有しており、児童精神科医を志す専攻医のために、児童精神科を1年間重点的に研修するコースを設けています。

 国立国際医療研究センター病院は、東京都新宿区にあり、全病床数749床、43診療科を有する総合病院で、救急救命センター、国際感染症センター等を有しています。精神科病棟は休棟中であすが、コンサルテーション・リエゾン診療では多彩な症例を経験することが可能であり、精神科リエゾンチーム、認知症ケアチーム、緩和ケアチームでの役割も学ぶことができます。

 みさと協立病院は、埼玉県三郷市にあり、デイケアや相談機能の拡充を図るとともに、往診や多職種チームによる訪問活動にも力を入れている。グループホーム、地域活動支援センター、患者会、家族会等と連携しており、精神科リハビリテーション及び地域生活支援に重点を置いた実践を学ぶことができます。

 メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれは、市川市に在る訪問中心の診療所です。特定非営利活動法人ACTIPS、訪問看護ステーションACT-Jが隣接し、ACT(包括型地域生活支援プログラム)や集中型のケアマネジメントを協働して実施しています。多職種による訪問型医療や支援の実務を経験し、日本で展開している地域精神保健福祉ネットワークの一端を学ぶことができます。

こだわりポイント

  • 症例数が多い

  • 指導体制が充実

  • いろんな大学から集まる

研修環境について

責任者
伊藤寿彦・精神系統括診療副部門長
責任者の出身大学
千葉大学
当科病床数
135床
当科医師数
17.0名
当科平均外来患者数
243.0名/日
当科平均入院患者数
121.3名/日
在籍指導医(2023年度時点)
9名

専攻医・後期研修医(2023年度時点)
合計 8名

卒後3年次の専攻医・後期研修医数
3名(男性 2名:女性 1名)


卒後4年次の専攻医・後期研修医数
3名(男性 3名)


卒後5年次の専攻医・後期研修医数
2名(男性 2名)


カンファレンスについて
毎週のチームカンファレンス、他に全体カンファレンス

給与・処遇について

給与
卒後3年次(月給/年収)
月給 437,000円
卒後4年次(月給/年収)
月給 437,000円
卒後5年次(月給/年収)
月給 437,000円

社会保険
厚生労働省第二共済組合
福利厚生
院内保育所あり
当直料
21,000円/回

+時間外勤務手当

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時
見学時交通費補助:なし

ホームページより申し込み
試験・採用
選考方法
面接
採用予定人数
3人

ホームページに詳細記載
応募連絡先
管理課 庶務係長
TEL:047-372-3501
E-mailkouedu@hospk.ncgm.go.jp

この病院の見学体験記

ブックマークを行うにはログインが必要です

気になる病院・研修プログラムはどんどんブックマークして、
あとから見返して比較したり、必要なときに行動できるようにしておこう!
このサイト上から資料請求や問合せが可能です。

まだ民間医局レジナビ会員でない方はこちら