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熊本赤十字病院

市中病院

熊本赤十字病院

くまもとせきじゅうじびょういん

熊本赤十字病院〈ER重点〉初期臨床研修プログラム、熊本赤十字病院〈総合診療重点〉初期臨床研修プログラム

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更新日:2023/10/19

ドクターヘリと研修医
各種トレーニングも充実
全国各地から集まる同期の仲間
屋根瓦方式で患者を診る

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2023年度時点)

    68名

  • 初期研修医(2023年度時点)

    28名

    卒後1年次 14名

    卒後2年次 14名

  • 給与

    卒後1年次(月給/年収)
    月給 300,000円/年収 5,310,000円

    卒後2年次(月給/年収)
    月給 340,000円/年収 5,910,000円

    詳細はこちら

  • 当直回数

    準夜勤:5~6回/月

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    随時

  • 採用予定人数

    15名

  • 昨年度の受験者数

    36名

  • 試験日程

    令和5年度の募集は終了しました。

この研修プログラムの特徴

プログラムの最大の目的は「どのような状況においても、患者から逃げず、自分のできることを最大限に行い、かつ自分の限界を見極め、助けを呼べるようになること。」
そのために、3つのポイントを置いています。

<ER重点>
年間約5万人の患者さんが来院する救命救急センターを持つ当院では、こどもからお年寄りまで、軽症者から重症者まで様々な患者さんが受診されます。
当院の救急研修は、救急科をローテーションする期間だけでなく、1年を通じて救急外来担当を受け持ち、月5〜6回は準夜帯の救急外来を指導医のもとで研修します。
軽症の患者さんを多数診察し、その中から重症患者を見逃さない能力、救急車で来院されるような患者さんに対応する初期診療能力、この2つを<ERで重点的に>時間をかけて習得することで、プライマリ・ケア対応能力が格段に身に付きます。

<ハンズオン>
当院の指導方法は、積極的に治療・手技を経験させる「ハンズオン」実践主義です。
もちろん、指導医のサポートと事前のシミュレーション訓練はかかせません。テキストを読むだけ、見学だけでは、自分の本当の知識や技術にはなり得ません。実践経験して初めて、脳裏に深く刻まれます。

<屋根瓦式指導>
1年次では、2年次研修医のアシスタントとしてチームで診療に加わり、2年次では、1年次を指導しながら主治医として治療にあたります。
「教えることは学ぶこと」の理念のもとに、1年次、2年次、後期研修医、指導医の3から4枚の屋根瓦指導方式で研修を行います。

こだわりポイント

  • 症例数が多い

  • 手技に積極的

  • 指導体制が充実

  • 救急充実

熊本赤十字病院<ER重点>初期臨床研修プログラムER

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次内科救急外科小児科産婦人科麻酔科
2年次内科救急地域医療精神科選択科
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

内科

救急

外科

小児科

産婦人科

麻酔科

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

内科

救急

地域医療

精神科

選択科

スケジュールを

※2年次救急は1か月ICU含む
※2年次内科のうち2か月は内科系に変更可

熊本赤十字病院<総合診療重点>初期臨床研修プログラム総合診療

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次内科救急外科小児科産婦人科麻酔科
2年次内科救急精神科地域医療選択科
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

内科

救急

外科

小児科

産婦人科

麻酔科

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

内科

救急

精神科

地域医療

選択科

スケジュールを

※2年次内科のうち2か月は内科系に変更可
※プログラムは変更になる可能性あり

研修環境について

在籍指導医(2023年度時点)
合計 68名

在籍初期研修医(2023年度時点)
合計 28名

卒後1年次の初期研修医数
14名(男性 8名:女性 6名)
主な出身大学
自治医科大学, 新潟大学, 神戸大学, 長崎大学, 大分大学, 熊本大学, 宮崎大学, その他

卒後2年次の初期研修医数
14名(男性 13名:女性 1名)
主な出身大学
旭川医科大学, 東北大学, 自治医科大学, 富山大学, 神戸大学, 鳥取大学, 九州大学, 久留米大学, 熊本大学, 宮崎大学, 鹿児島大学

在籍専攻医・後期研修医(2023年度時点)
合計 40名(男性 30名:女性 10名)

カンファレンスについて
研修医カンファレンス、研修医症例検討会
他、各診療科毎に定例カンファレンスあり
研修修了後の進路
当院専攻医、他病院・出身大学後専攻医

給与・処遇について

給与
卒後1年次(月給/年収)
月給 300,000円/年収 5,310,000円
卒後2年次(月給/年収)
月給 340,000円/年収 5,910,000円

<諸手当>時間外手当等 別途支給あり
<賞与>支給あり(年2回)
医師賠償責任保険
病院賠償責任保険の適用あり(勤務医賠償責任保険は任意加入)
宿舎・住宅
あり
原則、宿舎入居
単身用:バストイレ付、駐車場付、1LDK 約20,000円/月額
社会保険
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労働者災害補償保険あり
福利厚生
互助会、院友会、職員食堂、院内職員用シャワールーム、仮眠室、医局内研修医室、ランドリー、トレーニングルーム、リラクゼーションルーム、職員駐車場、職員用テニスコート、グラウンド、院内保育所、病児・病後児保育室、白衣(KC、スクラブ)・携帯電話貸与制度
学会補助
あり
当直回数
準夜勤:5~6回/月
当直料
別途支給あり

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時
当直見学:あり
見学時交通費補助:なし

ホームページの申し込み専用フォームより申し込みが必要
試験・採用
試験日程
令和5年度の募集は終了しました。
選考方法
面接
採用予定人数
15名

■選考方法:書類審査、面接試験(対面orオンライン どちらか選択)
昨年度の受験者数
36名
応募関連
応募書類
履歴書(様式指定)、成績証明書、卒業見込証明書

応募締切
令和5年8月7日(月) 必着
応募連絡先
人事課 中村 絹代
TEL:096-384-2157
E-mailzinzi@kumamoto-med.jrc.or.jp

医学生の方へメッセージ

  • 2年次研修医

 「初期研修するにはすごく良い病院だから、一度見学に来れば。」 大学時代の先輩方からのアドバイスで、当院の雰囲気を味わいに実習に訪れた学生時代。期待と緊張が入り混じった状態でERを実習した初日の最初の症例がCPAでした。あまりにも唐突で、ACLSを行っている光景を遠目に眺めるしかなかったのを今でもはっきりと覚えています。内科のカンファレンスでは、かすかに聞き覚えのあるような疾患名が平然と飛び交い、口が半開きのままぼんやり。外科の実習では、予定手術が終わったかと思えば即座に下部消化管穿孔の緊急オペが入室していました。 
 期待どおりというか想像以上というか、自分が今まで経験したこともないような状況に対しても、当然と言わんばかりに診療を行っていた諸先生方を目の前にし、自分もここで初期研修をしたいという気持ちが次第に強くなっていました。
 その後、晴れて当院での研修をスタートすることができ期待に胸膨らませていましたが、やはり理想と現実にはギャップがありました。研修開始した4月から、すぐに準夜帯の救急1次外来を担当するのですが、そこでは自分の無力さをこれでもかという程に痛感させられました。学生時代にトレーニングしたはずである問診ですら緊張で危うい状況なのに、主訴から鑑別を考えながら、open-ended questionからclosed questionに質問の幅を絞っていくことなどできるはずもなく・・・。診察するのにも緊張で手も声も震える始末。病歴聴取から診察の流れが終われば、しどろもどろになりながら当直の上級医へプレゼンし、アセスメントとプランを発表。このような状況でも、上級医による優しく、時には厳しい指導の下で日々成長していくのを実感できました。
 また当院では救急での初期対応だけでなく、診断から治療に至るまでの一連の過程を、実際に多数の受け持ち症例として経験することもでき、日々の業務においても一人ひとりの患者様の状態に頭を悩ませ、真摯に向き合い研鑽を積む環境が整っていると思います。最後になりましたが、当院では医師、看護師をはじめとした医療従事者だけでなく、事務、その他すべての職種の方々との風通しが良く、コミュニケーションを取りやすい職場環境であり、皆が笑顔でイキイキと仕事をしています。自分自身はまだまだ医師として未熟なところばかりで、これからも今まで以上に研鑽を積む必要がありますが、当院での初期研修を選択したことは間違いでなかったと思っております。初期研修で救急とジェネラルをしっかりトレーニングしたいと思っている方には当院は最適の病院だと思いますので、一度実習に来て頂き、実際に現場の雰囲気を味わってください。

  • 2年次研修医

 とにかく熱い病院です!!救急重点の研修で、初期研修の2年間どの科に行っても救急診療(救急車対応も)に携わることができ、今後どの病院に行ったとしても自信を持って手技や対応、治療を行えるようになります。また、今後の医師人生の大きな礎となる治療に対する考え方、患者に対する心構えをしっかり熱い心をもった指導医の下、屋根瓦方式のサポートで身につけることができ、充実した研修医生活を送ることができます。
 『熱い鉄は熱いうちに打て!』が、熊本赤十字病院の方針です。物足りなさを感じることはないです。ぜひ熱い心を持って、熊本赤十字病院に来てください!

一日の研修スケジュール例
6:00
病棟採血
7:00
研修医勉強会(各科カンファレンスなど)カルテチェック、朝の患者診察
8:30
医局朝礼(全医師が集まり、前日の救急の状況報告、その他連絡など)
9:00
病棟業務、外来、手術
12:00
昼食
13:00 16:00
病棟業務、外来、手術
16:00 17:00
夕方の患者診察
17:00 21:00
病棟残務、救急準夜シフトがある場合は、17:00から 22:00までERセンター(月5から6回)
さらにメッセージを見る

救急とジェネラルを極めるために

  • 診療部長奥本 克己

 臨床研修必須化の目的は「目の前の患者から逃げない医者をつくる」ことです。何科の医師になろうともまずはどんな患者も診る。そのうえで自分にできることを最大限やる。なおかつ自分の限界をしっかり見極め、遅滞なく他科の専門医に相談する。これが2年間の最大目標と考えます。当院では年間約6万人の救急患者の初期診療から入院治療に積極的にかかわることで、その目標を達成することができると考えています。「鉄は熱いうちに打て」といいます。熱いうちに打たれたいとお考えの研修医をお待ちしています。

自分の信念やタイプを見極め、成長につながる病院

  • 2年次研修医

 自分の医師としての礎を築く大切な2年間は、できるだけたくさんの症例を経験できる病院で研修したいと思っていました。研修プログラムを信じて、迷いなくシンプルに動いて成長できる研修病院を探していた時、「どのような状況においても患者から逃げずに、自分にできることを最大限行いかつ自分の限界を見極め助けを呼べるようになること」という当院のプログラムの目的に心打たれ、当院を選びました。
 熊本赤十字病院のプログラムは、ER重点型で救急科をローテーションしている時期以外でも2年間を通じて救急の最前線で研修医が活躍しています。救急搬送のファーストタッチや救急外来の症例を多く経験でき満足しています。研修医を幅広くカバーしてくれる指導医の下、自分の限界まで診療ができるのは今しかない幸せな環境だと日々、感じています。
 また、当院の総合内科の研修も特徴的です。内科系の幅広い疾患に対応する総合内科では、指導医、上級医、研修医と何層もの屋根瓦となってフォローしてもらえるので、問題点なども細やかに軌道修正しながら学ぶことができます。
 環境に恵まれずとも与えられた環境で十分成長できる人もいます。
 そうではない人が、いつかそういう人たちと肩を並べて医療をするには、若いうちに鍛えこまざるを得ない環境に身を置くことが土台となってくると思います。当院ならきっとそれが実現できるはずです。

この病院の見学体験記

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