公立昭和病院

この研修プログラムの特徴

研修の目標
理念と使命を達成するため、外科専攻医は、外科専門研修プログラムによる専門研修によって、以下の６項目を備えた外科専門医となることを目標としています。

１）外科領域のあらゆる分野の知識とスキルを取得する。
２）外科領域の臨床的判断と問題解決を主体的に行うことができる。
３）診断から手術を含めた治療戦略の策定、術後管理、合併症対策まで全ての外科診療に関するマネージメントができる。
４）医の倫理に配慮し、外科診療を行う上で適切な態度と習慣を身につけている。
５）外科学の進歩に合わせた生涯学習を行うための方略を修得している。
６）外科学の進歩に寄与する研究を実践するための基盤を修得している。

研修の特徴
外科専門研修プログラムは４施設と小さな専門研修施設群で運営されますが、それぞれ特色を有した病院で構成され、多彩な外科症例を経験できる体制となっています。
基幹施設である公立昭和病院は、がん診療連携拠点病院に指定され、救命救急センターを有することにより、緻密な癌治療からダイナミックな救急医療まで多彩な症例を経験することができます。
地域包括ケア病棟を有する東京都指定二次救急医療機関である佐々総合病院では救急医療から在宅医療と介護の連携まで地域密着型の外科診療を、国立精神・神経医療センター病院においては多彩な精神症状を有する精神身体合併症例を、国内有数の呼吸器疾患診療拠点である東京病院では重症呼吸器合併の外科症例を経験することができます。