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西淀病院 初期研修プログラム

下記ボタンから申し込むと、施設へ連絡が届きます。

■毎週火・水・木の朝に研修医と指導医による受け持ち患者カンファレンスを行っています。症例の振り返りだけでなく、鑑別診断・プレゼンテーションの技術を磨きます。
■地域研修では診療所で訪問診療にも携わります。在宅患者を1名受け持つほか、希望者には内科研修中にも引き続き訪問診療に関わることができます。
■協力施設の耳原総合病院の研修医と一緒に勉強会や講習会も多数行っています。
■健康塾や班会など、地域住民向けの学習会の講師を行います。病院だけでなく地域に目を向けた研修を意識しています。

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  • 指導医数(2019年度時点)

    2名

  • 初期研修医(2019年度時点)

    4名

    卒後1年次 2名

    卒後2年次 2名

  • 給与

    卒後1年次(月給/年収)
    月給 409,000円/年収 5,000,000円

    卒後2年次(月給/年収)
    月給 429,000円/年収 5,500,000円

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  • 当直回数

    1年次 2回/月
    2年次 3回/月

    1年次:2~3回/月
    2年次:3~4回/月

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    随時

  • 採用予定人数

    2名

  • 昨年度の受験者数

    4名

  • 試験日程

    7/27(土)、8/10(土)、8/17(土)に実施予定。
    詳しくは当院ホームページをご確認ください

この研修プログラムの特徴

 現在、日本において病床数200床未満の中小病院が全病院の69%を占めています。近年、医師不足や偏在、地域医療崩壊が問題となる中で、医療供給体制の維持のために、地域中小病院で活躍する病院総合医や家庭医の必要性が高まっています。一方で、2004年度の診臨床研修制度施行後に、市中病院で研修を行う医師が増加しましたが、新卒医師の研修先決定要因として「症例が多い」が最多で、大病院に人気が偏っているのが現状です。しかし、厚生労働省研修班が初期臨床研修を行っている中小病院に対して行った実地調査では、中小病院でも症例数は十分確保されておりメディカルスタッフとの連携が良好であることが指摘されています。
 我々が行った研究調査では、地域中小病院での研修の特徴として、後述の項目が挙げられました。地域中小病院ならではの経験を通して、厚生労働省の「初期研修の到達目標」の中で患者と医師の関係、チーム医療、医療の社会性についてはより深い学びを得られると考えられます。
 このことは、経験症例数など量的な指標では測定できない地域中小病院の初期研修の特筆すべき特徴です。

■特徴
・細分化されていない内科総合研修で、初期診療とcommon problemにかかわる機会が多い研修
・様々なセッティング(病棟・一般外来・往診など)で患者ニーズに応える姿勢を養う研修
・少人数で柔軟に研修医の要望に応えることができる研修
・担当医ではあるが主治医機能を持って多職種と連携して患者に寄り添い、生物心理社会モデルでの問題解決を学ぶ研修

■ポイント
・病棟研修のみでなく外来研修・患者訪問も位置づけ、入院・救急・外来・在宅とさまざまな診療現場で包括性と継続性を意識して仕事ができる、バランスのとれた臨床医になるための研修が可能です。
・1年目研修の指導体制は屋根瓦方式を採用し、地域総合内科での内科研修を行います。指導も家庭医療・総合診療を専門にする医師かジェネラリストとしての素養を持った医師が担当します。
・医師以外の多職種や地域住民も含めて研修医の成長を支えます。

研修病院タイプ
基幹型
URL

http://nishiyodo.org/

こだわりポイント

  • 特徴あるプログラム

    1年目から主治医として患者さんに関わる研修で、患者さんや家族だけでなく環境にまで目を向ける「生活全体を支える医師」に成長できるプログラムです。

  • 指導体制が充実

    少人数研修できめ細やかな指導。また科の垣根がなく、病院全体で研修医を育てる仕組みがあります。

  • 女性医師サポートあり

    育児は時短勤務などを活用し、仕事と家庭を両立できる制度があります。もちろん男性医師も取得中。

  • 産休育休取得者あり

    女性はもちろん、男性も育児休暇を取得しています

西淀病院 初期研修プログラム 研修スケジュール例内科

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次内科(20週)救急(4週)総診(耳原)(8週)小児科(耳原)(4週)産婦人科(耳原)(8週)麻酔(耳原)(4週)
2年次外科(耳原)(8週)精神科(吉田)(6週)地域医療(4週)ER(耳原)(4週)選択(8週)救急or一般外来(4週)一般外来(4週)内科(呼吸器・糖尿病・消化器)(12週)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

内科(20週)

救急(4週)

総診(耳原)(8週)

小児科(耳原)(4週)

産婦人科(耳原)(8週)

麻酔(耳原)(4週)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

外科(耳原)(8週)

精神科(吉田)(6週)

地域医療(4週)

ER(耳原)(4週)

選択(8週)

救急or一般外来(4週)

一般外来(4週)

内科(呼吸器・糖尿病・消化器)(12週)

スケジュールを

*救急部門:内科を中心とした救急研修を2ヵ月間行い、耳原総合病院で内科の重症や他科および麻酔科にかかわる救急研修を1ヵ月間行う
*産婦人科1.5ヵ月、精神科1.5ヵ月で行う
*このスケジュールは2020年4月1日から開始のものであり、詳しくは問い合わせのこと

研修環境について

在籍指導医(2019年度時点)
合計 2名

主な出身大学
山梨医科大学, 信州大学, 京都府立医科大学, 大阪大学, 関西医科大学, 香川大学, 徳島大学, 長崎大学, 琉球大学

(指導医講習会受講者)
在籍初期研修医(2019年度時点)
合計 4名

卒後1年次の初期研修医数
2名(男性 1名:女性 1名)
主な出身大学
金沢大学, 奈良県立医科大学

卒後2年次の初期研修医数
2名(男性 1名:女性 1名)
主な出身大学
三重大学, 大阪医科薬科大学

在籍専攻医・後期研修医(2019年度時点)
合計 7名(男性 4名:女性 3名)

主な出身大学
京都府立医科大学, 和歌山県立医科大学, 近畿大学, 岡山大学, 佐賀大学, 鹿児島大学

大阪家庭医療センターの後期研修医が1名。総合診療プログラムの後期研修医が4名。内科プログラムの後期研修医が2名です。
当直体制
対応医師数
研修医 1名、研修医以外の当直医 2名
開始時期
7月

指導医と一緒に救急外来にて研修を行います
カンファレンスについて
【新入院患者カンファレンス】
毎週火・水曜日の朝に行なっています。研修医が新しく受け持った患者さんについて、指導医に対してプレゼンし、共に今後の治療方針等を検討するカンファレンスです。

【救急外来症例カンファレンス】
毎週木曜日の朝に行なっています。研修医が救急外来で受け持った症例について振り返り、ディスカッションします。

【臨床倫理カンファレンス】
月に1回程度行っています。倫理的に困難な症例について、医師、薬剤師、看護師、MSWなど多職種で検討、方針の決定などを行います。

【内科カンファレンス】
治療方針など検討したい事例に関して、当院の内科医師が集まって行なうカンファレンスです。

その他、救急外来カンファレンス、呼吸器リハカンファレンス、などあり
協力型施設
診療所、老人保健施設、ケアプランセンター、在宅福祉総合センター、訪問看護ステーション、デイサービスセンター
研修修了後の進路
3年次以降引きつづき、家庭医をはじめ志望する診療科及び研修施設群での研修を希望する場合、別途、後期研修プログラムにもとづいた研修を開始可能。その際、研修希望する本人と受け入れる研修施設群との調整を研修管理委員会が行う。

給与・処遇について

給与
卒後1年次(月給/年収)
月給 409,000円/年収 5,000,000円
卒後2年次(月給/年収)
月給 429,000円/年収 5,500,000円

<給与>
1年次:各種手当、賞与別途支給
2年次:各種手当、賞与別途支給
<賞与>
1年目:668,600円
2年目:987,540円
医師賠償責任保険
あり
宿舎・住宅
あり
住宅補助 12,000円/月
法人で賃貸住宅を契約し初期費用等を法人が負担。ただし月々の家賃は個人負担
社会保険
公的医療保険、労災保険、公的年金保険、雇用保険
福利厚生
あり
学会補助
あり

年間2回まで出張費用の補助あり。ただし関連団体等が主催する学習会等は回数には含めない
当直回数
1年次 2回/月
2年次 3回/月

1年次:2~3回/月
2年次:3~4回/月
当直料
1年次 10,000円/回
2年次 18,000円/回

(昨年度実績)
休日・有給
4週6休制。季節休暇(夏季、冬季等)、有給休暇、生理休暇など

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時
当直見学:あり
見学時交通費補助:なし

宿泊の補助あり。こちらで近隣のホテルをお取りすることもできます。
試験・採用
試験日程
7/27(土)、8/10(土)、8/17(土)に実施予定。
詳しくは当院ホームページをご確認ください
選考方法
面接、筆記、その他
採用予定人数
2名

■選考方法:面接、医療面接、筆記試験
昨年度の受験者数
4名
応募関連
応募書類
履歴書(指定フォーマットあり)、卒業見込み証明書

応募締切
第1回目試験締切日:2019年7月12日(金)
第2・3回目試験締切日:2019年7月22日(月)必着
応募連絡先
医局事務課:梅木
TEL:06-6472-1141
E-mailigakusei@yodokyo.or.jp

医学生の方へメッセージ

3年目研修医よりメッセージ

  • 3年次後期研修医(総合診療プログラム)坂部 千恵
  • 出身大学:近畿大学

当院には、呼吸器内科、消化器内科、糖尿病内科、総合内科、整形外科があ り、呼吸器内科、糖尿病内科、総合内科に関しては専門医取得、また総合診 療医(家庭医)も目指せます。当院の特徴は、初期研修医2名という少人数 制であることに加えて、指導医2名というほぼマンツーマンに近い指導体制 で受けられることにあります。そのような環境下では、一人で悩んだりする ことも少なく疑問があればすぐ指導医に聞けます。研修医は主に総合内科病 棟で研修しさまざまなCommon Diseaseの診断・治療を経験できます。手技 に関しては、腹水穿刺から胸水穿刺、骨髄穿刺、腰椎穿刺まで幅広く経験で きます。また、先生方だけでなく、スタッフの方々もとてもアットホームで 患者さん思いの方ばかりです。研修医に対しても大変協力的であり、病院全 体で育ててもらえることを実感しています。ぜひ一度当院のアットホームな 雰囲気を感じに見学へいらしてください。

指導医よりメッセージ

  • 地域総合内科落合 甲太
  • 出身大学:関西医科大学

西淀病院では、将来家庭医療、地域医療を志す医師のための初期研修を提供しています。初期の6ヵ月は地域総合内科での研修で、豊富な症例、カンファレンスを通じて医療面接、身体診察、プレゼンテーションなどの医師としての基礎を身につけます。研修開始時は誰もが不安でいっぱいですが、チームによる指導体制で研修医をひとりにさせません。そして、病棟研修や救急外来研修だけでなく、一般外来研修、患者訪問を通じて、さまざまな医療現場を経験し、家庭医療に必要な包括性と継続性を養います。また、当院を中心とした診療所や施設、介護保険事業所などのネットワークを生かして、患者の生活の場を意識した研修ができます。研修医の自主性を大切にする当院で、ともに地域を実感できる研修プログラムをつくっていきませんか。

この病院の見学体験記

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