姫路赤十字病院

この研修プログラムの特徴

姫路市休日夜間急病センターからの後送病院として24 時間365 日小児救急に対応し、姫路市を中心
とする播磨姫路二次医療圏域の小児医療基幹病院として機能している。

＜一般目標＞
１． 一般小児科医としての知識・診療手技を習得する。
２． 小児の健康保持と増進、疾病予防に努める。
３． 小児科専門医としての診療能力を身につける。

＜行動目標＞
１． 正常小児の成長・発達に関する知識を習得する。
２． 小児の代表的疾患を理解し、これを経験する（専門医取得に必要な症例の経験）。
３． 適切な病歴聴取・診察・臨床検査等より適切な診断を行い、患児の状態に応じた治療計画を立て
実行できる。
４． 入院治療、外来治療の適応の判断を的確に行うことができる。
５． 必要に応じて他の医師やコメディカル・スタッフ、他の医療機関と連携して診療できる。
６． 児童福祉法、母子保健法、公費負担制度などを理解し、これを活用できる。
７． 常に自己研修に努め、種々の医療・医学情報を取り入れ新しい知識の吸収に努める。さらに臨床
研究に携わり、その成果（症例報告を含む）を発表できる（学会、研究会、論文）。
８． 以下の項目の手技を自ら実施できる。
採血（毛細血管、静脈血、動脈血）、動脈・静脈ルート確保、導尿、腰椎穿刺、骨髄穿刺、呼吸管理、
蘇生（気道確保、人工呼吸、心マッサージ）、胃管の挿入、経管栄養、経静脈栄養
＜具体的スケジュール＞
１． 入院患者の主治医となる。
２． 外来は、１年目より週１回の一般外来と週１回の乳児健診、予防接種外来を担当する。
３． 当直は原則として１年目より小児科当直として独立して行う。
４． NICU は１年目に4～6 ヶ月の配属を原則とし、２年目以降は個人の希望と相談の上決定する。
＜修了後の進路＞
スタッフ採用または希望する施設への紹介・推薦