【選考までのフロー】
①病院見学
現在、新型コロナの院内感染予防策のため、一時的に見学を休止しています。
近く、WEB形式の説明会等を企画する予定です。
②応募書類
◆履歴書(所定様式あり・ホームページよりダウンロード)
◆卒業見込み証明(あるいは大学卒業証書の写し)
◆成績証明書
<提出締切採用試験日の10日前迄に必着>
③採用試験 面接,小論文,適正試験
<採用試験候補日程:8月中旬頃に3回程度を予定>
【姫路赤十字病院の研修について】
※以下の文章は、2本目の動画を要約した内容となっております。 表現に関しては動画と異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次 1. 姫路赤十字病院の地域的役割と医療圏
2. 病院の概要と診療体制
3. 充実した医療設備と診療科構成
4. 教育体制と研修支援
5. 研修プログラムとローテーション
6. 救急・地域研修体制
7. 修了後の進路とマッチング実績
1. 姫路赤十字病院の地域的役割と医療圏 姫路市は兵庫県の中央よりやや西に位置し、人口は約54万人です。姫路赤十字病院はこの姫路市内に位置し、播磨姫路医療圏として約84万人の医療圏をカバーしています。市内のみならず広い地域から患者さんが来られるため、症例数も非常に多く、さまざまな診療経験を積むことができます。
2. 病院の概要と診療体制 病床数は560床、医師数は206名、33の診療科を有する総合病院です。年間手術件数は約9000件で、そのうち全身麻酔症例は約4000件。救急患者数は年間約10000人以上、救急車は約5491件受け入れています。入院患者・外来患者ともに多く、稼働率は約90%と高水準を維持しています。がん診療や周産期医療にも注力しており、地域がん診療連携拠点病院にも指定されています。
3. 充実した医療設備と診療科構成 最新の医療設備としてハイブリッド手術室、手術支援ロボット「ダビンチ(2代目)」、PET-CT、アンギオ装置3台などを備えています。診療科には内科・外科を中心に消化器に力を入れている。呼吸器・循環器・心臓血管外科・小児科・婦人科・麻酔科・マイナー科など幅広い領域が揃っており、各分野に専門医が在籍しています。若手医師も多く、指導医との距離が近い環境です。
4. 教育体制と研修支援 教育では救急症例検討会や各科によるミニレクチャー、縫合や糸結びの実技、著名な外部講師による特別講義などが行われています。スキルラボには豊富なトレーニング器具が揃い、研修医局は独立した建物で自己研鑽に集中できます。学会活動の支援もあり、学びの機会が豊富です。上級医や検査技師と連携した実践的な研修も特徴です。
5. 研修プログラムとローテーション 1年目は内科6ヶ月を含む必修科目中心のローテーションです。2年目は約10ヶ月間、希望に基づく選択科目となっており、診療科変更にも柔軟に対応可能です。各自の進路に応じたローテーションが可能で、将来を見据えた診療経験を積むことができます。初期研修医は毎年14名、2年間で28名が在籍しています。
6. 救急・地域研修体制 救急科はありませんが、各診療科が時間帯ごとに救急当番を担当し、ファーストタッチは研修医が行います。月4~6回の当直があり、当直明けは休暇となります。希望者は2年次に救急科のある他院(例:岡山赤十字、岡山市民総合医療センター)での研修が可能です。また、北海道から沖縄・徳之島までの施設と連携し、初診外来や在宅医療など、地域に根ざした医療の研修も行っています。
7. 修了後の進路とマッチング実績 14名中、半数以上がそのまま当院で後期研修に進みました。診療科の選択肢も豊富で、さまざまな志望に応じた進路が確保されています。マッチングも連続してフルマッチを達成しており、出身大学は岡山大学を中心に多様な大学から集まっています。研修医が「面白い」と思った分野に主体的に取り組めるプログラムを構築しています。