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厚木市立病院

市中病院

厚木市立病院

あつぎしりつびょういん

厚木市立病院臨床研修プログラム

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更新日:2022/02/14

      院内研修会で真剣に取り組んでいる1コマ
       研修医が参加した院内災害訓練の様子

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2020年度時点)

    25名

  • 初期研修医(2020年度時点)

    10名

    卒後1年次 5名

    卒後2年次 5名

  • 給与

    卒後1年次(月給/年収)
    月給 355,400円/年収 6,521,200円

    卒後2年次(月給/年収)
    月給 372,200円/年収 7,002,100円

    詳細はこちら

  • 当直回数

    1年次 6回/月
    2年次 6回/月

    健康管理の面を考慮し、1人当たり月6回を超えて当直勤務に従事しないものとする。

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    土日祝日を除いて随時実施していますが、見学する診療科の都合がありますので、詳しくはお問い合わせください。

  • 採用予定人数

    5名

  • 昨年度の受験者数

    9名

  • 試験日程

    ホームページ(http://www.atsugicity-hp.jp/?page_id=6390)で案内しています。

この研修プログラムの特徴

 「臨床研修の基本理念」に則り、将来、第一線の臨床医として適切なプライマリ・ケアが実施でき、医療の社会的側面、医療安全管理、公衆衛生等を広く理解できる臨床医としての基礎を修得させる。また、将来の専門医として高度な医療技術の基礎となる医療知識・技術の習得法、応用法も併せて教育する。到達すべき目標は以下のとおりである。
・臨床医としての臨床全般にわたる基本的診療能力の取得
・救急を含むプライマリ・ケアの能力の取得
・患者を全人的に理解し、患者・家族と良好な人間関係を確立する能力の取得
・医療チームの構成員としての良好なコミュニケーション能力の確立
・EBM (Evidence Based Medicine)が実施できる能力の確立
・医療安全対策を常に実践する能力の取得
・診療録等の医療記録を適切に作成し、正しく理解する能力の修得
・地域医療の重要性を理解し、実践できる基礎能力の確立
・高度専門医療の基礎となる臨床及び研究能力の基礎の確立
・公衆衛生の持つ制度や社会性の十分な理解の確立

 また、特徴として次の点が挙げられる。
・当院は神奈川県央部の中心的公立病院であり、疾患領域は多岐にわたり、偏りがない。このため、急性疾患から慢性疾患まで幅広い研修が可能である。
・原則厚生労働省令に従って研修を実施し、内科、外科、小児科、産婦人科、精神科、救急、地域医療、及び一般外来を必修科目とする。また、当院独自の必修科目として麻酔科、整形外科を定めている。
・救急研修は、麻酔科研修10週の内の4週を充てるほか、2年次に最低44回以上の研修当直を行うことで実施する。(研修医の労務環境を考慮し、夜間当直を行った場合は翌日の勤務に適切な配慮をするよう努める。)
・一般外来研修は、小児科研修時に週2日並行研修として実施する。
・およそ28週程度は希望診療科を選択してローテーションできるように努め、可能な限り多くの診療科における経験を旨とする。
・当院の夜間救急体制は内科系、外科系、小児科、産婦人科が当直しており、従って研修当直では急性疾患のプライマリ・ケアの豊富な経験が可能である。
・臨床研修講義を月2回実施しており、全ての臨床科のトピックスを講義する。
・Clinicopathological Conference(CPC)において、病理解剖例に関して全て研修医が症例を提示し、医師全員で検討する。

研修病院タイプ
基幹型 協力型
URL

https://www.atsugicity-hp.jp/?page_id=6345

こだわりポイント

  • 症例数が多い

    急性疾患から慢性疾患まで幅広く研修することが可能。

  • 手技に積極的

    原則各科に1人、多くても2人しか配置されないため、科ごとの手技をほぼ全て学ぶことができる。

  • 指導体制が充実

    関連の大学病院が1つであるため、診療科の垣根を越えた指導体制が築けている。

  • 少数精鋭の研修

    1学年の募集定員は5名。在籍人数は最大でも10名。

厚木市立病院臨床研修プログラム

基本的診療能力の獲得を目指す

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次消化器・肝臓内科(6週)呼吸器内科(6週)腎臓内科(6週)循環器内科(6週)外科(12週)整形外科(8週)産婦人科(4週)選択科目(4週)
2年次麻酔科(6週)救急部門(4週)小児科(10週)精神科(4週)地域医療(4週)選択科目(4週)選択科目(4週)選択科目(4週)選択科目(4週)選択科目(4週)選択科目(4週)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

消化器・肝臓内科(6週)

呼吸器内科(6週)

腎臓内科(6週)

循環器内科(6週)

外科(12週)

整形外科(8週)

産婦人科(4週)

選択科目(4週)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

麻酔科(6週)

救急部門(4週)

小児科(10週)

精神科(4週)

地域医療(4週)

選択科目(4週)

選択科目(4週)

選択科目(4週)

選択科目(4週)

選択科目(4週)

選択科目(4週)

スケジュールを

・あくまでローテーションの1つの例です。(当サイトの設定上、年間48週の設定となっているため、多少のずれが生じています。)
・救急部門の研修は、研修プログラムに規定された4週以上のまとまったブロック研修を麻酔科研修時に行う以外に、2年次に最低44回以上の研修当直を行うことで実施する。(研修医の労務環境を考慮し、夜間当直を行った場合は翌日の勤務に適切な配慮をするよう努める。)
・小児科研修時に、週2日並行研修として一般外来研修を実施する。
・内科24週は原則、消化器・肝臓内科、呼吸器内科、腎臓・高血圧内科、循環器内科を6週ずつローテーションする。
・(自由)選択科目は、必修分野(当院独自に定めた必修科目含む)の科目に加えて、神経内科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、病理診断科から、原則4週以上で選択して研修を行う。なお、選択科目として精神科を希望する場合の実習病院は厚木市立病院となる。
・研修当直の回数は概ね月6回程度(平日の宿直5回、土日の日当直1回)。
・CPCは厚木市立病院にて実施。

研修環境について

在籍指導医(2020年度時点)
合計 25名

主な出身大学
弘前大学, 東北大学, 獨協医科大学, 自治医科大学, 埼玉医科大学, 順天堂大学, 昭和大学, 東京医科大学, 東京慈恵会医科大学, 東京女子医科大学, 東京大学, 東邦大学, 聖マリアンナ医科大学, 北里大学, 東海大学, 金沢医科大学, 三重大学, 大阪医科薬科大学, 鳥取大学, 島根医科大学, 愛媛大学, 長崎大学, 宮崎医科大学

指導医数は、指導医講習会受講済みに限った人数です。
在籍初期研修医(2020年度時点)
合計 10名

卒後1年次の初期研修医数
5名(男性 4名:女性 1名)
主な出身大学
東京慈恵会医科大学, 東海大学

卒後2年次の初期研修医数
5名(男性 3名:女性 2名)
主な出身大学
東京慈恵会医科大学

当直体制
対応医師数
研修医 1名、研修医以外の当直医 4名
開始時期
1年目5月から

・当直時の研修医数は原則1名。最大3名(内科系2名、小児科1名)。
・原則、研修医は全当直時間帯(平日17時15分から翌朝8時30分まで、及び土日祝日)において、全て内科系当直に従事する。ただし、内科系当直に従事する研修医がいる場合は、2人目として外科系のみの当直に従事することは可能。
・内科系診療科上席医による救急受け入れ可否の判断の後、事務当直が研修医に連絡をし、原則研修医が全てファーストタッチを行う。
・小児科をローテーションする研修医がいる月については、当該研修医は原則週1回を小児科当直に充て、残りを内科系当直に従事するものとする。
カンファレンスについて
原則、ローテーションしている診療科カンファレンスに全て参加。
協力型施設
神奈川県立精神医療センター、相州病院、神奈川県立煤ヶ谷診療所
研修修了後の進路
研修医は、原則として自らの希望により研修終了後の進路を決定する。
関連大学医局
東京慈恵会医科大学

給与・処遇について

給与
卒後1年次(月給/年収)
月給 355,400円/年収 6,521,200円
卒後2年次(月給/年収)
月給 372,200円/年収 7,002,100円

当直代は別途 15,000円/回(月平均6回程度)
賞与(1年目)1.69ヶ月(2年目)2.60ヶ月
医師賠償責任保険
病院として包括契約の医師賠償責任保険に加入。原則個人加入は不要。
宿舎・住宅
あり
住宅補助 0円/月
宿舎 19,200円/月

光熱水費等は自己負担になります。

社会保険
全国健康保険協会管掌社会保険、厚生年金、雇用保険、労災保険
福利厚生
駐車場については全ての希望者の台数確保の確約ができないため要相談。確保できた場合の駐車料金は月額8,000円。
学会補助
あり

・宿泊を伴う学会、研修会等への参加に要する旅行費用は、臨床研修管理委員会委員長及び参加する時点でローテーションしている診療科指導医が認める場合において支給するものとするが、支給される回数は、原則研修期間(2年間)において1人1回まで。
・日帰り可能な範囲の学会、研修会等への参加に要する旅行費用については、支給される回数は特に定めず、臨床研修管理委員会委員長及び参加する時点でローテーションしている診療科指導医が必要と認める場合に支給するものとする。
当直回数
1年次 6回/月
2年次 6回/月

健康管理の面を考慮し、1人当たり月6回を超えて当直勤務に従事しないものとする。
当直料
1年次 15,000円/回
2年次 15,000円/回

休日・有給
有給休暇:1年目10日 2年目11日
夏季休暇:無(有給休暇の中で取得)、年末年始休暇:有(6日)、その他休暇:有(忌引、療養休暇等)

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
土日祝日を除いて随時実施していますが、見学する診療科の都合がありますので、詳しくはお問い合わせください。
当直見学:あり
見学時交通費補助:なし

当直見学は可能ですが、受け入れに調整を要しますので、詳しくはお問い合わせください。
試験・採用
試験日程
ホームページ(http://www.atsugicity-hp.jp/?page_id=6390)で案内しています。
選考方法
面接、小論文、その他
採用予定人数
5名
昨年度の受験者数
9名

平成30年度 14名
平成29年度 17名
平成28年度  8名
平成27年度  8名
平成26年度  8名
平成25年度 16名
平成24年度  5名
応募関連
応募書類
(1)受験申請書(当院指定書式有)、(2)履歴書(当院指定書式有)、(3)成績証明書、(4)健康診断書、(5)大学卒業(見込)証明書

応募締切
ホームページ(http://www.atsugicity-hp.jp/?page_id=6390)で案内しています。
応募連絡先
病院総務課 人事・労務係 沼田
TEL:046-221-1570(代表) 内線3215
E-mailnumata.ta@city.atsugi.kanagawa.jp

医学生の方へメッセージ

  • 病院事業管理者(院長)長谷川 節
  • 出身大学:東京慈恵会医科大学

 厚木市立病院は、1951 年に神奈川県立厚木病院として発足し、2003 年に県から厚木市へ委譲されました。発足から70 年弱の間、日進月歩の医療レベルの向上の中で公立基幹病院として、市民をはじめ受診される患者皆様の健康と生命を守る役割を懸命に果たして参りました。
 当院の特徴を挙げると3点あると私は考えています。
 まず、その1点目は厚木市が神奈川県の県央地区に位置するという点です。小田急線に乗れば50 分で東京の新宿に着き、都会へ通勤する住民が多く暮らされています。駅の中心部にはビルが建ち並びますが、市街地の周囲は田畑で占められています。市の東には神奈川県の中央を北から南へ流れる相模川があり、市の西側には丹沢山系の山々がそびえ立っています。半分は都会、半分は田舎という雰囲気の市であり、我が国の縮図のような環境と考えられます。
 2点目の特徴は約6年をかけて新病院に建て替えたばかりであるという点です。実は、県央地区には医療体制の上で改善させねばならないいくつかの大きな課題がありました。それは長い間、県内の二次医療圏の中で県央地区だけが急性期医療の中心となる救命救急センター、小児科や産科などの医療の基盤を担う周産期母子医療センター、そして日本人の死因の第1位を占めるがんの診療連携拠点病院が整備されていなかったということです。このような状況を踏まえ、厚木市は2010 年4月に厚木市立病院整備基本計画を策定しました。これは、急性期医療、特に救急・がん・小児周産期医療、そして災害医療をより高い次元で担うことができる新たな基幹病院を建設しようとするものです。この計画に沿って老朽化した病院の一部を解体しては建て替える、という工事が2012 年10 月に着工しました。診療を継続しながら工事が進み、工事期間中の2016 年には地域支援病院として承認されました。そして2017 年12月に完成を迎え、最新の医療機器を備えた347 床の新病院が竣工しました。
 当院の最後の特徴は68 名の常勤医のほぼ全員が東京慈恵会医科大学の各医局から派遣された医師であるという点です。同大学からは全面的な協力の確約をいただいております。従って当院では、日本の標準的な環境にある地域の、新築基幹病院で、大学附属病院のような高度な医療技術を学べる、ということになります。
  新しく生まれ変わった厚木市立病院は臨床研修医の皆さんにとって、極めて良好な環境にあると言えるでしょう。標榜科は27 科あり、指導医の体制は充実しています。ローテーションにおける診療科の選択についても自由度の高い当院で、どうぞ好きなだけ学び、自分自身の可能性を高めてください。私達スタッフは全力でそのサポートをさせて頂きます。ご勤務をお待ちしております。

この病院の見学体験記

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