市中病院
武蔵野赤十字病院
むさしのせきじゅうじびょういん
市中病院
むさしのせきじゅうじびょういん
33名
卒後3年次(月給/年収)
年収 6,735,000円
卒後4年次(月給/年収)
年収 7,456,000円
卒後5年次(月給/年収)
年収 8,150,000円
夜勤 月3~4回
随時
2015年8月~9月頃を予定(決まり次第当院ホームページに掲載いたします)
2015年9月~10月頃を予定(決まり次第当院ホームページに掲載いたします)
基本理念 :武蔵野赤十字病院の基本理念を踏まえて、患者中心の医療を担いうる医師としての基本となる態度を習得し、専攻する診療科の専門医として求められる知識・技能を習得する。
一般目標 :
・患者の人権を尊重し、適切なコミュニケーションの上に患者・医療従事者と良好な関係を保ち、チーム医療を実践する。
・幅広い知識で患者の病態を深く把握し、医療者間での真摯な協議を経た的確な治療を立案、実施する。
到達目標 :
・各診療科の定めるプログラムに沿った経験すべき疾患、その症例数および手技を修得する。
・初期臨床研修医の指導を行う。
・医療安全、診療録管理を適切に行う。
・学会発表、論文投稿、治験などの臨床研究活動を行う。
・当該科専門医、認定医の資格を取得する。
<内科プログラム>
期間:原則として3年
目標:1)内科系救急疾患の全てに対応できる臨床能力の取得
2)複数の併発症を有する患者に対応できる臨床能力の取得
3)内科系専門診療技能の習得と新・内科専門医の取得
内科学会認定医制度研修カリキュラム2011で推奨されているように、総合内科、消化器、循環器、内分泌、代謝、腎臓、呼吸器、血液、神経、アレルギー、膠原病および類縁患者、感染症、内科系救急の多くの領域の症例を経験し、対応できる臨床能力を身に付ける事を目標とする。
2015年度からの国家試験合格者においては、現行の内科認定医制度/総合内科専門医制度から、新・内科専門医に移行する事が決定されている。新制度では、内科系各領域2例ずつを含む200症例以上を経験し、その病歴要約の提出が求められている。当院では後期研修2年目修了時には、各領域を含む200例以上を十分経験して、受験資格が得られるよう対応予定である。
◆内科系後期研修の全体像
3年目は、総合診療科を中心として多数の併発症を有する患者の緊急入院診療に対応法を習得する。総合診療科では多数多領域の感染症、市中肺炎、胸腹水、胃腸炎、不明熱、自己免疫疾患、糖尿病併発症での緊急入院、電解質異常、意識障害、アナフィラキシー、診断未確定の腫瘍性疾患、進行癌の全身転移に対する苦痛間治療等あらゆる領域の患者が緊急入院するため、内科認定医制度研修カリキュラムで示されている経験すべき症例は、ほとんどすべて経験可能である。初期研修中に十分な内科症例を経験できなかった医師は、総合診療科でその不足分を研修して、新内科専門医認定に必要な200例を経験する。
3年目の間に3~8ヶ月の内科系専門診療科のローテートも可能とする。当院の内科系専門診療科はいずれも複数の指導医がいて大変充実しており、高度の専門医療に触れる機会が十分ある。専門診療科研修では上下部内視鏡検査、腹部エコー、心エコー、心筋シンチ、気管支鏡検査などの種々の専門的な検査を担当し、手技を習得する。
内科以外でも2ヶ月程度の救命救急科研修でICUでの全身管理を学ぶことも可能とする。
4年目は3~4ヶ月は総合診療科や志望以外の内科系専門診療科で初期研修医達や後輩医師を指導し、教える事で自らの知識を再確認する。6~9ヶ月は志望内科系専門診療科で専門診療を深く研修する。
5年目は、内科系専門診療科;消化器科、循環器科、呼吸器科、内分泌代謝科、腎臓内科、血液内科、腫瘍内科、リウマチ膠原病科、神経内科など;で1年間専門研修とし、高度専門医療を研修する。
日本専門医制度評価・認定機構や内科学会、プライマリケア学会などが協議して新設される総合診療専門医の取得に関しても、外部の医療機関と連携/協力して慢性期病棟での研修やクリニックでの研修ができるようなプログラムを検討中である。
後期研修の期間は、ローテート中の各診療科の日中の救急当番を担当して内科系の2次救急対応を学ぶ他、17時~23時の2次救急診療も担当し、初期研修医を指導しながら救急車対応を行う。
後期研修の期間は随時初期研修医を指導する。また、初期研修医の勉強会のレクチャーも担当する。
また、多施設共同の若手医師の勉強会での発表、各臨床医会、研究会、内科学会地方会、専門学会分科会などで症例発表を行い、研鑽する。
◆内科系専門診療科での後期研修(消化器科での後期研修例)
内科系専門診療科の各科では、それぞれ専門医育成のための研修プログラムを有している。消化器科を例とすると日本消化器病学会認定施設、日本肝臓学会認定施設、日本内視鏡学会指導施設、日本超音波医学会専門医制度研修施設に認定されており、日本消化器病学会指導医3名、専門医11名、日本肝臓学会指導医2名、専門医9名、日本消化器内視鏡学会指導医6名、専門医9名が在籍するなど専門指導医が充実しており、層の厚い教育指導体制をとっている。診療は副部長をリーダーとするチーム制を取り入れ、若手医師に対して中堅医師がマンツーマンで指導するペア担当医制、3名の副部長が2ペアを統括するチーム制をとり、責任のある診療体制と診療レベルの向上に努めている。上級医の指導のもとで後期研修1年目から腹腔鏡検査、肝がんラジオ波焼灼治療、上部・下部消化管内視鏡検査を主施行医として担当し、2年目以降には消化管内視鏡処置、胆道系処置にも取り組む体制をとっている。臓器や疾患にかたよらない、オールラウンドな消化器内科医の育成に力を入れており、症例数が多いため消化器内科全般に渡る多彩な疾患を経験することができ、3年間の後期研修期間が終了する時点では、すべての消化器疾患における診療知識と診断・治療技術を会得できる。3年間の後期研修を終了した後に、スタッフとして継続勤務も可能であり、その場合卒後8年目までに全員が消化器系の専門医を取得している。国内外に幅広い交流があるため、海外での臨床留学を紹介した実績もある(Mayoクリニック、Tronto大学)。
◆後期研修プログラム例
1)総合診療専門医取得を目指したコース例
3年目
総合診療科6ヵ月+感染症科1ヵ月+救命救急科2ヵ月+総合診療科3ヵ月
4年目
総合診療科3ヵ月+循環器科3ヵ月+消化器科3ヵ月+神経内科3ヵ月
5年目
総合診療科院外研修も検討
2)循環器科を中心に選択したコース例
3年目
総合診療科4ヵ月+選択2ヵ月+救命救急科2ヵ月+ 循環器科4ヵ月
4年目
総合診療科3ヵ月+循環器科9ヵ月
5年目
循環器科12か月
内科系専門診療科として、消化器科、循環器科、呼吸器科、内分泌代謝科、腎臓内科、血液内科、腫瘍内科、神経内科が選択可能。3-4年度において、専門診療科以外の診療科の選択やその期間については、各専門診療科の研修者数、研修するご本人の希望、不足経験症例数などに応じて、弾力的なプログラムを運用予定。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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朝 | モーニング・カンファレンス | モーニング・カンファレンス | モーニング・カンファレンス | モーニング・カンファレンス | モーニング・カンファレンス | ||
午前 | 病棟 | 外来 | カンファレンス | 回診 | 救急当番 | 救急当番 | |
午後 | 救急当番 | 病棟 | 病棟 | 救急当番 | 病棟 | ||
夕方 | カンファレンス | 救急当番 | 勉強会 | 勉強会 | 救急当番 | 救急当番 |
朝 | 午前 | 午後 | 夕方 | |
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月 | モーニング・カンファレンス | 病棟 | 救急当番 | カンファレンス |
火 | モーニング・カンファレンス | 外来 | 病棟 | 救急当番 |
水 | モーニング・カンファレンス | カンファレンス | 病棟 | 勉強会 |
木 | モーニング・カンファレンス | 回診 | 救急当番 | 勉強会 |
金 | モーニング・カンファレンス | 救急当番 | 病棟 | 救急当番 |
土 | 救急当番 | |||
日 | 救急当番 |
週間スケジュールは総合診療科のスケジュールの一例となっています。「夕方」の項目については「夜」として読み替えてください。
救急の力をつけたい人にはぴったりな病院。 当直回数は月6-7回と多めであり、基本は2次救急までのファーストタッチを行うが、救命救急科のローテ中は3次救急対応も行うとのこと。 見学回数がマッチング …続きを読む
バランスが整っており、ややハイパー目のしっかりした研修を行えると感じました。当直は月6〜8回でやや多めなので、体力があり、バランスよく研修したい人におすすめだと思います。 研修医の方はハキハキして …続きを読む
いわゆる体育会系や明るい人が多いように感じました。 ハイパー目な病院の印象でしたが、女性の方が多い学年もあるそうで、満遍なくさまざまな大学から採っている様子でした。 200人近くが受験するため、 …続きを読む
人気病院であるため、とても勉強になることが多いと思われるが、 見学をしただけではそれはあまり伝わってこなかった。 給料と、仕事量のバランスが多く人気となっているとのこと。 特別、アピー …続きを読む
救急をしっかりやりたいという人はとても成長できる環境であると感じた。 また他の科のときは結構ハイポだそうで、19:00ごろには間違いなく帰れるそう。 同期でわいわいしながら、良い給料とほどほどの …続きを読む
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