公立置賜総合病院

当院は、山形県南の置賜地域において唯一の救命救急センターを擁する基幹病院であり、ほぼすべての救急患者が当院に搬送されるため、あらゆる救急患者を受け入れ、さまざまな症例を経験でき、プライマリ・ケアには最適な病院です。さらに、災害拠点病院、地域がん診療連携拠点病院、感染症指定医療機関にも指定され、専門性の高い疾患も経験できます。山形市内からは車で60分ほどの、のどかな田園地帯に病院はあります。一見地味に見えるかもしれませんが、救命救急センターには救急車がひっきりなしに出入りし、「こんな田舎に、こんな大きな病院があったんだ」というのが多くの研修医の感想です。当院で中身の濃い研修をして、たくましい医師になりましょう。

現在研修中の救命救急について書きたいと思います。
救急研修といえば、新研修医にとっては希望科の次に気になる分野だと思います。僕自身様々な訴えで来院される患者さんを一人で診られるのか、とても不安でした。
当院では夜間当直中も上級医が常にスタンバイしており、いつでも一緒に診療をし、相談に乗って下さいます。また指導熱心な先生が多く、救急で研修をしながら他科のアドバイスを頂ける機会がとても多いです。
例えば整形外科であれば、肩関節脱臼の整復法などの手技を専門医の指導のもと学んだり、また医師だけに限らず、経験豊富な看護師や検査技師に初期対応から手技、症例に併せた検査方法に至るまで、様々な事を学ぶことができます。
診療科や職種の垣根が低いことは、置賜総合病院の特色であると感じています。
上記のような多分野に跨る広い知識とチーム医療を学ぶ上で、置賜総合病院は素晴らしい研修病院です。