1. TOP
  2. 研修情報を探す
  3. 岩手県立胆沢病院 岩手県立胆沢病院卒後臨床研修プログラム
岩手県立胆沢病院

市中病院

岩手県立胆沢病院

いわてけんりついさわびょういん

岩手県立胆沢病院卒後臨床研修プログラム

下記ボタンから申し込むと、施設へ連絡が届きます。

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2020年度時点)

    41名

  • 初期研修医(2020年度時点)

    9名

    卒後1年次 4名

    卒後2年次 5名

  • 給与

    卒後1年次(月給/年収)
    月給 345,000円

    卒後2年次(月給/年収)
    月給 395,000円

    詳細はこちら

  • 当直回数

    1年次 4回/月
    2年次 4回/月

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    随時

  • 採用予定人数

    8名

  • 昨年度の受験者数

    9名

  • 試験日程

    ◆岩手県臨床研修病院合同面接会:2020年8月8日(土)
    ◆個別面接:見学時など随時受け付けております。

この研修プログラムの特徴

 必修は内科(消化器内科、循環器内科・血液内科、呼吸器内科)24週、外科、麻酔科を各8週、小児科、産婦人科(院外)、精神科(院外)、地域医療(院外)を各4週、病理(院外)1週。また、脳神経外科、脳神経内科(院外)、整形外科のうち1診療科以上を選択必修とする。自由選択では、当院にない診療科を県内のほか病院で12週まで研修可能。
 入職後に本人のなりたい医師像に合わせて、自分でローテートする診療科、および期間、目標を決めてもらっている(オーダーメイド研修)。基本的にローテート期間は2ヵ月以上をお勧めしている。なぜなら、4週の研修では分かったつもりになるが、実際には責任を持った診療ができずに終わるからだ。研修医が本当に成長するのは2ヵ月目からである。患者の把握、理解が進み、より適切な指示が出せるようになる。3ヵ月目には主治医と同等に任せられるレベルになる者もいる。そのため、4週ごとに細切れで多数の診療科をローテートすることはお勧めしていない。特に最初にローテーションする診療科には3ヵ月以上所属することとし、病院に慣れ、診療の基本を習得してもらうようにしている。
 短期間で覚えた知識は、数年後には古びたものになる。しかし、十分なコミュニケーション能力、診療のストラテジー、自ら知識をアップデートする能力を身に付ければ、どの専門分野に進んでも、どこの病院で働くときでも、「使える力」になると考える。初期研修の目標はスーパー医学生になるのではなく、責任のある医師になることである。当院では、医師としてのプロフェッショナリズムを養うことを最大の目標にしている。
 当院では希望に応じて相談の上、3年目もローテート研修を継続することが可能である。プライマリケアに熟達する、もしくは将来志望する診療科に進む前に他の技術・知識を見に付ける、あるいは主治医として研鑽を積みながら専門とする診療科を決める等、将来幅をもった医師として活躍するためのオプションである。早く専門医になることだけが全てではないと考えている。

研修病院タイプ
基幹型 協力型
URL

http://www.isawa-hp.com/

こだわりポイント

  • 手技に積極的

    なんでもやれます。

  • 指導体制が充実

    どの科の指導医も廊下で相談に乗ってくれます。垣根なしです。親身です。

  • いろんな大学から集まる

    地理的な関係上、医局、出身大学が単一ではありません。

  • 救急充実

    なんでも来ます。

岩手県立胆沢病院卒後臨床研修プログラム

必修は内科24週、外科・麻酔科各8週、小児科・産婦人科・精神科・地域医療各4週、病理1週。脳神経外科・脳神経内科、整形外科のうち1診療科以上を選択必修とする。選択は各診療科4週以上ローテーションし、選択期間中12週まで院外たすきがけ研修が可能。

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次内科(24週)外科(8週)麻酔科(8週)産婦人科(4週)小児科(4週)精神科(4週)
2年次地域医療(4週)病理(1週)自由選択(47週)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

内科(24週)

外科(8週)

麻酔科(8週)

産婦人科(4週)

小児科(4週)

精神科(4週)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

地域医療(4週)

病理(1週)

自由選択(47週)

スケジュールを

*4週=約1ヶ月と考えるが、連休などに合わせて5週になることもある。
*最初にローテーションする診療科は、3ヵ月以上回ることで仕事に慣れてもらう。
*救急研修については、2年間の日当直+麻酔科で12週の研修とみなす。
*一般外来研修については、2年間の週1回日中の外来研修で4週分の研修とみなす。
*希望により3年目もローテート研修可能。
*院内ローテーション中に、院外で1週間の病理研修を行う。
*2年間の研修修了後、希望者は相談の上、3年目のローテート研修が可能。

研修環境について

在籍指導医(2020年度時点)
合計 41名

主な出身大学
旭川医科大学, 北海道大学, 弘前大学, 岩手医科大学, 秋田大学, 東北大学, 山形大学, 獨協医科大学, 自治医科大学, 埼玉医科大学, 順天堂大学, 東京医科歯科大学, 聖マリアンナ医科大学, 山梨医科大学, 富山大学, 藤田医科大学, 近畿大学, 山口大学

■医師数:61名
■指導医の主な出身大学:東北大、岩手医大、秋田大ほか
在籍初期研修医(2020年度時点)
合計 9名

卒後1年次の初期研修医数
4名(男性 2名:女性 2名)
主な出身大学
岩手医科大学, 秋田大学, 獨協医科大学

卒後2年次の初期研修医数
5名(男性 3名:女性 2名)
主な出身大学
弘前大学, 岩手医科大学, 秋田大学

在籍専攻医・後期研修医(2020年度時点)
合計 10名(男性 10名:女性 0名)

主な出身大学
弘前大学, 秋田大学, 東北大学, 獨協医科大学

当直体制
対応医師数
研修医 1名、研修医以外の当直医 2名
開始時期
1年目6月から

1年目5月より2年次・上級医の見習い、6月からは独り立ち。全てのファーストタッチが任される。
カンファレンスについて
写真読み※その日の外来のXp,ECGなど(平日毎日)、内科・外科カンファレンス(週1回)、内科ミーティング(週1回)、呼吸器カンファレンス(週1回)、カメラカンファレンス(週1回)、シネカンファレンス※CAG読影(週2回)、院長回診(主治医毎)、教育回診※主に研修医対象(毎週土曜)、病理検討会(隔月1回)、救急カンファレンス(毎週月曜)、頭部CT・MRI読影(平日毎日)、モーニングカンファ(毎週金曜)
協力型施設
岩手医科大学附属病院、岩手県立中央病院、盛岡赤十字病院、岩手県立磐井病院、岩手県立千厩病院、岩手県立大船渡病院、岩手県立釜石病院、岩手県立宮古病院、岩手県立久慈病院、岩手県立二戸病院、北上済生会病院、岩手県立中部病院、岩手県立南光病院、岩手県立江刺病院、独立行政法人国立病院機構岩手病院、医療法人社団創生会おとめがわ病院、奥州市国民健康保険まごころ病院、奥州市国民健康保険衣川診療所、岩手県赤十字血液センター、金ケ崎町国民健康保険金ケ崎診療所、特定医療法人盛岡つなぎ温泉病院
研修修了後の進路
■後期研修プログラムあり■研修修了後の進路本人の希望による。
関連大学医局
東北大学、岩手医科大学ほか

給与・処遇について

給与
卒後1年次(月給/年収)
月給 345,000円
卒後2年次(月給/年収)
月給 395,000円

*1日7時間45分、週38時間45分勤務(時間外勤務あり)
*宿日直、超過勤務、特殊勤務、賞与、退職手当は別途支給。
医師賠償責任保険
病院加入
宿舎・住宅
あり
単身用9戸、世帯用6戸。
空室がない場合は借り上げ公舎に入居となる。
社会保険
全国健康保険協会管掌健康保険、厚生年金保険、労働者災害補償保険、雇用保険。
福利厚生
年2回の定期健康診断、婦人健診(希望者)。白衣無料貸与(洗濯含む)。インターネット常時接続。文献検索(医学中央雑誌Web、DynaMed Plus)、取り寄せ可能。
学会補助
あり

年120,000円の個人予算を学会出張旅費、参考書購入時などに利用可能。
当直回数
1年次 4回/月
2年次 4回/月

当直料
1年次 10,500円/回
2年次 21,000円/回

休日・有給
1年次10日、2年次11日の有給休暇あり。その他夏季、忌引き、病気、結婚休暇など。

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時
当直見学:あり
見学時交通費補助:あり

土日の救急外来見学も受け付けています。
試験・採用
試験日程
◆岩手県臨床研修病院合同面接会:2020年8月8日(土)
◆個別面接:見学時など随時受け付けております。
選考方法
面接
採用予定人数
8名

◆選考方法:面接及び書類審査等。
昨年度の受験者数
9名
応募関連
応募書類
岩手県保健福祉部医師支援推進室ホームページをご参照ください。

応募締切
岩手県保健福祉部医師支援推進室ホームページをご参照ください。
応募連絡先
事務局総務課
TEL:0197-24-4121
E-mailEA1006@pref.iwate.jp

医学生の方へメッセージ

  • 院長勝又宇一郎
  • 出身大学:東北大学

当院の臨床研修プログラムは東北大学の関連病院として1960年代半ばから内科、外科を中心とし、多くの研修医を受け入れてきた実績、伝統に裏付けられています。基本コンセプトは、質・量・共に実践的な研修を行うことです。すなわち初期研修の2年間を医師になるための準備期間とは位置付けずに、見学に終わらないOn The Job研修に力を入れております。具体的には、当直での北米型ERに近い形でのプライマリ・ケアの修得にfirst Call として関与することをはじめとして、入院患者にも担当医としてある程度の責任を背負いながら参加しております。カンファレンスや勉強会も頻回に開催されております。また学会発表も積極的に進めており、BLS、ACLS、緩和ケアなど各種講習会は全員が2年以内に参加しています。
何事も経験し、考え、自ら学習することの必要性を感じることを重視しており、積極性のある人は次第にスタッフと同等の仕事が任されるようになっていきますので、通常の研修以上の力がつきます。そのような方には当院研修を是非お勧めします。逆に積極的ではなく、人の影に隠れていたい方は当院には向きません。他院での研修を考えた方が良いでしょう。
見学に来ていただき、合うかどうかを肌で感じてみるのが良いと思います。

先輩研修医からのメッセージ

  • 2年次研修医
  • 出身大学:弘前大学

私が当院を初期研修病院に選んだのは主要内科、外科が充実していたからです。
私は初めての病院見学が当院だったため気付かなかったのですが、当院は後期研修医が非常に多いです。そんな中でも当院で初期研修を終えた研修医がそのまま後期研修医として残るケースがよくあります。これは前述したメジャー内科外科の充実によるものと思います。
研修医にとって最も教えを乞いやすい、後期研修医が多いというのは診療や医師としての姿勢を身に付けていく上で働きやすい環境と思います。
さらに上級医にも胆沢で研修した先生が多く、下は一つ上に教えを乞い、その上はさらに一つ上に教えを乞う、という屋根瓦式の理念は脈々と受け継がれています。
そのように教えるという基盤のある病院なので、研修医は指導医や後期研修医の指導、監視のもと様々な手技や症例に主体性と責任を持って取り組むことができます。
私自身、日々先生方の指導のもと新しい手技にチャレンジしたり、新たな知見を教えていただいています。
是非一度見学に来ていただき、研修医の働き方を肌で感じていただきたいです。

一日の研修スケジュール例
7:00
病棟で採血
8:30
回診・カルテ記載
10:00
処置など
12:30
昼休み
13:30
処置など
16:00
カンファレンスなど
18:00
研修医講義
19:00
帰宅
さらにメッセージを見る

真の臨床医を目指す皆さんへ

  • 医療研修科長米田真也
  • 出身大学:秋田大学


あなたの医師としての姿勢は、この2年間の初期研修で決まります。
2年間研修した者が皆プロフェッショナリズムを身につけられるわけではありません。
自ら振り返りながら、学習しながら、周囲から feed back を得ながら、ひたすら「責任を持って診療にあたる」。それ以外にプロへの近道はないのです。
我々は全力でみなさんをサポートします。

                   モットーは「一生懸命、素直、コミュニケーション」
                       全てはあなたのやる気次第です!

この病院の見学体験記

プログラム名を選択してください1件プログラムが登録されています
ブックマークを行うにはログインが必要です

気になる病院・研修プログラムはどんどんブックマークして、
あとから見返して比較したり、必要なときに行動できるようにしておこう!
このサイト上から資料請求や問合せが可能です。

まだ民間医局レジナビ会員でない方はこちら