独立行政法人　労働者健康安全機構　香川労災病院

この研修プログラムの特徴

当科では、4名の脳神経外科専門医で手術を年間350例以上、脳血管内治療約30例、定位放射線治療約25例の症例を診断治療しています。手術は、脳腫瘍、脳動脈瘤（破裂、未破裂）、脳血管障害（STA-MCA吻合術、頚部内頚動脈血栓内膜剥離術）、顔面痙攣、三叉神経痛の微小血管減圧術、脊椎脊髄疾患（頚椎症や後縦靭帯骨化症など）などほとんどの手術を行っており、いろんな疾患を経験することができます。研修においては、脳神経外科医としての基礎的な診断治療を学べるほか、手術の実際を経験することができます。もちろん、脳神経外科学会専門医取得のための準備を手助けするとともに、スタッフの中に、脳卒中学会認定医（4名）、日本脊髄外科学会認定医（3名）、日本脳神経血管内治療学会認定医（2名）がおり、サブスペシャリティーを目指すことも同時に援助できる体制をとっています。また、脳卒中においてはt-PA製剤を使用できる体制のある病院です。脳神経外科は、チーム医療が大事です。チームに溶け込んで和気あいあいとした中で研鑽を積んでいただきたいと思います。