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関東労災病院

市中病院

関東労災病院

かんとうろうさいびょういん

レジナビBook臨床研修版

関東労災病院 初期臨床研修プログラム

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更新日:2025/01/14

【集合研修・研修医企画】 年4回、1週間ずつ各科研修から離れて集中的に講義や研修、振り返りを行う「集合研修週間」を設定しています。夏の集合研修では、2年次研修医の企画でエコー実習を行いました!
【集合研修・縫合実習】  
【集合研修・研修医企画】  BLS・ACLS
【集合研修・研修医企画】  BLS・ACLS

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2024年度時点)

    90名

  • 初期研修医(2024年度時点)

    24名

    卒後1年次 12名

    卒後2年次 12名

  • 給与

    卒後1年次(月給/年収)
    月給 330,000円/年収 4,220,000円

    卒後2年次(月給/年収)
    月給 370,000円/年収 4,850,000円

    詳細はこちら

  • 当直回数

    1年次 4回/月
    2年次 4回/月

    研修医の枠を全員で均等に分担します。

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    随時募集受付中(※5年生対象。イベント欄をご確認下さい)

  • 採用予定人数

    12名

  • 昨年度の受験者数

    60名

  • 試験日程

    2024年8月23日(金)・24日(土)

この研修プログラムの特徴

川崎市中部地区の中核的病院として24時間救急医療を実践する一方、地域医療連携活動に力を注いでいる急性期型の総合病院です。日頃よく遭遇するCommon Diseaseから高度な診療レベルが要求される稀な疾患まで、様々な疾病を有する患者が来院し、プライマリ・ケアから専門的治療まで幅広い臨床例を短期間で効率良く研修することが可能です。
研修は適切な指導のもと、診療に関する知識、技術を習得し、自ら診療能力を発揮できる基礎を養うことを目的としています。
また、進路選択のためにローテーションの自由選択枠をできるだけ早い時期に使って興味のある科を体験できるよう配慮した研修スケジュールや、医療の社会的側面、制度面に着目した研修もプログラムの特徴です。

研修病院タイプ
基幹型 協力型
URL

http://www.kantoh.johas.go.jp/kenshuu/tabid/106/Default.aspx

こだわりポイント

  • 特徴あるプログラム

  • 症例数が多い

  • 指導体制が充実

  • いろんな大学から集まる

初期臨床研修プログラム

専門研修の進路選択に配慮し、自由選択を8か月確保したプログラムです。

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次集合研修(1週)内科系選択(4週)内科系選択(4週)救急集中治療科(4週)集合研修(1週)内科系選択(4週)麻酔科(4週)内科系選択(4週)集合研修(1週)内科系選択(4週)救急集中治療科(4週)外科(8週)自由選択(4週)自由選択(4週)
2年次集合研修(1週)産婦人科(4週)小児科(4週)自由選択(4週)集合研修(1週)自由選択(4週)救急集中治療科(ICU)(4週)精神科(1週)集合研修(1週)自由選択(4週)自由選択(4週)地域医療(4週)地域医療(4週)内科系選択(4週)自由選択(4週)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

集合研修(1週)

内科系選択(4週)

内科系選択(4週)

救急集中治療科(4週)

集合研修(1週)

内科系選択(4週)

麻酔科(4週)

内科系選択(4週)

集合研修(1週)

内科系選択(4週)

救急集中治療科(4週)

外科(8週)

自由選択(4週)

自由選択(4週)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

集合研修(1週)

産婦人科(4週)

小児科(4週)

自由選択(4週)

集合研修(1週)

自由選択(4週)

救急集中治療科(ICU)(4週)

精神科(1週)

集合研修(1週)

自由選択(4週)

自由選択(4週)

地域医療(4週)

地域医療(4週)

内科系選択(4週)

自由選択(4週)

スケジュールを

1年目から選択枠を配置しているので、進路決定時期の2年目夏頃までに興味のある診療科を経験することができます。またマイナー科も含めて28診療科から選択可能ですので、初期研修ならではの幅広い経験を積んでいただけます。(同一診療科の選択は2か月まで。)

研修環境について

在籍指導医(2024年度時点)
合計 90名

主な出身大学
旭川医科大学, 北海道大学, 秋田大学, 山形大学, 筑波大学, 群馬大学, 昭和大学, 帝京大学, 東京医科大学, 東京大学, 日本医科大学, 横浜市立大学, 新潟大学, 浜松医科大学, 藤田医科大学, 京都大学, 岡山大学, 愛媛大学, 高知医科大学, 産業医科大学

年次の近い若手医師から診療科部長クラスまで、幅広い年代の指導医から指導を受けられます。
在籍初期研修医(2024年度時点)
合計 24名

卒後1年次の初期研修医数
12名(男性 8名:女性 4名)
主な出身大学
獨協医科大学, 東京医科大学, 東京大学, 日本医科大学, 日本大学, 横浜市立大学, 聖マリアンナ医科大学, 信州大学, 愛媛大学, 産業医科大学

卒後2年次の初期研修医数
12名(男性 9名:女性 3名)
主な出身大学
北海道大学, 東北大学, 群馬大学, 昭和大学, 東京慈恵会医科大学, 横浜市立大学, 山梨大学, 岐阜大学, 滋賀医科大学, 愛媛大学, 産業医科大学

この2年は男女比の偏りがありますが、採用検討段階での差別はありません。今後も性別は考慮せず選考する方針です。出身大学や地方についても、できればバリエーションが豊かである方が望ましいと考えています。研修医同士のバックグラウンドの違い自体が人生経験の一つとなりうるからです。近年、関東地方だけでなく、関西以西や東北側からも希望者に来てもらい、実際に採用できているのは非常にありがたいことと感じています。今後も是非、遠方からでも遠慮せずに志望をして欲しいですし、それに足る環境を提供したいと考えています。
在籍専攻医・後期研修医(2024年度時点)
合計 15名(男性 10名:女性 5名)

主な出身大学
東京女子医科大学, 東邦大学, 横浜市立大学, 金沢大学, 産業医科大学

当院が基幹の専門研修プログラムは内科のみで、現在15名が研修中です。この他、他院のプログラムの協力施設となっている診療科にも専攻医が在籍しています。
当直体制
対応医師数
研修医 2名、研修医以外の当直医 8名
開始時期
1年次の4月第2週

救急車・walk inともに研修医がファーストタッチを行い、指導医に方針を相談しながら帰宅/入院判断まで診療を進めていきます。当直明けは休日となります。
カンファレンスについて
カンファレンスまたは症例検討会は各診療科で週1~2回実施。毎日実施している診療科もあります。内科医局会や整形外科全体カンファレンスは週1回で、論文抄読なども。研修医二人一組で発表を行うCPC(臨床病理検討会)は奇数月に実施しており、見学も可能です。
協力型施設
精神科:聖マリアンナ会東横恵愛病院(川崎市高津区)  地域医療:島脳神経外科整形外科医院(川崎市中原区)、しまむらクリニック(川崎市高津区)、あがの市民病院(新潟県阿賀野市)
研修修了後の進路
市中病院や大学病院の専門研修プログラム(当院は内科専門研修プログラム基幹病院)
関連大学医局
順天堂大学, 昭和大学, 東京医科歯科大学, 東京大学, 東邦大学, 横浜市立大学, 聖マリアンナ医科大学, 北里大学, 東海大学

関連医局は科によって異なり、混在しています。初期研修医の採用選考に出身大学は関係しません。修了後の進路も関連医局に関係なく自由です。

給与・処遇について

給与
卒後1年次(月給/年収)
月給 330,000円/年収 4,220,000円
卒後2年次(月給/年収)
月給 370,000円/年収 4,850,000円

<給与>
上記月給は固定残業時間約45時間分相当(固定時間外手当:1年次11万円、2年次13万円)を含む。
45時間分を超える時間外勤務を行った場合、時間外手当・休日等割増賃金等は追加で支給する。
<賞与>
一時金として年2回(6月・12月)に分けて支給。金額は年度により変動する。
医師賠償責任保険
病院として加入。個人加入は任意(加入を推奨)。
宿舎・住宅
あり
住宅補助 28,000円/月
宿舎 8,000円/月

宿舎は敷地内にあります。1K、ユニットバス、キッチン有り。住宅補助は個人で賃貸住宅を借りる場合に支給。
社会保険
組合健康保険、厚生年金保険に加入。労働者災害補償保険法の適用あり。
福利厚生
健康保険によるホテル等宿泊補助あり。院内に保育施設併設。
学会補助
あり

指導医の指導の下で演題発表を行う場合、出張旅費を年度につき25,000円を上限として支給します。
当直回数
1年次 4回/月
2年次 4回/月

研修医の枠を全員で均等に分担します。
当直料
1年次 10,750円/回
2年次 11,400円/回

夜勤手当・夜間勤務手当として支給。
休日・有給
日勤・夜勤のシフト勤務により土・日・祝日の日数分が公休となる。年次有給休暇は年度ごとに12日。夏季休暇は5日。その他慶弔休暇あり。

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時募集受付中(※5年生対象。イベント欄をご確認下さい)
当直見学:なし
見学時交通費補助:なし

【病院個別見学】
医学生の皆様が希望された診療科で研修医が実際にどのような研修をおこなっているか見学していただくことが大切であると考えておりますので、基本的には研修医がローテ中の診療科を見学していただきます。
個別見学は病院ホームページからお申し込みが可能です。

【病院見学会】
主に4・5年生を対象に開催しております。見学会は研修医と話す時間を多めに確保して、病院の雰囲気を感じ取っていただけるように企画しています。zoom参加の方も現地参加と同様に小グループでじっくり研修医と話せますので、是非活用して下さい。
詳細については、病院ホームページをご確認ください。
※見学の有無や回数は選考に影響しません。
試験・採用
試験日程
2024年8月23日(金)・24日(土)
選考方法
面接、筆記、その他
採用予定人数
12名

グループワークあり(予定)
昨年度の受験者数
60名
応募関連
応募書類
履歴書(写真貼付)、卒業見込証明書、成績証明書

応募締切
8月2日(金)応募フォーム申込締め切り。応募書類は8月7日(水)必着。
応募連絡先
卒後臨床研修管理室
TEL:044-411-3131(代表)
E-mailrinken@kantoh.johas.go.jp

医学生の方へメッセージ

関東労災病院の初期研修にご興味をお持ちの医学生の皆様へ

  • 卒後臨床研修管理室長鎌田 健太郎
  • 出身大学:秋田大学

当院の初期臨床研修基本理念は『患者さん中心の最善の医療を実施するために必要な基本的な態度を身につけ技能を習得し、協働を実践することを目指します』です。この理念には当院の理念である『働く人と地域のために、患者さん中心の最善の医療を実施します』のもと、当院で初期研修を行うことで医師としての土台を2年間でしっかりと築いて欲しいという私たちの思いを込めています。

どんなに優秀な医師であっても一人では最善の医療を実施することはできません。患者さんを中心として、家族、医師、看護師、メディカルスタッフ、病院職員、地域包括ケアシステム等がそれぞれの役割を果たし協働するチーム医療で初めて最善の医療が実施できます。初期研修医も、チームの一員として一緒に働いています。ですから、当院の初期研修医に望む姿勢として『患者家族の視点に立ち思いやりの心を持って接すること』『同じ目的を持ったチームメンバーに敬意をもってコミュニケーションをとること』『常に自分で最善を考え、研鑽し、行動すること』があります。この姿勢で医療に臨む研修医、一人ひとりが個性を発揮し、安心して研修が行える環境を整えることを卒後臨床研修管理室として第一に考えています。

チームというと、研修医の先輩、同期、後輩も大事なチームです。当院では勤勉で多様なメンバーがそろうように全国から研修医を募集し、採用ができています。良きライバルであり、かけがえのない仲間と、お互いを尊重し共に高めあう良いチームとなることが、臨床研修の充実につながると考えています。

神奈川県の中でも人口流入が多い川崎市中原区に位置する当院には多様性のある医療が求められ、日頃よく遭遇する疾患から高度な診療が要求される疾患まで対応しています。また、労災病院としての勤労者医療や地域医療も研修医のうちから経験できる環境です。是非、当院で頑張っている研修医、病院を見学に来てください。その姿をみて当院の理念、研修基本理念のもとでの初期研修を希望してほしいと心から願っています。お待ちしております。

研修医からのメッセージ

  • 研修医OBM・O
  • 出身大学:琉球大学

2020〜2021年度に関東労災病院で初期臨床研修をいたしました。

医師5年目の現在、外科専攻医として修練中の身であり、ご縁もあって関東労災病院に戻り呼吸器外科として勤務をさせていただいております。

学生の頃、志望科を具体的に決めていなかった(漠然と外科系かなとは思っていた)ので、多くの診療科が揃っているかつローテションの選択の自由度が高い関東労災病院で研修することを決めました。実際に働き、経験していく中で、診療科に対する印象がわかり、将来の進路選択に役立つことも多いです。実際、私自身も当院で呼吸器外科を研修することでその魅力を体験し、進路を決めるに至りました。初期研修以降は専門性を高めていく道を進む方が多いと思われますが、発熱のアセスメントや緊急時の蘇生対応、集中治療管理などのスキルはこの先も勿論必要ですし、病院によっては外科当直で骨折・脱臼の整復など他の外科疾患のスキルも必要なこともあり、当院研修で多くの診療科で学んだことで救われた経験が多々あります。ぜひ一度見学にいらしていただいて当院の雰囲気を肌身で感じ取っていただき、医師として働いている自分をイメージしていただければなと思います。

さらにメッセージを見る

研修医からのメッセージ

  • 研修医OBR・U
  • 出身大学:日本大学

関東労災での研修においては、0からというよりマイナスから学ばせて頂いたというのが振り返った時の感想です。
私は医学部6年生の時に新型コロナウイルス感染症の影響ですべての病院実習が中止となりました。病院ではどういったことが行われているのかを十分に理解しないまま当院での研修生活が始まりました。研修医1年目の間は、できないことがあっても「いつかできるだろう」「最初だからできないのは仕方がない」という考えに甘えてしまい、成長できる機会を逃していたなと思います。2年目となり後輩ができてから「後輩や患者さんにいろんなことを教えてあげたいけど教えられることがない」と気付き、積極性を持って研修に臨む意識を持てるようになりました。そういった2年間を過ごした中で思ったこととしては、当院は“如何なる状況の研修医も研修がしやすい環境だった”ということです。自分が何を努力するべきなのかわからない時や、自分が何かを頑張ろうとする時のどの場面でも、その時の自分に合った研修が当院で出来たように思います。そういった環境を作って頂けた研修担当の先生や指導医の先生方には感謝が尽きません。
抽象的な話ばかりになってしまったので、以下に具体的なことも挙げます。
まず、ある程度の科が揃っている為、進路変更に幅を持たせられる点は当院の強みだと思います。選択期間も長いので実際に科を見て考える時間を確保しやすく、何科に進むべきか悩んでいる学生には向いているかもしれません。
時間内と時間外のメリハリがある点もおすすめです。時間内は経験できる患者数や手技はある程度あり、自身の意欲次第では充実した研修ができると思います。時間外に関してはしっかりと確保されており、寮に住む研修医が多いですが、病院の近くに住んでいるから強制的に時間外も呼ばれる、といったことはありません。
武蔵小杉という立地も良いですし、病院全体の雰囲気も良いと思っています。

この病院の見学体験記

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