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関東労災病院

市中病院

関東労災病院

かんとうろうさいびょういん

レジナビBook臨床研修版

関東労災病院 初期臨床研修プログラム

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更新日:2022/06/17

【指導医講義】 年4回、1週間ずつ各科研修から離れて集中的に講義や研修、振り返りを行う「集合研修週間」を設定しています。
【急変初期対応・救急典型症例チュートリアル】 2021年夏の集合研修では、2年次研修医の企画でシミュレーターを使用した研修を行いました。

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2021年度時点)

    64名

  • 初期研修医(2021年度時点)

    23名

    卒後1年次 12名

    卒後2年次 11名

  • 給与

    卒後1年次(月給/年収)
    月給 330,000円/年収 4,062,000円

    卒後2年次(月給/年収)
    月給 370,000円/年収 4,576,000円

    詳細はこちら

  • 当直回数

    1年次 4回/月
    2年次 4回/月

    研修医の枠を全員で均等に分担します。

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    2022年8月23日(火)、8月29日(月)募集中(※5年生対象。イベント欄をご確認下さい)

  • 採用予定人数

    12名

  • 昨年度の受験者数

    71名

  • 試験日程

    2022年7月25日(月)26日(火)

この研修プログラムの特徴

川崎市中部地区の中核的病院として24時間救急医療を実践する一方、地域医療連携活動に力を注いでいる急性期型の総合病院です。日頃よく遭遇するCommon Diseaseから高度な診療レベルが要求される稀な疾患まで、様々な疾病を有する患者が来院し、プライマリ・ケアから専門的治療まで幅広い臨床例を短期間で効率良く研修することが可能です。
研修は適切な指導のもと、診療に関する知識、技術を習得し、自ら診療能力を発揮できる基礎を養うことを目的としています。
また、進路選択のためにローテーションの自由選択枠をできるだけ早い時期に使って興味のある科を体験できるよう配慮した研修スケジュールや、医療の社会的側面、制度面に着目した研修もプログラムの特徴です。

研修病院タイプ
基幹型 協力型
URL

http://www.kantoh.johas.go.jp/kenshuu/tabid/106/Default.aspx

こだわりポイント

  • 特徴あるプログラム

  • 症例数が多い

  • 指導体制が充実

  • いろんな大学から集まる

初期臨床研修プログラム

専門研修の進路選択に配慮し、自由選択を8か月確保したプログラムです。

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次集合研修(1週)内科系選択(4週)内科系選択(4週)救急集中治療科(4週)集合研修(1週)内科系選択(4週)麻酔科(4週)内科系選択(4週)集合研修(1週)内科系選択(4週)救急集中治療科(4週)外科(8週)自由選択(4週)自由選択(4週)
2年次集合研修(1週)産婦人科(4週)小児科(4週)自由選択(4週)集合研修(1週)自由選択(4週)救急集中治療科(ICU)(4週)精神科(1週)集合研修(1週)自由選択(4週)自由選択(4週)地域医療(4週)地域医療(4週)内科系選択(4週)自由選択(4週)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

集合研修(1週)

内科系選択(4週)

内科系選択(4週)

救急集中治療科(4週)

集合研修(1週)

内科系選択(4週)

麻酔科(4週)

内科系選択(4週)

集合研修(1週)

内科系選択(4週)

救急集中治療科(4週)

外科(8週)

自由選択(4週)

自由選択(4週)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

集合研修(1週)

産婦人科(4週)

小児科(4週)

自由選択(4週)

集合研修(1週)

自由選択(4週)

救急集中治療科(ICU)(4週)

精神科(1週)

集合研修(1週)

自由選択(4週)

自由選択(4週)

地域医療(4週)

地域医療(4週)

内科系選択(4週)

自由選択(4週)

スケジュールを

1年目から選択枠を配置しているので、進路決定時期の2年目夏頃までに興味のある診療科を経験することができます。またマイナー科も含めて28診療科から選択可能ですので、初期研修ならではの幅広い経験を積んでいただけます。(同一診療科の選択は2か月まで。)

研修環境について

在籍指導医(2021年度時点)
合計 64名

主な出身大学
旭川医科大学, 北海道大学, 秋田大学, 山形大学, 筑波大学, 群馬大学, 昭和大学, 帝京大学, 東京医科大学, 東京大学, 日本医科大学, 横浜市立大学, 新潟大学, 浜松医科大学, 藤田医科大学, 京都大学, 岡山大学, 愛媛大学, 高知医科大学, 産業医科大学

年次の近い若手医師から診療科部長クラスまで、幅広い年代の指導医から指導を受けられます。
在籍初期研修医(2021年度時点)
合計 23名

卒後1年次の初期研修医数
12名(男性 11名:女性 1名)
主な出身大学
山形大学, 東京慈恵会医科大学, 東京大学, 東邦大学, 横浜市立大学, 京都大学, 産業医科大学

卒後2年次の初期研修医数
11名(男性 9名:女性 2名)
主な出身大学
北海道大学, 群馬大学, 千葉大学, 東京医科歯科大学, 東京大学, 日本大学, 横浜市立大学, 金沢大学, 富山大学, 熊本大学

この2年は男女比の偏りがありますが、採用検討段階での差別はありません。今後も性別は考慮せず選考する方針です。出身大学や地方についても、できればバリエーションが豊かである方が望ましいと考えています。研修医同士のバックグラウンドの違い自体が人生経験の一つとなりうるからです。近年、関東地方だけでなく、関西以西や東北側からも希望者に来てもらい、実際に採用できているのは非常にありがたいことと感じています。今後も是非、遠方からでも遠慮せずに志望をして欲しいですし、それに足る環境を提供したいと考えています。
在籍専攻医・後期研修医(2021年度時点)
合計 10名(男性 5名:女性 5名)

主な出身大学
東京医科歯科大学, 東京医科大学, 東邦大学, 名古屋大学, 産業医科大学

当院が基幹の専門研修プログラムは内科のみで、現在10名が研修中です。この他、他院のプログラムの協力施設となっている診療科にも専攻医が在籍しています。
当直体制
対応医師数
研修医 2名、研修医以外の当直医 8名
開始時期
1年次の4月第2週

救急車・walk inともに研修医がファーストタッチを行い、指導医に方針を相談しながら帰宅/入院判断まで診療を進めていきます。当直明けは休日となります。
カンファレンスについて
カンファレンスまたは症例検討会は各診療科で週1~2回実施。毎日実施している診療科もあります。内科医局会や整形外科全体カンファレンスは週1回で、論文抄読なども。研修医二人一組で発表を行うCPC(臨床病理検討会)は奇数月に実施しており、見学も可能です(2020年2月より見学は休止中)。
協力型施設
精神科:聖マリアンナ会東横恵愛病院(川崎市高津区)  地域医療:島脳神経外科整形外科医院(川崎市中原区)、しまむらクリニック(川崎市高津区)、あがの市民病院(新潟県阿賀野市)
研修修了後の進路
市中病院や大学病院の専門研修プログラム(当院は内科専門研修プログラム基幹病院)
関連大学医局
順天堂大学, 昭和大学, 東京医科歯科大学, 東京大学, 東邦大学, 横浜市立大学, 聖マリアンナ医科大学, 北里大学, 東海大学

関連医局は科によって異なり、混在しています。初期研修医の採用選考に出身大学は関係しません。修了後の進路も関連医局に関係なく自由です。

給与・処遇について

給与
卒後1年次(月給/年収)
月給 330,000円/年収 4,062,000円
卒後2年次(月給/年収)
月給 370,000円/年収 4,576,000円

<給与>
上記は日当直4回勤務の場合の夜勤等手当込みの金額。
<賞与>
一時金として1年次は年102,000円、2年次は年136,000円を年2回(6月・12月)に分けて支給。金額は年度により変動する。
医師賠償責任保険
病院として加入。個人加入は任意(加入を推奨)。
宿舎・住宅
あり
住宅補助 28,000円/月
宿舎 8,000円/月

宿舎は敷地内にあります。1K、ユニットバス、キッチン有り。住宅補助は個人で賃貸住宅を借りる場合に支給。
社会保険
組合健康保険、厚生年金保険に加入。労働者災害補償保険法の適用あり。
福利厚生
健康保険によるホテル等宿泊補助あり。院内に保育施設併設。
学会補助
あり

指導医の指導の下で演題発表を行う場合、出張旅費を年度につき25,000円を上限として支給します。
当直回数
1年次 4回/月
2年次 4回/月

研修医の枠を全員で均等に分担します。
当直料
1年次 10,750円/回
2年次 11,400円/回

夜勤手当・夜間勤務手当として支給。
休日・有給
日勤・夜勤のシフト勤務により土・日・祝日の日数分が公休となる。年次有給休暇は年度ごとに12日。夏季休暇は5日。その他慶弔休暇あり。

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
2022年8月23日(火)、8月29日(月)募集中(※5年生対象。イベント欄をご確認下さい)
当直見学:なし
見学時交通費補助:なし

個別の診療科見学の再開は当面予定しておりません。8月の後は12月、3月、6月に開催予定です。見学を希望される5年生の方は、上記のいずれかの回に是非ご参加ください。なお、見学の有無や回数は選考に影響しません。
見学会は研修医と話す時間を多めに確保して、病院の雰囲気を感じ取っていただけるように企画しています。zoom参加の方も現地参加と同様に小グループでじっくり研修医と話せますので、是非活用して下さい。
試験・採用
試験日程
2022年7月25日(月)26日(火)
選考方法
面接、筆記、その他
採用予定人数
12名

グループワークあり(予定)
昨年度の受験者数
71名
応募関連
応募書類
履歴書(写真貼付)、卒業見込証明書、成績証明書

応募締切
7月3日(日)応募フォーム申込締め切り。応募書類は7月11日(月)必着。
応募連絡先
卒後臨床研修管理室
TEL:044-411-3131(代表)
E-mailrinken@kantoh.johas.go.jp

医学生の方へメッセージ

関東労災病院の初期研修にご興味をお持ちの医学生の皆様へ

  • 卒後臨床研修管理室長松田 出
  • 出身大学:東京大学

当院のローテーションの最も大きな特徴は自由選択期間を前倒しにしているところです。近年スタートした新専門医制度が極めて複雑で、シーリング調整の不透明さなど問題を抱えている中で、初期研修医の皆さんには適切に進路選択の意思決定をしていただきたく思い、ローテーションの自由選択枠をできるだけ早い時期に使って志望する科、興味のある科を体験していただければと考えてこのような方法をとっています。どの科に進まれるにしても多彩な科での初期研修が大事な経験となるであろうとの考えの下、ゼネラリスト志向のプログラムとしています。

診療各科での研修に加え、病棟から離れて講義や実習を行う集合研修期間という仕組みも設定しています。この集合研修期間の中では特に医療の社会的側面、制度面に着目する内容としています。なぜなら医療を取り巻く情勢は特に経済政策の影響を激しく受け、10年で急速に変容してきています。それゆえにこれから初期研修医となる皆さんの経済的、社会的待遇は従来と比べて決して楽観的なものではないと思われるのです。そのような状況下で皆さんが何を関知するべきか、どのように行動するべきかは自ら考えていただく必要があります。その一助となってほしいと考えています。

また、当院の初期研修の労務管理にはおそらく他病院にはない厳格な、法制度に基づく仕組みを導入しています(2019年度から運用開始)。運用を開始して間もないので運用上の問題には順次対応を行っているところではありますが、基本的な労働時間の設定に法的問題はないように設計しています。
これの狙いは研修医の労働者としての権利を確保しつつ、無益な紛争を避けることにあります。一方で労働法規に定められた時間で初期研修医の修練に十分であると考える医師はほとんどいません。この間を埋めるのは本人が労働でないことを理解した上で行う自主的な修練です。これを強いることはないように関係者に注意して運用しているところですが、長時間の修練なしにはいわゆる「経験」というものは身に付きません。この部分は初期研修医がそれぞれ自分の状況に応じた時間配分、選択をしていただくしかありません。ただ上級医に追随するだけでなく、自ら考え十分な勉強をできるような仕組みでもあります。

私の経験上、初期に限りませんが臨床研修の成果の良しあしを最も左右するのは研修医本人そのものです。また次に影響を与えるかもしれないものとして研修医の集団の性質も一部はあります。研修医同士でなれ合って研修の意義を低めるような展開は望みません。初期研修実施責任者として、せっかく当院に来ていただいて研修をしてもらうのであれば皆さんにできる限りの環境を用意したいと考えています。
業務に対する責任感がなかったり、仲間以外の他者に対する敬意を持ち合わせていないのでは一般社会での業務を問題なく遂行し、技術を向上して医師としての地位を確立し尊敬を得ることは困難です。ともに研修すること、業務を行うことに価値を感じられる環境を提供できればと思います。

近年は日本全国から優秀な研修医の皆さんに来てもらっています。採用に当たっては一切の区別をしていませんが、多彩な出身地から来る同期から受ける刺激も貴重なものだろうと思います。今後も遠隔地からの見学、志望をお待ちしています。

研修医からのメッセージ

  • 研修医OB岩井 聡
  • 出身大学:東京大学

市中病院での研修を考えていた私は、在学中に複数の病院を見学しました。その中でも関東労災病院は雰囲気がよく、先輩の研修医の先生方が仲良く楽しそうに研修しており、職員同士も挨拶を絶やさず、病院全体の雰囲も良かったところに惹かれ受験しました。 どの診療科でも指導医の先生方は教育熱心で、根底に研修医を大事にするという風土があり、毎月研修環境を議論する委員会があり、研修プログラムの改善に努めております。日々の検査・輸液オーダーから、投薬内容等、診療プランを研修医が組むことができ、毎日の指導医によるフォローもしっかりしています。また、日々の業務に忙殺されることもなく、勉強などの自分の時間も確保でき、バランスのとれた研修生活を過ごすことができます。 研修医数も1学年12名と適度で、CV挿入やルンバールなどの基本的手技もしっかり経験できますし、他科をローテート中の同期や2年次研修医に助けられることもしばしばです。また、研修医室がしっかり整備されていることも当院の魅力の一つです。一人ひとりに独立したデスク、ロッカーがあり、インターネット完備等!この研修医だけの空間がいかに大事かは研修し始めたらきっと分かるはずです。見学の際は、ぜひ研修医室をご覧になって下さい。また、宿舎費は月8,000円程度と、大変リーズナブルです。 当直は月4~5回、多くの場合初療には研修医があたり、内科系のcommon diseaseはもちろん、骨折、骨盤損傷など、幅広い症例を経験することができ、必ず指導医のフォローを受けますので安心して治療にあたることができます。また、整形外科の強い病院なのでACL損傷や、ドクターヘリによる指切断の患者さんが来たり、他の病院では見られない疾患もたくさん経験できます。 指導医・研修医による講義、症例発表会、CPC発表、緩和ケア研修会、院外でのOSCEの実施、院内外講習会参加等、研修内容も充実しており、立地や宿舎・給料・休暇・学会発表時の補助等、処遇の面でもその環境は充実しており、この病院を選んでよかったと心から思っております。そして何よりも、私たち研修医も一人の医師であり、医師としての社会的責任があるということを忘れず、また全ての医療スタッフと患者さんから学ぶという姿勢を大事に研修生活を楽しく送っております。ぜひ、関東労災病院を見学してみて下さい。

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研修医からのメッセージ

  • 研修医OB大友 望
  • 出身大学:群馬大学

都内近郊の市中病院での研修を希望していた私は、当院の研修内容の充実度に加え、施設全体の雰囲気の良さ・明るさに惹かれて選びました。どの診療科も先生方は教育熱心で、研修医数も一学年12人と適度なため、研修医間の関係も大変良く、自主的に勉強会も開催してお互い切磋琢磨しています。研修医室はインターネット完備、隣室は図書室となっているため勉強し易い環境です。内科系のcommon diseaseだけでなく、指導医の先生方のフォローのもと、幅広い症例の経験を積むことが出来ます。以上のように研修内容はもちろん、立地の利便性、安い宿舎費、給料、休暇取得、学会発表時の補助等、処遇の面でもその環境は充実しており、本当にこの病院を選んで良かったと心から思っています。そして何より私たち研修医もスタッフの一人であり、大事な戦力として病院を支えているということを忘れず、全ての医療スタッフから学ぶ毎日です。

この病院の見学体験記

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