市中病院
糸魚川総合病院
いといがわそうごうびょういん
市中病院
いといがわそうごうびょういん
17名
5名
卒後1年次 4名
卒後2年次 1名
1年次 2回/月
2年次 2回/月
1回/月の日直、2回/月の当直があります。
年間を通じて随時受け付けています(診療科見学については休診日を除く)。
4名
4名
7月~8月の火曜日/毎週 13:00頃
※他の日程でも調整可能ですので、お問合せください。
「ER研修から学ぶprimary care能力の養成―最新のEBMに基づいて」
「診断から治療まで疾患別に専門性の高い医療を研修する」
この二つが我々糸魚川総合病院の初期臨床研修プログラムのコンセプトです。
最大の特徴はER研修が全ての診療科研修期間に組み込まれ、ER研修で経験した症例を用いた特別プラグラムを日常研修に取り入れていることです。当院は地域で唯一の総合病院であるためこの地域で発生する全ての疾患を経験することができます。初診外来が終了する午前11時以降はERでの診療が中心となり、そのためER研修では必然的に様々な疾患のprimary careを経験することになります。更に特別プログラムとして、ER研修で遭遇した症例を用いた「臨床推論」と、各領域の専門医が複数人参加して行う”研修医がERで経験した全症例”の「ER検討会」をそれぞれ週一回開催しています。いずれの会も雰囲気は和やかで自由な発言、強烈なジョークが飛び交う中、知識が定着していくのを実感できます。当院のER研修はこれでは終わりません。総合診療系の著名な外部講師による「臨床推論」や「ER外来指導」の定期的な開催(希望する医学生も参加します)、前プログラム責任者である山岸院長の呼びかけで結成した上越地区の教育関連グループ「レジデントサークル不識庵」での外国人講師も含めた外部講師によるイベントなど、ER研修を充実させるため様々なコンテンツを揃えています。
医療はまさに日進月歩、あらゆる疾患、病態への考え方は日々刻々と変化しています。これまでの常識が覆され、近年のIT化の中で、変化のスピードは増し、情報取得の地域格差はほぼ解消されています。この事実は、医師一人一人の(最新の医療情報を入手するという)意識の差が、そのまま提供する医療の質の差につながる事を意味します。前述した様々なコンテンツは、たとえcommon diseaseであっても最新のEBMに基づく医療を行う手助けとなるだけでなく、その過程を早い時期に体験することが将来一段高い意識で医療を行うための礎になります。
地域で唯一の総合病院であることのもう一つのメリットは、primary careで対応した疾患をそのまま当院で専門医レベルでの治療経過を研修できることです。富山大学や新潟大学との連携から当院の常勤医は高い意識で治療を行っています。たとえば今年開設された膵臓・胆道センターは富山大学附属病院のサテライトとして機能し、富山大学で開催している週一回の肝胆膵キャンサーボードにビデオ通話で参加することで、トップレベルの内容を糸魚川で研修できます。更にこの検討会で症例を提示しdiscussion能力を高めることも可能です。当院の指導医、上級医はみな教育意識が高く、研修医と共に学ぶことで医療の質が向上することを知り、自分たちの持っている知識や技術を惜しむことなく後輩に伝えようとしています。
地方病院だからできる,ERでのprimary careから専門的医療の経験・習得
研修医とともに学び医療の質を上げ,惜しみなく知識や技術を伝授する指導
「年間1000例の経験を」が目標のER研修が中心のプログラム構成
妊娠から出産を経て初期臨床研修を終えた,Super mother doctorを輩出
救急外来において問診から丁寧に行え、鑑別疾患を考えて、それに対する丁寧なフィードバックを行う機会が欲しい方におすすめです。比較的ゆっくりと考えたりする機会が多いように感じました。 また、当直も22 …続きを読む
救急をしっかりしたい人におすすめです。先生方が丁寧に教えてくださるので、かなり力がつきます。また、外部から著名な先生方がいらっしゃる機会が多いので、医師としての生き方や考え方において視野が広がる良い …続きを読む
地方の砦になっているようで様々な症例が集まることから総合診療に興味がある方におすすめ。お給料や症例数も申し分ないとのことで、都会の喧騒を離れて2年間勉強に集中したい方におすすめ。 …続きを読む
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