市立伊丹病院

この研修プログラムの特徴

市立伊丹病院整形外科専門研修プログラムは到達目標を「自立したプロフェッショナルとしての整形外科医師」としています。2018 年からスタートする新専門医制度に先立ち、基幹施設である市立伊丹病院整形外科では、2009 年より大阪大学整形外科と後期研修プログラムを構築・運.してきました。現在まで２１名の専攻医が研修を行いました。その経験と実績により洗練された研修内容を提供します。
整形外科学は、運動器の機能と形態の維持・再建をめざす臨床医学であり、脊椎、上肢、下肢などの広範な診療領域を扱います。.齢化型社会をむかえた我国においては、整形外科への期待はますます大きくなっています。現在、市立伊丹病院整形外科では、脊椎、股関節、膝関節・スポーツ医学、上肢・手外科、リウマチ、骨代謝、リハビリテーションなどの診療が可能です。連携施設は、骨軟部腫瘍、小児整形、スポーツ医学、手外科、脊椎外科、関節外科、救急医療、リハビリテーション、地域医療などそれぞれに特色をもった9 施設 におよぶ大学、病院があり、機能的なローテーションにより、プライマリ・ケアから最先端の臨床・研究までを学ぶこ
とができます。
市立伊丹病院は、昭和３２年に開設され、現在は４１４床の許可病床を持ち、阪神北圏域の急性期医療を担当しております。整形外科は６７床で運.されており、整形外科全領域にわたる診療体制が整備されています。病院の周囲には、日本の最先端科学技術のノウハウを有する大阪大学があり、大学と連携して様々な分野での臨床・研究を進めています。
「関節外科・脊椎外科の先端を行く」市立伊丹病院整形外科は、専攻医の皆様に素晴らしい研究環境を提供し、個々の能力を最大限に引き出す研修を目指します。