気仙沼市立病院

三陸沿岸の基幹病院として、宮城県沿岸北部はもちろんのこと、岩手県南部からも患者が来院しており、さまざまな症例を経験できます。また、当地域の事情から、完結型の医療が求められ種々の高度医療も行っています。さらに、災害拠点病院、地域周産期母子医療センターにも指定され、質の高い医療提供に努めています。

4年目研修医です。私は東北大学を卒業後、4月より当院で初期研修を開始しました。1～2年目は消化器内科を中心に外科、産科、小児科、精神科などを幅広くローテートし、3年目より消化器内科志望で後期研修を開始しました。当院での後期研修に関して拙劣な文章ですが紹介したいと思います。内科では3年目より週3回の外来と上下部内視鏡に加え胆膵内視鏡を行っています。3年目後半からはESDをやりますが、この学年からここまで手技をさせてもらえる病院はあまりないと思います。背景には医師不足に加え症例数、患者数が多いことが挙げられると思います。また、内科では雑多な疾患を経験するため消化器領域に限定されず幅広い疾患を担当することでジェネラリストとしての修行の場にもなっています。消化器について書きましたが、同級生や後輩が数多く後期で残ることからも、他科に関しても充実した研修ができ、楽しく働ける環境であることがわかると思います。文章からはほとんど伝わらないと思いますので、興味があればぜひ一度気仙沼に遊びに来てください。一緒に飲むだけでも大歓迎ですよ（笑）。