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川崎医療生活協同組合川崎協同病院

市中病院

川崎医療生活協同組合川崎協同病院

かわさききょうどうびょういん

川崎協同病院初期研修プログラム

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更新日:2022/08/08

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2019年度時点)

    17名

  • 初期研修医(2019年度時点)

    7名

    卒後1年次 3名

    卒後2年次 4名

  • 給与

    卒後1年次(月給/年収)
    月給 345,000円/年収 5,000,000円

    卒後2年次(月給/年収)
    月給 365,000円/年収 5,600,000円

    詳細はこちら

  • 当直回数

    1年次 4回/月
    2年次 4回/月

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    随時

  • 採用予定人数

    3名

  • 昨年度の受験者数

    11名

  • 試験日程

    2022年7月~8月

この研修プログラムの特徴

高い医療技術を提供するだけではなく、患者の立場に立って命と人権を守ることができる医師を育てるために、以下の研修理念に基づき、明確な目標に沿って医師養成にあたっています。

(1)医師としての社会的責任と使命を自覚し、生涯にわたり自己を向上させる態度を身につける
(2)専門性のみではなく総合的な臨床能力を持ち、初期治療、救急医療から在宅医療、終末期ケアおよび予防医学、健康管理まで幅広い医療にかかわる
(3)疾病を医学的に正しく捉えるのみでなく、患者を心理的・社会的側面を含め全人的に捉えることができる。また対等な信頼関係に立脚した医師・患者関係を築き、協同作業としての医療を実践する
(4)学術活動を通じて自らの医療活動を評価し、新しい医学の成果に学び、医療内容の充実と向上に努める
(5)後継者を育成するとともに、チーム医療を理解し関連職種と良好な連携の中で、医療の責任者としての指導と援助を行う
(6)広く社会の問題に目を向け、国民の人権や医療を守る運動に取り組む

研修病院タイプ
基幹型
URL

https://www.kawasaki-kyodo.jp/

こだわりポイント

  • その他

    地域の患者がその人らしく生活できるように、病気だけでなく、生活背景を含めて丸ごと診る

川崎協同病院初期研修プログラムその他

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次導入期(8週)総合診療科(12週)小児科(12週)外科(12週)選択(4週)
2年次消化器内科(12週)救急(4週)地域医療(4週)産婦人科(4週)精神科(4週)神経内科(8週)循環器内科(12週)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

導入期(8週)

総合診療科(12週)

小児科(12週)

外科(12週)

選択(4週)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

消化器内科(12週)

救急(4週)

地域医療(4週)

産婦人科(4週)

精神科(4週)

神経内科(8週)

循環器内科(12週)

スケジュールを

研修環境について

在籍指導医(2019年度時点)
合計 17名

主な出身大学
弘前大学, 横浜市立大学, 大阪大学

■医師数:40名(常勤のみ26名)
■指導医の主な出身大学:全国各地の大学から
在籍初期研修医(2019年度時点)
合計 7名

卒後1年次の初期研修医数
3名(男性 1名:女性 2名)
主な出身大学
弘前大学, 筑波大学, 東海大学

卒後2年次の初期研修医数
4名(男性 3名:女性 1名)
主な出身大学
横浜市立大学, 北里大学, 富山大学, 滋賀医科大学, 徳島大学

1年次3名 2年次4名(2019年度)
当直体制
対応医師数
研修医 1名、研修医以外の当直医 1名
カンファレンスについて
研修医勉強会(朝:週3回・夜:週1回)、内科カンファレンス(月1回)、循環器カンファレンス(月1回)、内科症例検討会(月1回)、全科カンファレンス(月1回)
青年医師症例検討会(外部病院と合同で年2回)、外部講師を招いたカンファレンス(不定期)
研修修了後の進路
新専門医制度では、新専門医制度基幹型PG(総合診療科)、連携PG(内科、外科、小児科、リハ科、病理科)での研修が可能。その他、選択する科によって、各種PGへの応募が可能です。

給与・処遇について

給与
卒後1年次(月給/年収)
月給 345,000円/年収 5,000,000円
卒後2年次(月給/年収)
月給 365,000円/年収 5,600,000円

<賞与>
あり(年2回) 昇給年1回
医師賠償責任保険
あり
宿舎・住宅
あり
住宅手当16,000円あり
社会保険
健康保険、厚生年金保険、労災、共済制度完備あり
福利厚生
4週6休有給休暇:10日(1年次)、14日(2年次)・オールシーズン休暇:5日・年末年始休暇:6日・その他、慶弔、出産・育児、生理、介護等の各種休暇制度あり
学会補助
あり
当直回数
1年次 4回/月
2年次 4回/月

当直料
1年次 35,000円/回
2年次 35,000円/回

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時

病院見学は随時受け入れいています。(土日祝日は除く)宿泊が必要な場合は、近隣のホテルをご準備します。
試験・採用
試験日程
2022年7月~8月
選考方法
面接、筆記、小論文
採用予定人数
3名

■選考方法:面接、小論文、英語文献を用いた口頭試験、SOAPに基づいたカルテ記載試験
昨年度の受験者数
11名
応募関連
応募書類
履歴書、卒業見込証明書、選考試験受験申込書

応募締切
2022年8月末
応募連絡先
臨床研修担当 川田 直(かわだ すなお)
TEL:044-277-9633
E-mailrinshokenshu@kawaikyo.or.jp

医学生の方へメッセージ

  • 外科部長 研修プログラム責任者/外科和田 浄史
  • 出身大学:横浜市立大学

みなさんに初期研修で身につけてほしいことが4つあります。一つは「プライマリ・ヘルスケア」です。これは、地域の人々が健康に生活できるようにサポートする能力です。医師としてのプロフェッショナリズムの概念です。もちろん基本的な臨床能力も含まれますが、手技や知識に偏ることなく、患者さんの個別性を尊重した問題解決能力を身につけることが大切です。二つ目は、「自ら進んで学び続ける力」です。医師は、一生指導医から知識を与えられるわけではありません。最初はヒナ鳥のようにspoon feedingでもかまいませんが、自分から自発的に学び、常に向上し続ける力がないと巣立ちができません。研修医のうちにえさのとり方を教わらなければ、親鳥から離れた途端に死んでしまいますよね。必要な文献をインターネット等で探す方法や、適切にスペシャリストにコンサルトする方法、上級医にかわいがられる方法など、自らが常にup-to-dateし続ける能力を身につけることがとても大切です。三つ目は「コミュニケーション能力」です。患者さんや家族とのコミュニケーションももちろん大切ですが、医療チームの機能を最大限に引き出すためにも秀逸なコミュニケーション能力が不可欠です。2年間、日々発生するどんな問題でも、患者さんや家族や多職種と一緒にチームを組んで取り組んで行けば、コミュニケーション能力はいやでも磨かれてゆきます。そのかわり、コメディカルや患者さんからのダメ出しも、謙虚に受け止める度量が必要ですよ。患者さんやスタッフと仲直りする能力なんて、医学部で教わりましたか?四つ目は、「主治医として責任を持ち続ける力」です。地域の医療者には、個別の専門性とは別に、1人の人間を家族背景や労働環境も含めて総合的に把握し、かかわり続ける力が必要です。例えば、終末期などで、もはや医師として提供できる治療がなくなったとしても、看護師や牧師や家族や友人の役割を担いながら、最期まで患者さんに寄り添い続ける能力が求められます。 研修医だって1人の医師であり科学者ですが、その前に新米の社会人ですし、1人の迷える人間です。どんなに高度なエビデンスに基く医療行為でも、患者さんが心から納得して協力してくれなければ正しい医療とはいえません。 科学的視点とヒューマニズムの調和は、僕の研修指導の根幹をなすものです。研修医が成長し、日々の診療でみごとなバランス感覚を見せてくれるとき、僕は心の底からうれしく思いますし、これこそ指導医冥利に尽きる瞬間です。研修医のみずみずしい感性に刺激されて、僕たち指導医も日々成長しているのです。

医学生の皆さんはどんな医師を目指そうと考えていますか?

  • 院長 研修管理委員長田中 久善
  • 出身大学:横浜市立大学

私たちの医療機関では、「地域住民の立場に立って、親切でかかりやすい病院」をめざしています。「病気」を診るだけでなく、「人」を診る視点も育てることを研修の重点に据えています。長引く不況やリストラの影響や自己負担の医療改悪の中で、病気を持ちながらも病院にかかれない人も増えています。私たちの研修は25年の実績があります。私たち神奈川民医連の医療機関では、病院、診療所、訪問看護ステーション、在宅介護支援センター、老健施設等を備えるとともに往診医療にも力を入れており、地域の第一線医療機関として機能しています。こうした第一線医療機関だからこそ、幅広い見識を持ち総合的臨床能力を持つ医師づくりを目標としています。また初期研修に診療所研修も取り入れ、地域医療の実践の経験もできるようにしており、幅広い研修フィールドがあります。現行の初期研修プログラムに関しては、その中の科学的診療能力を育てる課題、協調性、倫理性を持ち、チーム医療の中でリーダーシップを果たしていく課題が含まれています。当院には従来から初期研修医の意見がフィードバックできる研修委員会があり、定期的に開催されています。プライマリ・ヘルス・ケア医療に関心の高い医学生の皆さん、私たちの病院でいっしょに研修を始めてみませんか?

さらにメッセージを見る

  • 内科医長 教育担当吉田 絵理子
  • 出身大学:大阪大学

就職活動の際には、いくつも病院を見学しました。その中から川崎協同病院を初期研修先に希望したのは、実習の際に医師が患者さんを治療の対象としてだけでなく、それぞれの生活を生きる「人」として見ていることを感じたからでした。「ベッドに横たわる患者さんは、今日どんなことを想いながら病室の窓から空を見上げているのだろうか」。たとえばそんな視点を育ててくれるのが当院の研修だと感じています。実際に研修医になってみて、医師が一人前になるには本当に多くの人の支えが必要だと痛感しました。患者さんの痛みから日々学ばせていただき、指導医のみならず医局中の先輩方からあたたかく見守られながらご指導いただき、力の足りなさに落ち込むときは看護師さんに励まされて支えられ……。本当に与えられ続ける中で、私たちはやっとのことで育っていくことができます。そんな中で、実習のときとは逆に、私たち研修医をひとりの成長する人として見守ってくださる患者さんたちのあたたかさに触れ、本当にここで働くことができて良かったと思っています。『最高の師は、命を持って目の前に生きる患者さんである。』そんなことを毎日当たり前のように感じることのできる川崎協同病院に、皆さんもぜひ一度見学に来てみてください。

この病院の見学体験記

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