市中病院
新潟大学地域医療教育センター・ 魚沼基幹病院
にいがただいがくちいきいりょうきょういくせんたー・うおぬまきかんびょういん
市中病院
にいがただいがくちいきいりょうきょういくせんたー・うおぬまきかんびょういん
魚沼は新潟県で最も医師が少ない地域のため、“かかりつけ医”のない人がたくさんいます。そのため、多くの患者さんがかかりつけ医を経ないで直接救急外来を受診します。救急症例は、脳出血・脳梗塞、急性心筋梗塞、大腿骨頸部骨折、雪下ろし外傷、スキー・スノボ外傷、交通事故など多岐にわたります。こうした症例に対応するため、救急系、外科系、内科系の3名の当直医、産婦人科医、小児科医に加え、全診療科の医師が30分以内に来院できるような体制をとっています。
当院の臨床研修では、このような診療体制に支えられ、どのような疾患でも最善の救急診療を研修することができます。もちろん、当院だけでは対応できない症例もあります。しかし、そのような症例を経験することは、将来専門医になったとき「どこまでできるか、どの時点で紹介すればよいか」を判断するときに役に立つに違いありません。
当院に入院する症例で、疾患を一つしか持たない人はほとんどいません。高齢者になればなるほど、多くの合併症を持っています。また、二つ以上の疾患を並行して治療しなければならないケースもたくさんあります。そのような症例を対象とする診療科として、総合診療科が設けられています。多くの病院では「どの科にかかればいいかわからない」「異常がないといわれたが症状が治まらない」などの症例が、総合診療科外来を受診します。しかし、当院では一歩進んで、複数の問題(‘疾患’とは限りません)を持つ入院症例を対象として診療を行います。くわえて、症例の多い整形外科を必修とし、院内で精神科研修ができ、同一医療圏での地域医療研修を行うなど、多くの特色を持っています。
担当:総務課 教育研修推進係/星野 真美子
E-mail:ukb-kenshu@ncmi.or.jp
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