ちょっとした言葉づかい、立ち居振る舞いで、あなたの印象は良くもなり悪くもなり、信頼できる人物だと思われたり思われなかったりします。職業、性別、年齢に関係なく、身につけておくべきマナーをご紹介します。
言葉づかい
みなさんは、言葉づかいに自信がありますか?見学、面接時には目上の方に会う機会が多くなります。言葉の使い方ひとつで、相手に与える印象が大きく変わることもありますし、コミュニケーションを円滑に行うためにも、しっかりと正しい言葉づかいを身につけておきましょう。言葉づかいの基本的な知識をご紹介します。
1敬語の種類
敬語には、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があります。
この3種類を使い分けて、正しい言葉で話しましょう。
- 尊敬語:目上の人に敬意を表し、相手の行為を高める表現。
- 謙譲語:自分を低く見せることで相手に敬意を表す表現。
- 丁寧語:丁寧な言葉づかいによって敬意を表す表現。
| 尊敬語 | 謙譲語 | 丁寧語 |
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いる | いらっしゃいます | おります | います |
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する | なさいます | いたします | します |
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行く | 行かれます | 伺います | 行きます |
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来る | いらっしゃいます | 参ります | 来ます |
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言う | おっしゃいます | 申します | 言います |
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例文
- ご担当の方はいらっしゃいますでしょうか。
- 貴院のHPを拝見させていただきました。
- 明日、貴院にお伺いしたいと思います。
2その他・・・覚えておきたい言葉づかい
敬語の他にも、「クッション言葉」や丁寧な言い回しを取り入れることで、言葉づかいの印象を良くしましょう。
クッション言葉
文字通り、『クッションとなる言葉』をつけることで、相手にソフトな印象を与えることができます。
例文
- 『恐れ入りますが』○○様はいらっしゃいますでしょうか。
- 『申し訳ございませんが』その日は都合がつきません。
- 『失礼ですが』もう一度お名前をおっしゃっていただけますでしょうか。
- 『お手数ですが』日時をお教えいただけますでしょうか。
気をつけたい言葉
目上の人と話す場合には、普段の友人同士での話し方で話すのは控えましょう。
例文
- すごく→大変・とても
- このあいだ→先日・以前
- どう→いかが
しっかりと自分の気持ちを伝えましょう!