マナーレッスン 手紙

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ちょっとした言葉づかい、立ち居振る舞いで、あなたの印象は良くもなり悪くもなり、信頼できる人物だと思われたり思われなかったりします。職業、性別、年齢に関係なく、身につけておくべきマナーをご紹介します。

手紙

相手と連絡を取る手段として、今はメールが当たり前の時代となっておりますが、自筆で綴られた手紙を受け取ると、誰しも嬉しい気分になり、かつ、自分の印象を相手に残すことができるでしょう。メールでのやり取りは、便利な面が多々あるかとは思いますが自分の気持ちをより相手に伝えるためには、手紙を利用するのもおすすめです。
ここでは、お礼状の書き方を例としてあげています。

お礼状

お礼状

手紙を書く際には必ず、手紙の「基本的ルール」…

1
頭語(文章の頭につける挨拶語)
2
時候の挨拶
3
結語

これら3つを忘れずに書きましょう!

基本的なルール

頭語と結語

頭語に対応して入る言葉が結語。この2つの言葉は一致していなければなりません。
代表的な「拝啓・敬具」の他にも種類があるので状況に応じて使い分けましょう。

頭語結語状況
拝啓敬具一般的な場合
謹啓敬白あらたまった場合
前略草々事務的な文章の場合

時候の挨拶

月ごとにさまざまな挨拶があるので、こちらも状況に応じて使い分けましょう。

挨拶
1月新春の候初春の候
2月余寒の候晩冬の候
3月早春の候春寒の候
4月陽春の候春暖の候
5月新緑の候薫風の候
6月梅雨の候初夏の候
7月盛夏の候炎暑の候
8月立秋の候残暑の候
9月初秋の候秋晴れの候
10月秋冷の候紅葉の候
11月晩秋の候向寒の候
12月初冬の候寒冷の候

これら基本的ルールを守りながらも形式にとらわれず、丁寧に書くことを心掛けましょう。
内容は、相手に気持ちを伝えるためにも、なるべく具体的に書きましょう。

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