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県立広島病院

市中病院

県立広島病院

けんりつひろしまびょういん

県立広島病院初期臨床研修プログラム2023

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更新日:2023/06/27

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  • 指導医数(5年度時点)

    96名

  • 初期研修医(5年度時点)

    32名

    卒後1年次 16名

    卒後2年次 16名

  • 給与

    卒後1年次(月給/年収)
    月給 326,000円

    卒後2年次(月給/年収)
    月給 337,000円

    詳細はこちら

  • 当直回数

    1年次 4回/月
    2年次 4回/月

    1・2年目当直回数:4回前後/月

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    随時

  • 採用予定人数

    14名

  • 昨年度の受験者数

    48名

  • 試験日程

    2023年7月24日(月)、8月2日(水)

この研修プログラムの特徴

①研修期間2年間の総合診療方式を採用している。また、自由選択科目の選択期間を利用することにより、個人の希望に沿った研修計画を立てることが可能となっている。
②救急患者への対応能力は、臨床医として基本的に必要な能力であり、臨床研修の主要な目的の一つである。このため全ての研修医は、当直医の一員として、救急患者の診療介助にあたることとしている。
③毎月1~2回程度、研修医セミナーを開催し、医療制度、院内感染対策、BLS、ACLS、PALS、外傷初療、集団災害訓練などを履修することとしている。
④このプログラムを終了した後は、当院や大学医学部等で専門研修や専門教育を継続して行い、卒後専門教育との一貫性を確保している。
なお、このプログラムによる研修期間は、各学会認定医あるいは専門医制度等の受験資格である研修期間に算入できるものである。

研修病院タイプ
基幹型
URL

http://www.hph.pref.hiroshima.jp

年間研修モデルケース(例)

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1年次オリエンテーション(2週)救急部門(麻酔科)(4週)外科(4週)救急部門(救命救急センター)(8週)内科(24週)小児科(5週)自由選択科(5週)
2年次産婦人科(4週)精神神経科(4週)地域医療(4週)一般外来(5週)自由選択科(35週)
  1. 1年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

オリエンテーション(2週)

救急部門(麻酔科)(4週)

外科(4週)

救急部門(救命救急センター)(8週)

内科(24週)

小児科(5週)

自由選択科(5週)

  1. 2年次
  1. 4月
  2. 5月
  3. 6月
  4. 7月
  5. 8月
  6. 9月
  7. 10月
  8. 11月
  9. 12月
  10. 1月
  11. 2月
  12. 3月

産婦人科(4週)

精神神経科(4週)

地域医療(4週)

一般外来(5週)

自由選択科(35週)

スケジュールを

(1) 研修方式及び研修スケジュール(研修期間)
研修期間2年間に通常診られる疾患に対処できる幅広い知識、臨床能力を身に付ける研修方式であり、内科(24週)、外科(4週)、小児科(5週)、産婦人科(4週)、精神科(4週)、救急部門(麻酔科(4週)、救命救急センター(8週))、地域医療(4週)及び一般外来(5週)を必修科目とする。また、研修医それぞれの希望に沿った様々な研修を行うことができる自由選択科目(40週)を設定する。
 1)内科研修
次のとおりローテ―ション実施
・総合診療科・感染症科、循環器内科、消化器内科/内視鏡内科、呼吸器内科、脳神経内科の5科・・・各4週
・腎臓内科、糖尿病・内分泌内科のいずれか1科を選択・・・4週
2)外科研修
消化器外科を中心(心臓血管外科、呼吸器外科も選択可)
3)小児科研修
1年次の9月~2年次の7月までの間、原則として研修医を半数に分けて、小児科又は新生児科でローテートし、最終週(5週目)に広島市立舟入市民病院又はJR広島病院で小児科外来研修を実施
4)地域医療研修
2年次に神石高原町立病院、安芸太田病院又は県立安芸津病院で研修
5)一般外来研修
総合診療科・感染症科で、2年次研修医を対象に5週のローテ研修を実施(5週×8組(2名1組で交互に週当たり2日又は3日間研修))。小児科外来及び地域医療研修での一般外来研修と併せて、プログラムに定める必要履修期間を充足する。
6)選択科での研修
・将来専門とする診療科を中心に関係科で研修(必修分野からの選択も可)
・希望により、小児科(自由選択枠)研修中に、広島市立舟入市民病院又はもり小児科で研修可

* 最初の2週間はオリエンテーションを行う。 ローテーション順は研修医により異なる。

研修環境について

在籍指導医(5年度時点)
合計 96名

在籍初期研修医(5年度時点)
合計 32名

卒後1年次の初期研修医数
16名(男性 10名:女性 6名)
主な出身大学
自治医科大学, 東海大学, 福井大学, 近畿大学, 岡山大学, 広島大学, 山口大学, 愛媛大学, 熊本大学

卒後2年次の初期研修医数
16名(男性 9名:女性 7名)
主な出身大学
自治医科大学, 名古屋市立大学, 広島大学, 山口大学, 鳥取大学, 愛媛大学, 鹿児島大学

カンファレンスについて
希望するカンファレンスへの参加が可能
研修修了後の進路
本人の希望に従い、病院及び教育研究機関へ紹介や推薦をする。当院で引き続き専攻医として内科・救急科・総合診療科の各専門研修プログラムを研修すること。
関連大学医局
広島大学

給与・処遇について

給与
卒後1年次(月給/年収)
月給 326,000円
卒後2年次(月給/年収)
月給 337,000円

<給与>
1年次:20日勤務、当直4回とした場合,時間外勤務手当,通勤手当,賞与等別途支給
2年次:20日勤務、当直4回とした場合,時間外勤務手当,通勤手当,賞与等別途支給
宿舎・住宅
あり
入居は空き状況による(初期研修医分は確保)
社会保険
公的医療保険・公的年金保険・労災保険
学会補助
あり
当直回数
1年次 4回/月
2年次 4回/月

1・2年目当直回数:4回前後/月
当直料
1年次 21,000円/回
2年次 21,000円/回

休日・有給
有給休暇20日/年,夏季休暇3日,夏季厚生計画2日

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時

詳細は当院ホームページを参照http://www.hph.pref.hiroshima.jp
試験・採用
試験日程
2023年7月24日(月)、8月2日(水)
選考方法
面接、小論文、その他
採用予定人数
14名

■選考方法:当院にて面接、小論文,書類審査
昨年度の受験者数
48名
応募関連
応募書類
書留郵便

応募締切
2023年7月10日(月)(必着)
応募連絡先
総務課 研修担当:(内線4264・4262)
TEL:082-254-1818
E-mailhphsoumu@pref.hiroshima.lg.jp

医学生の方へメッセージ

臨床研修センター長からメッセージ

  • 臨床研修センター長福原 里恵
  • 出身大学:広島大学

当院は広島大学と連携した卒前卒後のシームレスな教育を目指しています。
医師臨床研修においては,省令で規定されている「適切な指導体制の下で,医師としての人格を涵養し,プライマリ・ケアを中心に幅広く医師として必要な診療能力を効果的に身につける。医師としての基盤形成の時期に,患者を全人的に診ることができる能力を習得することにより,医師としての資質の向上を図る」と言う目指すべき姿を実現するために,2020年度より到達目標,評価方法,方略が変わりました。当院では,何を目標に指導すべきかという指導医側の理解と意識向上に努めており,医師として社会人としてどうあるべきかを研修医自身が問いながら具体的に2年後の姿をイメージして研修するように変化しつつあります。
研修医の参加が推奨されている医療安全委員会や初期臨床研修管理委員会のみならず,改善推進委員会,働き方改革推進会議,感染症対策委員会,救命センター運営部会,手術部運営委員会など複数の委員会いずれかにすべての研修医が出席し,患者さんおよび医療者を守ることがどのように実践されているのか,その内容を同僚との情報共有につなぐことを通して,2年後によりレベルの高い医師像を実現できる体制を構築しています。
当院は内科,救急科,総合診療の3領域における専門研修基幹施設であり,またすべての診療科が大学病院の研修連携施設です。特に内科系外科系診療科,救急科では救急診療の入口となる1次2次救急および3次救急を積極的に学ぶことができる体制を整備しています。救急診療では,適宜振り返りをすることで,新たな一歩につながる体制を目指しています。
Plan, Do, Check, Action(PDCA)サイクルを回しながら医師として継続して成長できる場を提供していきたいと思います。

一日の研修スケジュール例
8:30~
回診
9:00~
気管支鏡検査,救急外来
12:00
昼食
13:00
気管支鏡検査,救急外来
15:30
カンファレンス
16:00
回診,病棟業務
17:30
帰宅

1年次研修医からメッセージ

  • 1年次研修医

1日1日何か学ぼう,何か身に付けようとがむしゃらに走りきり,気が付くと1年。去年の大学6年生の自分と比較すれば少しは成長しているかな,でもまだ全然勉強できておらず知識足りてないな,1年間とりあえず自分よく頑張ったと褒めたいという気持ちと,もっと努力すべきだったと悔いり焦る気持ちとごちゃまぜの感情が胸にあります。
この1年間,記憶に残っていることはたくさんありますが,痛感させられたのは,研修では百聞は一見に如かず,実際自分でやってみないと分からないし身に付かない,ということでした。手技一つ,治療方法一つ,何か診察に関わる事務的な作業一つ。私は手技は好きですが,人がやっているのを見て,1回で覚えて,次すぐできるほど習得が早くはありません。研修中も一生懸命,1回で習得しようと思いましたがなかなかできませんでした。人がやっているのを見て1回,自分でやってみて間違えて1回,自分でやってみて再度間違えるかできるかで1回,で私はようやく色々なことを習得していけた気がします。一つのものを習得するにはそれを誰かに口頭で説明できるくらいじゃないとだめ,と上の先生方に言われ続けた,悔しい思いでいっぱいの1年でした。
そしてこの1年間は自分の勉強不足についても痛感させられました。国試を勢いだけで乗り越え,研修医になるまでの春休みに同級生と最後の思い出作りに勤しんだ私にとっては,知識の面でも厳しい1年でした。指導医の先生方が色々教えてくださって,feedbackをしてくださって,たくさん勉強することがありすぎて,毎日頭がパンク状態でした。今思い出すと,この1年間で教えていただいたことをメモして後でこれについてまとめとかなきゃ…という気持ちと,夜まとめようとするといきなり襲ってくる睡魔との闘いで何度負けたことか。今この文章を書いているときですら,あの項目についてまとめられていない,あの項目について自分の中で整理しないといけない,と頭をたくさんのことがよぎります。
またこの1年間振り返ると,色々な人と関われたことも大きな今後の財産であると思います。県病院は同期が16~18人ほど,2学年合同の研修医室であるため30人弱のデスクが1部屋にあり,どの先輩・同期とも会話する機会がたくさんあります。そういった先輩・同期がそれぞれ違う科に進み,将来何か他科で相談したいことがあったら気軽にできると思うと,良い環境で研修医生活を送れているように思います。研修医室に行けば誰かがいる,ちょっと嫌なことがあればすぐ愚痴ること,困ったことがあれば相談することもでき,人とコミュニケーションをとることが好きな私にとってはとても環境が合っていたように思います。研修医生活において辛いことはあって当たり前であり,辛く,嫌なことは笑い話に変えて自分の中で消化できている1年であったと思います。
簡単ではありますが1年間を振り返ってみて,本当に毎日が充実していたと思います。まだまだ未熟で勉強不足で経験もないことを痛感させられる1年で,悔しい思いをすることがたくさんありましたが,研修医2年目も走り抜けて努力し,頑張っていきたいと思います。

この病院の見学体験記

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