社会福祉法人恩賜財団済生会 済生会福島総合病院

この研修プログラムの特徴

当院の研修のモットーは「小回りのきく研修」である。小規模病院だがそれを逆手に取って、臨機応変な研修プログラム、指導医の顔の見える細やかな研修を目指していく。また、全国の済生会病院で行われている初期研修医交流事業への当院研修医の参加などのプランも現在検討中である。多くの診療科において、研修医が副主治医のような役割を果たす担当医制を採用している。患者やその家族と接することが多く、患者とのコミュニケーション能力やチーム医療における医師の役割や重要性について多く学ぶことができる。またプログラムの特徴として内科研修の充実が挙げられる。内科必修を 32 週設けており、当院で「呼吸器科」、「循環器科」、「消化器科」、「糖尿病・内分泌科」の４つの診療科をじっくり自分のペースで研修を進めることが可能である。28 週の選択研修を設定しており、指導医と相談の上で研修医の希望を最大限に取り入れた、3 年目以降の専門教育に直結するカリキュラムを構成する。当直業務では救急で受け入れる全診療科の患者を診ることになるため、2 年間の研修で Primary Care や Common Disease を多く経験することができる。