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長野県立こども病院

その他

長野県立こども病院

ながのけんりつこどもびょういん

長野県立こども病院小児科専門研修プログラム

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更新日:2024/03/11

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2023年度時点)

    20名

  • 在籍研修医数(2023年度時点)

    14名

    卒後3年次 4名

    卒後4年次 4名

    卒後5年次 6名

  • 給与

    卒後3年次(月給/年収)
    月給 390,560円

    卒後4年次(月給/年収)
    月給 407,264円

    卒後5年次(月給/年収)
    月給 423,736円

    詳細はこちら

  • 当直回数

    4回/月

採用関連情報

専門研修・サブスペシャルティ

診察科小児科
基幹施設/連携施設
基幹施設
ローテーションスケジュール
ローテーション・スケジュールを見る

この研修プログラムの特徴

本プログラムは、長野県立こども病院の小児科内科系(総合小児科、新生児科、小児集中治療科、神経小児科、血液腫瘍科、循環器小児科)の6科での研修をそれぞれ3か月ずつ行うスーパーローテーション制を導入しています。
基本的に2年目以降に希望する連携・関連病院での研修を行いますが、基礎的な知識や技能、考え方を当院で学んだ上で一般病院に出て行くため、しっかり研鑚を積むことができます。
スーパーローテーションおよび院外研修期間以外は選択研修として、当院の特徴でもある外科系診療科やアレルギー・感染症・内分泌・麻酔・リハビリ・遺伝・こころの診療科などの幅広い専門分野からも数か月単位で選択することができ、多職種連携、チーム医療が求められる複雑な小児疾患を急性期から在宅管理を含む慢性期まで縦断的に、かつ、各専門分野を横断的に研修することができます。
長野県ならではの自然豊かな環境も魅力の一つです。プライベートも充実させながら積極的に学びたいという方にぴったりなプログラムです。

こだわりポイント

  • 症例数が多い

  • 積極的に手技ができる

    外科系・麻酔科を含めた選択研修が可能です

  • 指導体制が充実

  • 女性医師サポートあり

  • on off がハッキリ

総合小児科の例

※ 週間スケジュールは診療科毎に異なります。

受持患者情報の把握受持患者情報の把握受持患者情報の把握受持患者情報の把握受持患者情報の把握
午前病棟
救急外来
病棟
救急外来
病棟
救急外来
病棟
救急外来
病棟
救急外来
午後救急外来病棟/
ICTラウンド
病棟
(検査)
病棟
(救急外来)
合同カンファレンス
症例検討会/
抄読会
チーム回診
夕方患者申し送り
振り返り
(1/月)
患者申し送り
CPC(年数回)
患者申し送り
周産期カンファレンス(1/月)
患者申し送り患者申し送り
勉強会
研修会
 午前午後夕方
受持患者情報の把握病棟
救急外来
救急外来患者申し送り
振り返り
(1/月)
受持患者情報の把握病棟
救急外来
病棟/
ICTラウンド
患者申し送り
CPC(年数回)
受持患者情報の把握病棟
救急外来
病棟
(検査)
患者申し送り
周産期カンファレンス(1/月)
受持患者情報の把握病棟
救急外来
病棟
(救急外来)
患者申し送り
受持患者情報の把握病棟
救急外来
合同カンファレンス
症例検討会/
抄読会
チーム回診
患者申し送り
勉強会
研修会

※週末救急当直(1/月)、救急当直(2~3/月)、合同勉強会(年3回)

研修環境について

責任者
プログラム統括責任者  稲葉 雄二
当科病床数
200床
当科医師数
113.0名
当科平均外来患者数
279.2名/日
当科平均入院患者数
127.6名/日
在籍指導医(2023年度時点)
20名

専攻医・後期研修医(2023年度時点)
合計 14名

卒後3年次の専攻医・後期研修医数
4名(男性 1名:女性 3名)


卒後4年次の専攻医・後期研修医数
4名(男性 2名:女性 2名)


卒後5年次の専攻医・後期研修医数
6名(男性 6名:女性 0名)


研修修了後の進路
当院各診療科フェロー、他こども病院のフェロー、大学病院小児科への入局 など

給与・処遇について

給与
卒後3年次(月給/年収)
月給 390,560円
卒後4年次(月給/年収)
月給 407,264円
卒後5年次(月給/年収)
月給 423,736円

この他に、通勤手当(上限あり)、宿日直手当 21,000円/回、時間外勤務手当などがあります。
院外研修中は配属先の規程により異なります。
宿舎・住宅
敷地内に宿舎があります。(自己負担あり)

社会保険
健康保険、厚生年金、雇用保険
福利厚生
院内保育所あり
学会補助
あり

旅費支給(上限あり)
当直回数
4回/月

休日・有給
1年目の年次有給休暇10日(継続雇用期間等により異なる)

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時(土日祝日を除く)
見学時交通費補助:あり

見学時の交通費は、当院の規程により一部を負担しています。
申込方法などの詳細はホームページをご覧ください。
https://nagano-child.jp/recruitsite/doctor/residents/visit_doctor

(現在、医学生の病院見学は行っていません。医学生向けのイベントを計画しています。)
試験・採用
試験日程
日本専門医機構のスケジュールに従い、試験日程は応募者に通知します。

https://nagano-child.jp/recruitsite/doctor/residents
選考方法
面接、その他
採用予定人数
7人

※採用予定人数は、他の連携・関連施設を含めた最大人数です
応募関連
応募書類
申請書と履歴書(所定の様式あり) 

応募連絡先
事務部総務課 今井 純子
E-mailkodomo-soumu@pref-nagano-hosp.jp

研修医の方へメッセージ

コミュ力高めの医師になろう

  • 指導医 新生児科部長小田 新
  • 出身大学:昭和大学

■ 指導医からみた長野県立こども病院の良いところ
こじんまり(大きすぎない規模、多すぎない人)、高い専門性、個性豊かな熱意を持った指導医、若い力、コメディカルのレベルが高い。
休日には長野の大自然を満喫することができます。温泉、トレッキング、スキーなどなど。
見学にぜひ来てください。春から夏がおすすめです!安曇野の自然は癒されますよ。

■ こんな研修ができます!
地域医療的な一般病院小児科と、専門病院であるこども病院の両方の経験を積むことができます。
本人の希望に応じて、かなりフレキシブルな研修が可能です。バリバリの集中治療から、こどもの心の問題まで、研修可能です。
チューター、メンター制度もあり、ほっとかれることはありません。On the jobもOff the job のトレーニングの機会も充実しています。
専攻医の先生が各診療科をローテートすることで、各診療科の横のつながりがよくなっていて、病院にも専攻医の先生の存在は有益です。病院はそんな若い力を大事にしています。希望があれば、そのまま各診療科のフェローとして残ることも可能です。


■ 研修希望の方へメッセージ
医局に属していない地域の一般病院で後期研修をしていた私には、ロールモデルとなるような小児科医はいましたが、同期が少なく、切磋琢磨する研修医ではなかったです。逆に全ての業務を1人でこなすことが求められていました。私は医師6年目でこども病院に異動してきて初めて、多くの尊敬すべき同期と指導医たちに出会い、チームで診療する心強さを感じました。こども病院には本当に個性豊かな多彩な指導医がいます。きっと皆さんのこうなりたいと思うようなロールモデルと出会えるはずです。結局は「人」です。ぜひ一度見学にいらして下さい。

専攻医の時は知識や技術の習得に目が行きがちですが、人間力を磨くような、そんな努力が必要だと思います。医師はチーム医療のOne of themです。チームのトップでもありません。チームで円滑に医療を行うにはコミュニケーション力が必要です。それを磨くには「聞くこと、話すこと」から逃げられません。患者さんと、その保護者と、上級医と、コメディカルと、たくさん話をして下さい。自分が主治医で患者さんの具合が悪くなっている経過の時はベッドサイドに行くのが辛い時もありますよね?それでも電子カルテやパソコンの経過表だけを見て病態を語ることはしないでください。答えはいつもベッドサイドにあります。コミュニケーションもベッドサイドに行かないと始まりません。ぜひ、ベッドサイドにしっかり足を運んで、こどもと保護者の声に耳を傾け、たくさん話をして、コメディカルともよく話をして、バランスの取れた医師になって欲しいです。

小児科医というジェネラリストになるために、各専門分野の基礎を丁寧に学び、身につけられる環境

  • 専攻医3年目黒嵜 恒平
  • 出身大学:富山大学

■ 長野県立こども病院の小児科専門研修プログラムを選んだきっかけ
小児科医になりたいと思い医学部に入り、いつの間にか初期研修も2年目。さあ研修をどこでするか…と考えていた時に、指導医から世の中には小児を専門でみる病院があるからぜひ一度見てきたらいい、と紹介してもらいました。小児科医はジェネラリストであり、自分のサブスペシャリティも持ったスペシャリストでもあり、非常に守備範囲が広いです。見学に来た時に、どんな専門分野でも基礎ができていないと砂上の楼閣になってしまう、ただ闇雲に経験を積んでもいずれ良いジェネラリストになれるわけではない、最新のエビデンスをどう手に入れ、どう使うのか、どう説明したら納得してもらえるのか、基本を身につけなければ今後形無しになってしまうかもしれない…と痛感しました。せっかくなら基礎を丁寧に指導していただける、かつ応用編も経験できるような施設で最初の一歩を踏み出したいなと思い、ここのプログラムを選択しました。他県に出るのはこれが初めてであり、自分の中では結構大きな選択でした。

■ 専攻医から見た長野県立こども病院の良いところ
小児病院なので、「小児科」ではなく、循環器小児科、総合小児科、新生児科などなどと、細分化されているのがひとつ特徴です。どの分野の先生も、当たり前ですが基本を大事にしています。どう考えて、どう治療して、どう効果判定をするのか、どうしたら次うまくいくのか、それを日々の診療のなかで、また定期開催の専攻医レクチャーや各科内でのレクチャーで教えていただけます。もちろん、どれだけ頑張るかは自分次第なのですが、チューターとメンターが一人ずつついて、サポートしてくれます。チューター・メンターの先生がいなかったら挫折していたかもしれません…。チューターの先生は、はじめは毎月、慣れてきたら数か月に一回くらいのペースで、スイーツを食べながら面談してくれました。新天地で一人暮らしを始めてどうか?ご飯食べてるか?(まじで心配されました笑)、同期と仲良くできているか?各診療科をローテするにあたり辛いことはないか、泣きたいことはないか、などなどこんなにサポートしてくれるのかと驚きました。長野こどもの一番の魅力は、ひと、でしょうか。各科に本当にお世話になって頭の上がらない先生がたくさんいますし、こうなれたらなぁと思う先生がいます。今後も続くといいなと思います。
あとは、一般小児科医としての経験も大事です。まず一年は長野こどもで基礎を学び、その次の一年間は連携先の病院(1次から2.5次まで受け入れているいわゆる地域の中核病院です)に研修にいきました。未熟な専攻医でしたが、連携先病院の先生方も非常によくしていただけましたし、基礎を身に着けてから行くことでたくさんの症例を「自分が責任をもって診る」「十分に上司とディスカッションする」ことができたと思います(生意気言ってすみません…笑。)

■ 研修生活はどんな感じ?
各診療科(総合小児科、循環器小児科、血液腫瘍科、神経小児科、PICU、NICU)を3か月ずつ回り、関連病院研修(一年)があり、選択期間には2周目を回ったり、麻酔科を回ったりできます。どの期間も怒涛の勢いで進みます(笑)。一日のスケジュールは各科で違います。例えば血液腫瘍科は、血液検査が必須ですので朝の採血からスタートします。循環器小児科ではPICUやNICUにいる子のエコーから始まることが多いです。見学に来ていただければなんとなくわかると思います。忙しいときは忙しいですが、結構メリハリのついたスケジュールになっています。
夜間の救急当直はだいたい月4回前後で、それに加えて各科の拘束(当番)を上の先生と一緒に入る形になります。NICUやPICUでは県内の重症患者の搬送医療も担っており、ローテ中に何度も経験できます。初療なので緊張感はありつつ、でも研修が進むにつれてできることが増えてくるのでやる気がでると思います。
レクチャーも全体のものと各科のものとがあります。定期web開催の専攻医レクチャーから、ほぼ定期開催の濃厚な感染症レクチャー、グラム染色レクチャー、などなど。だいたいは勤務後にありますね。あとは救急シミュレーションでは実際に体を動かしながらシナリオを行います。僕もPALSインストラクターをしていますが、定期的にやる(やってもらえる笑)のが大事なんだと思います。
あとは各診療科にそれぞれ同期がいるので、どんな感じ?なんて聞きながらやっています。他施設としっかり比べたことはないのですが、どちらかというと温厚な専攻医が多い気がします。よくご飯もいきましたし、愚痴も言い合い、助けてもらいました。

■ 休日の過ごし方
初めはドライブがてら毎週富山に帰っていました(これがホームシックなんだなと思いました笑)。だんだん慣れてきて安曇野市内を散策しはじめました。安曇野・松本地区はおいしいパン屋とスイーツ屋が多いところです。まだまだ巡れていないところがありますが、ぜひご賞味あれ。大学時代は山岳部だったので、連休があれば山に登りました。病院からは常念岳がとてもきれいに見えます。冬はスキー・スノボ行き放題です笑。日本酒やクラフトビールがとにかくおいしいのも特徴で、驚くほど近くで手に入ります。先輩方とちょくちょく日本酒会をしていました笑。個人的なことですが研修中に結婚したので、妻との買い物やちょっとしたお出かけ、晩酌なども楽しみになっています。
まじめなことも書くなら…院内にはシミュレータがあり、例えばエコー(経胸壁と経食道)を週末練習したり、学会の準備をしたり。勉強しているとだいたい医局にはだれかいるのでちょっと雑談したり、でしょうか。

■ 後輩達にメッセージ
こんな小児科研修もあるのかなと知っていただけるといいと思うので、一度ぜひ見学にきてみてください。(見学のときは、レクチャーやシミュレーションも見てもらえたらいいと思うので、日取りの相談もしてもらえたら。)こんな僕が最後まで研修できたのは、間違いなく同期とスタッフのおかげでしょう。

さらにメッセージを見る

穏やかな安曇野の地で、専門性の高い小児医療の経験を!

  • 指導医 アレルギー科部長小池 由美
  • 出身大学:弘前大学

■ 指導医からみた長野県立こども病院の良いところ
高い専門性があるが、アットホームな雰囲気があり上級医への相談がしやすい
安曇野・松本の雰囲気がよい、日本の中央に位置しているので移動しやすく便利

■ こんな研修ができます!
小児科内における各領域での高い専門性医療を学ぶことができます。指導医から学べる研修医向けの勉強会、実技を伴うシミュレーションなど、実際の診療以外でも知識をブラッシュアップできる機会がたくさん設けられています。各科をローテーションするので、各診療科とのつながりができ、他科をローテーション中でも上級医に気軽に相談ができる環境があります。貴重な症例の経験をしたら臨床のみで終わるのではなく、学会発表や論文作成などの指導してもらえます。小児科専門医取得のためのスケジュールも上級医と相談しながら確実に取得することができます。

安曇野・松本は日本の中心に位置してして松本には空港もあるので、どの地域の学会などにも比較的移動がしやすく便利です。都内や名古屋までは松本から特急1本で日帰り圏内です。


■ 研修希望の方へメッセージ
私自身も当院で後期研修を行いました。自分の専門を決める前に各領域における高度な医療を経験することができ、自分の将来が想像しやすいです。面倒見のいい先生方が多く、患者さんの診療はもちろん学会発表や論文作成もご指導いただきました。自分の意欲次第で、勉強できる要素にあふれています。
研修先を決める際に、“先に一般小児科診療を経験して専門を決めてから、こども病院のような専門性の高い病院に勤務した方が経験値が上がるのでは”、とおっしゃっていただくこともありましたが、当院での研修では一定期間一般病院での研修を積むことができるため、そのような心配がありませんし、先に専門性の高い医療を経験したからこそ一般診療をしたときに患者さんに経験を反映できたことがあり、メリットが多くあったと感じています。

安曇野・松本の街は、のどかな中にも小さな軽井沢のような雰囲気がありおいしいお店がたくさんあります。雪は降りますが年に数回なので慣れていない方でも生活に支障はありません。敷地内に宿舎があり借りることもできますが、生活には車があった方が便利かもしれません。大型ショッピングモールなど近くにありますし、お城マニアに人気の松本城など観光スポットも車で20分程度の距離にあります。
“山が好きなので研修先に選んだ”という先生にもいらっしゃったり、勤務以外にも充実した時間が過ごせます。同じ趣味の仲間で活動ができるかもしれません。
ぜひ一度見学に来て雰囲気を感じてください!

この病院の見学体験記

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