医療法人社団こうかん会　日本鋼管病院

この研修プログラムの特徴

＜プログラムの目的と特徴＞

『1年目』　将来目指す専門によらず、まずは医学・医療の社会的ニーズを認識し、すべての臨床医に求められるプライマリ・ケアを習得するために基本的に必要な医学的知識や技能、及び医師としての適切な姿勢、態度を習得してもらいます。

『2年目』　志望科に重点をおいた研修を行い、3年目以降の後期研修にスムーズに移行できるよう配慮しています。当院は定員4名と少人数教育であり、指導医からマンツーマンで指導を受けることが出来、1人当たりの経験症例数も多く、手技の取り合いになることがなく、研修の定めに有る疾患はほぼ経験が出来、また希少な疾患の経験も出来ます。学会発表も研修期間で必ず機会を得るようプログラムしています。全科の距離が近いことにより、内科から外科へ送った患者さんのフィードバックが聞けるなど、とても効果的に学べます。

各種疾病の予防・健診、早期診断早期治療、救急医療、急性疾患、慢性疾患治療からリハビリテーション、訪問看護まで地域医療のニーズをトータルで学べます。

各科指導医によるマンツーマン指導に加え、毎月CPCや院内講演会（感染防止、医療安全等）、指導医のモーニングレクチャー、放射線科指導医による画像診断レクチャーが開催され、各科では定期的なカンファレンスで症例の検討がされます。

研修医室を設置しており、各々個人のデスク・本棚を提供します。また、教育図書が常備されており、インターネット（常時接続）にて「医中誌」「PubMed」等の文献検索が可能です。図書室には主要な書籍が常備され、オンラインジャーナルも閲覧可能です。

＜指導医から一言＞
　当院の募集はわずか4名ですが、他の病院では不可能な充実した濃い2年間を保証します。研修を志す学生の出身校にはこだわっておりません。当院は地域の中核病院として症例は豊富で、指導医も充実していますので十分な臨床経験を積むことができます。また、貴重な症例を学会で発表する機会を必ず得ることが出来ます。
　「この先生に診てもらって良かった」と、患者さんから感謝されるような治療だけでなく人間性も優れた臨床医の育成を目指しています。
　積極性と協調性のある方、是非一緒に学びませんか！