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医療法人社団東峰会 関西青少年サナトリューム

市中病院

医療法人社団東峰会 関西青少年サナトリューム

かんさいせいしょうねんさなとりゅーむ

    関西青少年サナトリューム後期研修プログラム

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    更新日:2023/11/09

    病院の早見表はこちら!

    • 指導医数(2020年度時点)

      11名

    • 在籍研修医数(2023年度時点)

      3名

      卒後3年次 0名

      卒後4年次 2名

      卒後5年次 1名

    • 給与

      卒後3年次(月給/年収)
      月給 721,750円/年収 8,661,000円

      卒後4年次(月給/年収)
      月給 763,375円/年収 9,160,500円

      卒後5年次(月給/年収)
      月給 805,000円/年収 9,660,000円

      詳細はこちら

    • 当直回数

      4回/月

      応相談

    採用関連情報

    • 病院見学実施日

      随時

    • 採用予定人数

      2人

    • 試験日程

      ご要望により日程調整いたします。

    専門研修・サブスペシャルティ

    診察科精神科
    基幹施設/連携施設
    基幹施設

    基幹施設: 神戸市立医療センター中央市民病院神戸大学医学部附属病院大阪赤十字病院 【連携】精神科専門研修プログラム、 地方独立行政法人岡山県精神科医療センター、京都府立洛南病院
    連携施設
    神戸市立医療センター中央市民病院大阪赤十字病院神戸大学医学部附属病院、京都大学医学部付属病院 岡山県精神科医療センター

    診療科情報

    診療科名病床数医師数指導医数平均外来患者数平均入院患者数
    精神科394床17名10名109名/日337名/日

    精神科

    病床数医師数指導医数平均
    外来患者数
    平均
    入院患者数
    394床17名10名109名/日337名/日

    その他の診療科情報はこちら

    この研修プログラムの特徴

    本施設群は基幹病院と5つの連携施設で構成される。基幹病院では民間精神科病院として幅広い症例と治療場面、地域医療や生活に即した治療を経験することができる。さらに大学病院、総合病院、公立精神科病院である連携施設との協働により、臨床研究や基礎研究など先進的で学究的な経験することやリエゾン・コンサルテーション精神医学を学ぶことができる。専攻医の希望を取り入れながら柔軟な研修プログラムを提供することが可能である。
    基幹病院である関西青少年サナトリュームは394床を有する民間精神科病院である。「敷居の低い癒しの場としての病院をめざして」の理念の下、多職種が連携してチーム医療を行い、多面的な視点から患者・家族の生活全般を視野に入れた支援を行っている。法人として訪問看護ステーション、就労支援事業所、相談支援事業所、グループホームなどの運営を行っている。各種の地域医療機関・福祉機関とも緊密な連携関係を保っており、地域医療の一端を担っている。病棟種別としては精神科救急病棟、精神科急性期病棟、精神一般病棟、精神療養病棟があり、統合失調症、気分障害、神経症性障害などをはじめ、発達障害、思春期症例、認知症など幅広い症例を対象とした治療を行っている。また、難治性精神疾患に対してはクロザリルや修正型電気けいれん療法(m-ECT)などの治療を積極的に取り入れている。専攻医は研修指導医の指導を受けながら精神科救急医療、急性期から回復過程までの入院治療・リハビリテーション、また退院後の外来治療を主治医として取り組む。近隣医療機関におけるリエゾン・コンサルテーション精神医学を経験する。またアウトリーチサービス(訪問診療等)、就労支援に携わり、多職種、他機関との連携などにより病院内だけではなく地域での医療を通して精神科臨床医としての多角的な経験を得ることができる。連携病院である地域を代表する大学病院、総合病院、公立精神科病院での研修では他科診療科と連携したリエゾン・コンサルテーション精神医学を経験するとともに児童・思春期精神医学、依存症治療、司法精神医学についてさらに研鑽を積む。また臨床研究・基礎研究を垣間見ることにより精神科専門医として大きく羽を広げることが期待される。

    こだわりポイント

    • 関連病院が多い

      基幹施設として6つの連携病院と、連携施設として7つの基幹病院と連携しており様々な研修プログラム選択の相談に乗ることができます。

    • 症例数が多い

      専門医、指定医取得に必要な症例数は十分にあります。

    • 指導体制が充実

      11名の専門医指導医が常勤医として在籍しており、指導体制は整っています。専門医、指定取得の際には医局全体でサポートいたします。後期研修中の当直では、常勤医が必ずオンコール待機し必要に応じすぐに来院できる体制をとっております。

    • その他

      医局内の関係性はもちろん、医局と看護部、検査部、PSWなどコメディカルとのとの関係性も非常に良好です。

    午前症例検討会
    病棟業務
    修正型電気痙攣療法
    病棟業務
    デイケアカンファレンス
    病棟業務
    病棟業務修正型電気痙攣療法
    病棟業務
    午後病棟業務外来業務病棟業務病棟業務
    病棟カンファレンス
    病棟業務
    夕方医局会
    抄読会(不定期)
     午前午後夕方
    症例検討会
    病棟業務
    病棟業務医局会
    抄読会(不定期)
    修正型電気痙攣療法
    病棟業務
    外来業務
    デイケアカンファレンス
    病棟業務
    病棟業務
    病棟業務病棟業務
    病棟カンファレンス
    修正型電気痙攣療法
    病棟業務
    病棟業務

    研修環境について

    責任者
    内藤 憲一  研修担当医長
    責任者の出身大学
    岡山大学
    当科病床数
    394床
    当科医師数
    17.0名
    当科平均外来患者数
    108.6名/日
    当科平均入院患者数
    337.0名/日
    在籍指導医(2020年度時点)
    11名

    神戸大学・京都大学・札幌医科大学・山口大学・岡山大学・関西医科大学・鳥取大学・北海道大学・筑波大学

    専攻医・後期研修医(2023年度時点)
    合計 3名

    卒後3年次の専攻医・後期研修医数
    0名(男性 0名:女性 0名)


    卒後4年次の専攻医・後期研修医数
    2名(男性 1名:女性 1名)


    卒後5年次の専攻医・後期研修医数
    1名(男性 1名:女性 0名)


    カンファレンスについて
    医局症例検討会(毎週1回)
    各病棟カンファレンス(毎週1回)
    抄読会、外部講師勉強会(不定期)
    研修修了後の進路
    当院常勤医師、大学院進学、他病院常勤医師など(これまで、後期研修医の意向に沿い、次のステージに進むお手伝いをしています。)
    関連大学医局
    神戸大学、京都大学

    給与・処遇について

    給与
    卒後3年次(月給/年収)
    月給 721,750円/年収 8,661,000円
    卒後4年次(月給/年収)
    月給 763,375円/年収 9,160,500円
    卒後5年次(月給/年収)
    月給 805,000円/年収 9,660,000円

    週4日実働で週1研修日、当直平日月3回、当直休日月1回の場合
    学会補助
    あり
    当直回数
    4回/月

    応相談
    当直料
    42,000円/回

    日直・年末年始は別途。資格・経験年数に応じて当直料規定あり。

    病院見学・採用試験について

    病院見学
    病院見学実施日
    随時

    ご希望により日程調整いたします。
    試験・採用
    試験日程
    ご要望により日程調整いたします。
    選考方法
    面接
    採用予定人数
    2人

    応募連絡先
    狩場 一郎 (医療連携担当副部長)
    TEL:078-967-1202(代表)
    E-mailkariba@tohokai.jp

    研修医の方へメッセージ

    • 理事長・院長瀬川 義弘
    • 出身大学:京都大学

    本院は、1966年(昭和41年)、自閉症の専門治療施設として設立されました。その後、統合失調症や気分障害(躁うつ病及びうつ病)あるいは神経症といった成人の精神疾患も幅広く診るようになっています。本院は以前より、患者さんの人権を重視し、病棟の開放化や地域医療の推進に努めて来ました。現在は、「包括的地域医療の確立」に向けて、訪問看護や訪問診療、就労支援等の分野に力を注いでいます。一方、救急や急性期の治療にも積極的に取り組んでおり、クロザリルによる薬物療法やECT(電気けいれん療法)といった治療においても、その治療成績の向上に努力しています。                          

    私は、かねがね「精神科病院のありようそのものが、精神疾患或いは精神障害者に対する差別・偏見を助長し拡大してきたのではないか」と考えてきました。精神科病院のありようを変え、地域医療に貢献する事こそが、精神科病院で働く者の使命だと考えています。


    幸い、本院は、優秀で熱心なスタッフに恵まれており、職場環境は明るく伸びやかで和気藹々としています。一方、精神科診療所や総合病院精神科との関係は良好で、多くの先生方と交流を深めてきました。そして、合併症の治療においても、近隣の多数の医療機関に助けられており、ことの他円滑に進んでいると思います。

    最後になりましたが、「敷居の低い癒しの場としての病院をめざして」の理念の下、熱意ある若い先生方と一緒に働き、お互いに切磋琢磨できることを願っています。   

    • 研修担当医長内藤憲一
    • 出身大学:岡山大学

     初期研修を終えていよいよ精神科の専門研修のスタートです。精神科医としての土台を作っていく重要な時期になります。みなさんが研修に求めるものは何でしょうか?
     精神科医が成長していくためには知識に加えて経験が必要です。さらに知恵を育てていく必要があります。意欲があれば知識は身につけることができます。自ら希望すればどんどん経験を積むことはできます。では知恵を身につけるにはどうしたらよいでしょうか。
     「研修プログラムの特徴」にあるような研修内容はもちろんのことなのですが、職場の雰囲気や人間関係は仕事をする上で大変重要です。日々責任の大きな仕事や先の見えにくい状況(曖昧な状況に耐えるのも精神科医として大切な資質です)の中でいかにそれを乗り切っていくか。医局会や症例検討会での意見の交換は日々の臨床において大変有意義です。一方、医局内での(院長の言うところの「和気あいあいとした」)“インフォーマル”なやりとりは医局内での雰囲気がよくなければできません。中井久夫先生は「ダッグアウト」と表現されました。馴れ合いではなく、お互いに声を掛け合い、支え合い、またお互いを敬い、切磋琢磨し合う関係性でもあります。
     病棟を始めとして、外来、作業療法室、地域相談室、検査、薬剤部、給食、事務、そしてデイケアや訪問看護室など他部署を歩いてまわること。また近隣の総合病院やクリニック、地域の医療福祉関係機関など。そこに働く全ての人々との繋がりを作ること。それぞれの仕事を知り、相手を労いつつ、顔の見える関係を築いていく。自分が一人ではなく、たくさんの人との布置の中で仕事をしていることを知ることによって自分の仕事が見えてきます。協力しながら工夫を重ねていくことで初めて達成できることがあります。
     自分の研修の時代を振り返ると、ひとりひとりの患者さんにじっくりと向き合っていく時間がいかに大切であったかと思い返し、そのような環境で研修ができた幸甚を今更のように感じます。
     私達の目標は「患者さんが元気になってもらうことの手伝いをすること」「患者さんの役に立つ仕事をすること」です。そして、そういった仕事ができる人が育っていける環境を提供できることは私達の喜びでもあります。

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    • 常勤医師河村麻美子
    • 出身大学:筑波大学

     市中総合病院(外来、リエゾンのみ)で1年研修したのち、関西青少年サナトリュームで後期研修を行い。現在、当院常勤医として勤務しています。
     医局の先生方は優しく、こちらの仕事のペースを見ながら段階的に症例を当てていってくれました。診断や治療に迷った際にはすぐに相談できるのはもちろん、辛いこと、困ったことがあった時にも気軽に話を聞いてもらえます。超過勤務はほとんどなく、当直外の休日出勤もありません。受け持ち例は統合失調症、双極性障害が多いですが、認知症や児童思春期症例も定期的に入院があるため、指定医取得には1年で事足ります。
     総合病院ではケースワークや法律の扱いを全く経験することがなかったので、赴任前はその点がとても不安でしたが、コメディカルの方々が積極的に関わってくれるので困ることはほとんどありませんでした。
     病棟は7病棟あり、急性期から慢性期まで様々です。慢性期病棟はやや古い病棟ではじめは抵抗がありましたが、すぐに慣れ、次の勤務先への幅が広がりました。
     立地が良いとはいえませんが、新快速停車駅から送迎が出ており、遠方からでも十分通えると思います。

    • 京都大学医学部精神科神経科助教上月 遥
    • 出身大学:神戸大学

     関西青少年サナトリュームでは後期研修3年の内、2年目の1年間研修させていただきました。研修中は興味とエネルギーがあれば、どんな症例でも「一緒に診させてください」と申し出て、診療に参加し、指導を仰ぐことができました。後から考えると、症例が増えすぎてオーバーワークにならないように、また経験すべき症例を優先して担当できるよう、上手に配慮いただいていたように思います。仕事のオンオフもはっきりしていて、集中して研修ができている充実感がありました。精神保健指定医の申請に関係するような重要な症例については、必ず1年で全ての症例を十分に研修できるよう、計画性をもって熱心に指導してくださるので、心強く、安心して研修を行うことができました。
     まず、研修を通じて、経験と教育のバランスがとてもよかったと感じています。「百聞は一見に如かず」で、やはり実際の症例、現症、経過を目の前で経験する、ということは何事にも代えがたい財産です。とにかく豊富に経験できる、という点は重要でした。ただ、経験するだけでなく、「十分に習得すること」がうまく積み重なった1年であったと感じています。教育面に関しても充実しており、日々の医局でのフランクなディスカッションにも大いに刺激を受けましたが、それ以外にも有志による抄読会、外部から講師を招いての講演会、症例検討会などたくさんあるので、学術的・文献的知見に物足りなさを感じることはありませんでした。
     また、全体として、温かみのある病院の雰囲気には大変たすけられました。病院内の多職種の連携が良く、関連職種の専門的な視点や意見に学ぶところが多かったです。医局では、指導医それぞれに個性・得意とする分野があり、お互いにリスペクトしながら、後期研修医を丁寧に育てていこうという環境だったことが、心穏やかに充実した研修生活を送れた最大の要因だったのではないかと思います。

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