東京都・特別区・八王子市・町田市　保健所（公衆衛生医師）

ＷＨＯ世界保健機関は、健康について「単に疾病に罹患していないだけではなく、身体的、精神的、社会的に健全であること」と定義しています。この真の「健康」の保持増進のためには、臨床医療だけではなく、社会制度として健康施策を推進する必要があり、公衆衛生行政を担う多くの医師の活躍が求められています。
東京都では、かつて経験したことがないほど急速に少子高齢化が進む中、都民が生涯にわたって生き生きと健康に暮らせる都市「東京」の実現を目指して、保健、医療、福祉サービスの充実に取組むとともに、首都直下型地震の脅威やグローバル社会での新たな感染症の発生リスクなどに備えた危機管理機能の強化を進めています。
皆様にも、都民１３７０万人の生命と健康を守るため、医師としての専門的知識や経験を活かして、東京都の公衆衛生行政に参画していただけることを期待しています。

東京都の公衆衛生医師は、対象とする人口が約1,370万人ときわめて多いため、感染症対策では群を抜いて多彩な事例を経験できます。学会発表に対する支援も充実しています。疾病や障害を持つ方が、病院の中だけではなく地域で生活していくためにはどのような支援が必要か、そのためにはどのような政策が必要かを学ぶことができ、公衆衛生医師の仕事は充実しています。