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京都家庭医療学センター

市中病院

京都家庭医療学センター

きょうとかていいりょうがくせんたー

    京都家庭医療学センター総合診療専門研修プログラム

    下記ボタンから申し込むと、施設へ連絡が届きます。

    更新日:2024/06/04

    毎週火曜日のレジデントデイの様子。上京診療所の会議室にそれぞれの研修施設から集まって輪読会やポートフォリオ検討を行います。
    偶数月には京都府北部や滋賀県の先生も集まり、ポートフォリオをブラッシュアップしていきます。

    病院の早見表はこちら!

    • 在籍研修医数(2024年度時点)

      4名

      卒後5年次 4名

    • 給与

      卒後3年次(月給/年収)
      月給 437,100円

      卒後4年次(月給/年収)
      月給 447,400円

      卒後5年次(月給/年収)
      月給 457,900円

      詳細はこちら

    • 当直回数

      0回/月

    採用関連情報

    • 病院見学実施日

      ホームページのお問い合わせ、またはレジナビWebに記載している豊田のメールアドレスまでメールをいただき、見学日を調整します。

    専門研修・サブスペシャルティ

    診察科総合診療科
    基幹施設/連携施設
    基幹施設
    サブスペシャルティ
    新家庭医療専門医
    病院総合診療専門医
    在宅専門医
    基幹施設で参加している
    プログラムもあります。
    京都北部総合診療専門研修プログラム

    この研修プログラムの特徴

    当プログラムには大きく5つの特徴があります。
    ①京都府内のプログラム関連施設で総合診療専門研修が完結できます。
    ②総合診療/家庭医療を学ぶ上で必要な、継続的に患者さんの診療に携わることができます。
     外来~病棟~在宅の場でシームレスな診療を経験することで、実は都市部でこそ深刻な独居や貧困などの困難(SDH)を抱えた多層な患者層へのアプローチを学ぶことができます。また民医連ということもあり、どの施設でもMSWやセラピスト、栄養士等との多職種連携が活発で、かつ院内の職員だけでなく地域の介護・福祉や地域住民との連携が実践できます。
    ③自然に囲まれた京都府北部でのへき地研修では、医療資源の乏しい地域ならではの家庭医へのニーズの高さや地域との距離感の近さから、多面的な地域医療・地域活動を経験することができます。京都府北部には当プログラムの中でも腕利きの指導医が2名在籍しており、市内のプログラムに引けを取らないほど充実した研修期間を過ごすことができます。
    ④毎週のレジデント・デイや隔月のグループ会議で他科研修中でも専攻医を一人にせず、ポートフォリオ作成支援を受けることができます。また臨床研究の指導に長けた指導医も基幹病院には在籍しているため、興味があれば臨床研究も行うことができます。
    ⑤各個人のワークライフバランスを尊重した研修を受けることができます。現在のプログラム責任者の先生は、当プログラムでは男性医師で初の産休を取得しました。他にも子育てをしている医師が多く、子育てをしながら研修し専門医を取得された先生もいます。

    京都最古の歴史のあるプログラムですが、今の時代に合わせた研修スタイルを提供しています。当プログラムで、自分らしく家庭医を目指しませんか?
    一緒に楽しく研修したい専攻医を心よりお待ちしております!

    URL

    https://kcfm.jp

    研修担当者 連絡先

    担当:京都民医連事務局医師部 豊田明子

    E-maila-toyoda@kyoto-min.org

    TEL075-314-5011担当者に通話する

    こだわりポイント

    • 福利厚生が充実

    • 女性医師サポートあり

    • on off がハッキリ

    • 産休育休取得者あり

    基幹病院 あすかい病院での研修の一例

    総合診療専門医研修でいう内科または総合診療専門研修Ⅰの場合(内視鏡研修は過去に専攻医の希望に沿って実施しました。)

    午前外来研修病棟病棟病棟内視鏡研修
    午後病棟レジデントデイ病棟病棟・病棟Cf.病棟・内科Cf.
    夕方
     午前午後夕方
    外来研修病棟
    病棟レジデントデイ
    病棟病棟
    病棟病棟・病棟Cf.
    内視鏡研修病棟・内科Cf.

    偶数月の第3土曜日は夕方からグループ会議があります。

    研修環境について

    責任者
    宮川 卓也
    責任者の出身大学
    京都府立医科大学
    在籍指導医
    主な出身大学
    滋賀医科大学, 京都大学, 京都府立医科大学

    専攻医・後期研修医(2024年度時点)
    合計 4名

    卒後4年次の専攻医・後期研修医数

    主な出身大学
    東京女子医科大学, 川崎医科大学

    卒後5年次の専攻医・後期研修医数
    4名(男性 2名:女性 2名)
    主な出身大学
    筑波大学, 東京医科歯科大学, 富山大学, 川崎医科大学

    現在専門研修を行なっている4人のうち1人は総合内科研修からのダブルボートです。

    給与・処遇について

    給与
    卒後3年次(月給/年収)
    月給 437,100円
    卒後4年次(月給/年収)
    月給 447,400円
    卒後5年次(月給/年収)
    月給 457,900円

    宿舎・住宅
    あり
    学会補助
    あり
    当直回数
    0回/月

    病院見学・採用試験について

    病院見学
    病院見学実施日
    ホームページのお問い合わせ、またはレジナビWebに記載している豊田のメールアドレスまでメールをいただき、見学日を調整します。

    研修医の方へメッセージ

    歴史ある街で『人と地域を診る』医師に

    • プログラム責任者宮川 卓也
    • 出身大学:京都府立医科大学

    京都家庭医療学センターでは、京都という歴史ある街において幅広いフィールドで研修を行っています。外来-訪問診療-病棟のシームレスな経験、地域包括ケア研修を行う中で、患者さん、家族、地域を診る力を育てています。また多職種連携のリーダーシップ、プロフェッショナリズムの育成に努めています。専攻医、指導医とも産休、育休、時短勤務を積極的に取得するなど、ワークライフバランスを重視しています。もちろん診療の質を高めることも重視し、外来や病棟での日々の振り返り、毎週のレジデントデイでの学習(SEEAやコアレクチャー)、ポートフォリオ作成支援(レジデントデイ、隔月のグループ会議、eポートフォリオ)などを行っています。さらに研修修了時は、MCQやCSAを用いた独自の修了試験を行っています。指導医、先輩専攻医と一緒に学び、『人と地域を診る』医師を目指していきましょう!

    • 総合診療専門医3年目平尾 樹梨
    • 出身大学:川崎医科大学

    はじめまして!私は2022年から研修を開始し、2024年度現在、診療所で研修をしています。この診療所は、当プログラムでは初めて総合診療専門研修を受け入れて下さった診療所ですが、多職種のスタッフと力を合わせながら地域の住民の健康を守り、底上げするために日々診療を行っています。
    民医連という団体の特徴で、SDH(Social Determinants of Health;健康の社会的決定要因)という言葉が広く認知されるようになる以前から、それに焦点を当てて活動してきたこともあり、医師のみならず看護師やMSW、セラピスト、栄養士と様々な職種のアンテナが鋭く、困難を抱えた人々を掬い上げることに長けています。なので、総合診療(家庭医療も含め)を行うにはとても活動しやすいフィールドになっています。
    総合内科は病気を中心として病気→臓器→細胞→遺伝子とミクロに視点を移していきますが、総合診療(家庭医療)は病気ではなく患者さんを中心として病気も視野に入れながら(病気→)患者→家族→地域とマクロに視点を移していきます。
    もしこのメッセージを読んでいる方が、病気の診断や治療よりは、その患者さんがどういった生活をしどういった人生を過ごしてきているのかに興味があったり患者さんと話をすることが好きだったりするなら、総合診療に向いているかもしれません。

    2019年度から始まった専門研修で不安を感じている方もいると思いますが、私たち上級医がサポートします。
    一緒に研修できる日を心待ちにしています!

    一日の研修スケジュール例
    午前中
    訪問診療または外来研修
    火曜日PM
    レジデント・デイ
    金曜日PM
    家庭医療指導医との振り返り
    さらにメッセージを見る

    京都の”地域”で家庭医として働くこと

    • 京都協立病院家庭医療学センター 代表 ふくちやま協立診療所 所長寺本 敬一
    • 出身大学:滋賀医科大学

    当プログラムでは、京都北部の地域に根ざした家庭医療を実践している病院や診療所で、一人の患者さんを継続的に、外来、病院(急性期治療、リハビリテーション)を経て、在宅と場を変えても診療することができます。
     家庭医療の原理、患者中心の医療を重視して、日頃から患者さんとのコミュニケーションを大事にして、診療を行っているので患者さんとの信頼関係は強く、感謝されることも多く、やりがいがあります。患者さんの最善のために、多職種協働で治療、ケアを提供し、患者さんやご家族の笑顔がみることができて、喜び合うことができます。診療所では、内科的慢性疾患の診療が中心ですが、精神的問題を合併している方は多く、整形外科、皮膚科的な問題にも一定のレベルで対応することが出来るので、一人の人を包括的に診ることができます。
     小生は、在宅診療、在宅ホスピス緩和ケアに関心があり、年間10名前後の在宅看取りをしていますが、診療所看護師、訪問看護師との緊密な連携、病院医師との連携で、週末の休みや年末年始、お盆の休み、1週間の夏休みでリラックスすることができて、月の残業も30時間くらいで、家族と一緒に過ごす時間があります。また、看取り後のグリーフケア訪問も積極的に行っており、故人を偲びつつ、ご遺族のグリーフクアを行います。とても感謝されることが多く、やりがいのある仕事をさせていただいていることをありがたく感じています。
     京都北部にはのんびりとした自然もあり、ゆったりと散策することもできますし、海や山にも比較的短時間でアクセス可能です。
     とにかく、「家庭医は、毎日が楽しくて仕方ない」ということを伝えたいです。どうして地域の家庭医になる人が少ないのか不思議なくらいです。一度経験したら、きっと分かってもらえると思います。ぜひ一度見学にきて、体感してみみてください。

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