富永病院

この研修プログラムの特徴

脳神経外科専門研修総合南東北病院プログラムは、（一財）脳神経疾患研究所附属総合南東北病院（福島県）を基幹施設とし、南東北グループ病院と社会医療法人寿会富永病院を連携施設として構成されるプログラムです。
卒後3年目～5年目で脳神経外科専門医試験合格を目指し、基幹施設での６ヶ月間の研修が組み込まれています。
全国から集まる豊富な指導者と症例を通して、脳神経外科領域の基本的・応用的かつ実践的臨床能力をもつ、世界的に活躍できるトップレベルの脳神経外科専門医を育成するプログラムです。
脳動脈瘤410件（うち開頭術199件、血管内211）は全国１位、脳腫瘍摘出術は185件で近畿圏で２位となっています（ともにコロナ禍以前）。
脊髄・脊椎・末梢神経疾患の治療、脳動脈瘤や頸動脈狭窄などに対する血管内治療、三叉神経痛や顔面けいれんの診断治療を多く経験できるのも特徴です。
毎週カンファレンスを開催し、各分野を専門とする経験豊富な指導医師とともに手術前後の症例検討を行います。
24時間常時MRIやCT撮影等の検査を行う体制があり、気になる臨床所見があればすぐに検査することができるため、神経画像診断の経験も積んでいただけます（放射線科医による読影も行っており、判断できない場合は上級医に相談できる環境も整っていますのでご安心ください）。
毎年12月にプログラム連携施設が集まり、年間の治療成果・研究成果発表する神経セミナーが開催され、連携施設間の交流をはかり診療レベルの向上を図っています。